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米CDC職員75人、炭疽菌に接触の恐れ [抗生剤を投与して経過を観察]

米CDC職員75人 炭疽菌に接触の恐れ


アトランタ米疾病対策センター(CDC)は19日、

職員約75人が手違いによって

炭疽菌にさらされた可能性があると発表した。

対象となる職員には抗生剤を投与して経過を観察しているが、

「感染の可能性は極めて低い」としている。


それ以外のCDC職員や職員家族、

一般市民が危険にさらされる事態とは考えておらず、

特に対策を講じる必要はないと説明している。



これまでの報道によると、

特定の研究施設で試料の不活性化が適切に行われず、

その試料が生菌を扱う設備のない研究施設3カ所で実験に使われた。

この3施設の職員は、

菌が不活性化されていると思って

適切な感染予防措置を講じなかったという。



今回の事態は6月13日に発覚した。

炭疽菌は皮膚や肺、

腸を通じて感染する。

発熱や頭痛などかぜのような初期症状が出て、

最悪の場合は死亡することもある。



CDCは再発防止に向けて安全対策を見直すと発表した。


米ミズーリ州で、

自分がエイズウイルス(HIV)に感染していると

知りながら性的関係を持ち、

300人以上を感染の危険にさらしたとして男が訴追され、

5日に同州ストッダード郡の裁判所に出廷した。



検察によると、

訴追されたのはデビッド・マンガム容疑者(36)。

調べによると、

マンガム容疑者は2003年にHIV陽性と診断されたにもかかわらず、

その後もインターネットや公園などで出会った相手と

無防備な性的関係を持ち続けていた。

マンガム容疑者は調べに対し、

パートナーのうち50~60人はスタダード郡に住んでいると供述。

しかしほとんどの場合、

相手のことはファーストネームしか知らないと話しているといい、

相手を探し出して感染の危険を告知するには困難が予想される。

逮捕のきっかけとなったのは、

元パートナーの男性がマンガム容疑者に

うそをつかれたとして警察に届け出たことだった。

警察によると、この男性は検査の結果、

HIV陽性と診断された。



裁判所はマンガム容疑者の

保釈金を25万ドル(約2500万円)に設定した。

ミズーリ州の州法は、

相手の同意なくHIV感染の危険にさらす行為を重罪として扱い、

15年以下の禁錮を定めている。

相手を実際に感染させた場合は終身刑を言い渡される可能性がある。




エイズ母子感染の女児、事実上初の「治癒」、米国


米国の研究チームは3日、

母親の胎内でエイズウイルス(HIV)に感染した

米ミシシッピ州の2歳の女児が、

出生直後からの抗ウイルス薬投与の結果、

初めて

「機能的な治癒」に至ったと発表した。

機能的な治癒とは、

ウイルスが通常の血液検査では

検出されないレベルにまで抑制された状態を指す。

ウイルスが完全に消滅したわけではないものの、

生涯にわたって治療を受け続ける必要はなくなるという。

この症例は米アトランタで開かれた

レトロウイルス・日和見感染学会で発表された。

女児の母親は出産の直前になってHIVの陽性反応が確認され、

母子感染を防ぐための治療も受けていなかった。




治療に当たったミシシッピ大学医療センターの

HIV専門医ハナ・ゲイ医師は、

感染のリスクが高いと判断し、

出生後約30時間で女児に抗ウイルス薬の投与を開始。

治療には3種類の薬剤を使った。

女児は数日のうちに、

HIV感染が確認された。


治療の結果、

女児の血中のウイルスは減少し続け、

治療開始から29日以内に、

通常の血液検査では検出できないレベルに到達した。

抗ウイルス薬の投与は生後15カ月まで継続。


その後、

母親が何らかの理由で投薬を中止したが、

医療関係者の介入で治療を再開したという。



母親が8~10カ月にわたって治療を受けるのをやめさせた後も、

女児の血中にHIVは検出されなかったという。

「HIVに感染した乳児に一定期間の治療を行った後、

治療を中止してもウイルスが復活しないことが確認されたのはこれが初めて」

(マサチューセッツ大学のキャサリン・ルズリアガ医師)だという。




これまでの治療では、

母子感染の疑いのある乳児には6週間にわたって予防薬を投与し、

HIV感染が確認された時点で治療を開始するのが一般的だった。

しかし、

ゲイ医師は今回の症例について、

出生直後、

まだHIVの陽性反応が確認されないうちから

抗ウイルス薬を投与したタイミングが重要だったと解説。

「さらに研究を進め、

早期に効果的な治療を行うことによって

今後も一貫して同じ結果が出ることを実証したい」と話している。




研究者によると、

過去にエイズの治癒が報告された症例は1件のみ。

ドイツ在住の米国人男性が2007年に白血病治療のため骨髄移植を受けた結果、

白血病だけでなくエイズも治癒したと報告されている。

この男性は昨年、

CNNの取材に対し、

「あらゆる機関で血液検査や内視鏡検査を受けたが、

HIVは見つからなかった」と話した。

ただしこれは極めて例外的なケースとされる。

ミシシッピ州の女児は定期的な検査を受けているが、

ゲイ医師によると、

現時点でHIVは検出されていないという。



性行為教える「通過儀礼」、少女が実態語る、マラウイ



マラウイ・チラズル(CNN)アフリカ南東部のマラウイで、

子どもたちに性行為を教える通過儀礼の慣習をやめさせようと、

人権団体などが啓発活動を展開している。

同国南部のチラズルに住むグレースさんは10歳だった当時、

「イニシエーションキャンプ」と呼ばれる通過儀礼キャンプに参加した。

同地域ではこの年頃になったすべての

少女がキャンプに参加することになっていて、

「私たちは喜んで参加した。

そこで何があるのか知らなかったから」とグレースさんは振り返る。

しかし到着してから聞かされた言葉に愕然とした。

「男性と寝て、

子どもの『あか』をはらい落とさなければならない。

そうしなければ病気になる」

お手本として、

1人の少女が横になり、

年上の女性がその上に乗る様子も見せられた。

「ダンスを踊って自分の上の男性を喜ばせなければならない」と言われ、

性行為のやり方を教えられたという。

グレースさんの参加は家族も承諾しており、

少女たちが人身売買されるわけでも、

風俗産業で働くことを強要されるわけでもない。




ただ同地で何世代にもわたって受け継がれてきた通過儀礼だった。


少年と少女は別々のキャンプに参加し、

地域社会に伝わる風習や、

大人になることと性の問題について説明を受ける。

マラウイには多様な言語を話すさまざまな民族が住み、

文化や制度は地域によって異なる。

しかし、

人権違反調査を担うマラウイ人権委員会によると、

特に南部の一部の民族は、

通過儀礼として結婚前の性行為を奨励しているという。

同委員会は、

6歳の少女がキャンプに参加させられ、

性行為の仕方を教えられているケースもあると報告。

「幼い子どもたちの教育権、

健康権、

個人の自由と尊厳の権利など、

多数の権利が侵害されている」と訴える。

米ジョンズホプキンス大学の調査団がまとめた

2012年の報告書によれば、

通過儀礼の一環として男性と性行為をさせられたと訴える少女もいたという。

「この男性のせいでエイズウイルス(HIV)に感染したという少女もいる」

「この性教育には何のメリットもない。

少女たちを傷つけ、

未成年の結婚をあおる一因になっている」

と女性人権団体の担当者は憤る。



国の統計によると、

15~49歳のHIV感染者及びエイズ患者は

同国の人口の10%超を占める。

WHOなどの統計によれば、

18歳までに結婚する子どもは半数を占め、

産婦の死亡率も高い。

妊婦の35%は10代だという。

多くの少女がキャンプでの経験について沈黙する中で

今は15歳になったグレースさんは、

国連財団の同行記者団に自身の体験を語った。

女性の権利団体などは各地域や民族の指導者に働きかけて、

キャンプの内容を変えるよう説得する活動を続けている。

グレースさんが住むチラズルでは、

キャンプで性行為を教える課程が中止された。

グレースさんは今、

キャンプに参加した少女たちに、

幼少時の性行為の危険性について語っている。



母親が娘を売る――カンボジア児童売春の実態


プノンペン、

児童買春が横行するカンボジアで、

「売春村」と呼ばれるプノンペン近郊の貧しい漁村、

スワイパーをCNNの取材班が訪ねた。

10代前半の子どもを性産業の闇へ送り出しているのは、

貧しさに耐えかねた母親たちだった。

スワイパー村の少女、

キエウさん(14)は12歳の時、

病院に連れて行かれて検査を受けた。

医師が発行した「処女証明書」とともにホテルへ回され、

カンボジア人の男に2日間強姦された。

心に傷を負って帰宅したキエウさんを、

母親はその後も繰り返し売春宿での「仕事」に送り出した。

相手はタイやカンボジアの男たちで、

キエウさんがまだ幼いことを承知していたという。

次は半年間の仕事に出されると知った時、

キエウさんは家から逃げ出した。

母親のネオウンさんはCNN取材班とのインタビューで、

「娘を売るのは心が痛んだが、

どうしようもなかった」

「借金のせいでそうするしかなかった」と話した。

父親が結核で倒れ、

家業の養殖が続けられなくなった。

高利貸しに借りた200ドル(約2万円)は、

あっという間に9000ドル余りの借金に膨れ上がった。

キエウさんが最初の男から受け取った500ドルを返済にあてても、

到底足りる額ではなかった。



キエウさんは現在、児童買春の犠牲になった子どもたちを支援する団体、

アガペ・インターナショナル・ミッションズ(AIM)の

保護施設で暮らす。

施設にはわずか4歳の女児もいる。

団体を率いる米国人の元牧師、

ドン・ブルースター氏(59)はスワイパー村の実情を知り、

3年前に妻のブリジットさんとともにここへ移り住んだ。

「この村は小児性愛者が幼い少女を求めてやって来る場所として、

世界中に名を知られている」

「私たちがここに住み始めた当時、

8~12歳の子どもはひとり残らず売り飛ばされていた」と、

ブルースターさんは話す。

地元の少年少女だけでなく、

農村部や隣国ベトナムからも、

子どもたちを乗せた車が集まってきた。

多くの少女たちが売春業者に売られる状況は今もあまり変わっていない。

村では最近取り締まりが強化されたが、

カラオケ・バーを装った売春宿が多数出現するなど、

闇の営業が増えるばかりだ。

国連児童基金(ユニセフ)の推計によると、

カンボジアの性労働者4万~10万人のうち、

約3分の1を子どもが占めているという。

その背景には警察の権限の弱さや売春業者との癒着、

貧困問題などがあると、

専門家らは指摘する。



同国では1日の生活費が2ドルに満たない

貧困層が人口の約半数を占める。

スワイパー村は特に貧しく、

大半の世帯は1日1ドル以下で生活している。

船で暮らす水上生活者も多い。

キエウさんの近くに住む親類の一家は嵐で家が損壊し、

養殖場の魚も失った。

高利貸しからの借金約6000ドルを抱え、

取り立てにおびえる毎日だった。

娘のセファクさんは13歳で医師の証明を受け、

プノンペン市内のホテルで3晩、

中国人の男の相手をさせられた。

セファクさんの母親はこの男から800ドルの報酬を受け取った。

セファクさん宅の近所で育ったトーハさんは、

8人きょうだいの2番目だ。

14歳の時、

証明書とともにホテルへ送り出された。

帰宅後にその相手から呼び出しの電話がかかってくるようになった。

母親はこれに応じるよう命じたが、

トーハさんはバスルームに駆け込んで手首を切った。

友人がドアを破って助けてくれた。

トーハさんはその後送られた同国南部の売春宿で電話を見つけ、

友人を通してブルースター氏に助けを求めた。

AIMは警察の協力を得てトーハさんの救出を計画する。

ところが警察は宿のオーナーと通じていたとみられ、

トーハさんたちは直前に別の場所へ移された。

トーハさんはすぐにブルースター氏に連絡し、

救出チームはこれを手掛かりに無事救出を成功させた。

後日、

トーハさんの証言は宿の管理者夫妻の訴追につながり、

夫妻には有罪判決が下された。




AIMに保護された少女や母親たちは、

欧米向けのブレスレットを作る工場で働いている。

キエウさんは美容師、

セファクさんは教師になるのが夢だ。

トーハさんは今も母親と連絡を取り、

家族に仕送りもしている。

同じような苦しみを味わった少女たちの力になるために

ソーシャルワーカーを目指すという。

少女たちはこうした状況を広く知ってもらいたいと話し、

CNNが名前を公開することに同意した。

母親たちは「周囲では普通のことだった」と話す一方、

「もう2度とあんなことはしない」と口をそろえた。


世界には、

日本では、

信じられない、

慣習等がいっぱいありますね。

ecar
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