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ターボ車 低燃費で復権 エンジン小型化 [「燃費が悪くなる」と敬遠されていた 「ターボチャ]

おはようございます。
ecarです。

今日は
【ターボ車 低燃費で復権 エンジン小型化、馬力補う】
をお届けします。



ターボ車:低燃費で復権 エンジン小型化、馬力補う
 
「燃費が悪くなる」と敬遠されていた
「ターボチャージャー搭載車(ターボ車)」が
「復権」している。
欧州の自動車メーカーが、エンジンを小型化し、
不足した馬力をターボ技術で補う
「ダウンサイジング」という手法で燃費改善に成功したからだ。
燃費向上にしのぎを削る国内メーカーも相次いで市場に投入する。
 


ターボチャージャーは、
国内では日産自動車が1979年、
「セドリック」
「グロリア」に初搭載した。
「馬力が強い」
「走り心地が良い」と人気を集め、
ホンダ「シティ」や
トヨタ自動車「ソアラ」なども続々採用。
バブル景気も追い風に
「ターボブーム」が起こった。
 


ただ当時のターボ付きエンジンは、
圧縮した空気が高温になり、
「異常燃焼(ノッキング)」を起こしやすいという弱点があった。
ノッキングは燃費悪化の原因。
バブル崩壊や省エネ志向、
環境意識の高まりで需要が激減し、
90年代に入ってターボ車はほとんど姿を消した。
 


流れが変わったのは2005年以降。
エンジン技術の向上でノッキングが解消されたことから、
独フォルクスワーゲン(VW)などの欧州メーカーが、
ターボを「ダウンサイジング」の切り札として使い始めた。

たとえば、 排気量1400ccのターボ車は、 2000ccの非ターボ車と同等の出力がありながら燃費は2割ほど良い。 ターボ車は「低燃費車」に様変わりした。  


国内でもターボ車は息を吹き返そうとしている。
富士重工業は今月発売するスポーツワゴン「レヴォーグ」で、
ターボを採用。
前身の「レガシィツーリングワゴン」と同等の馬力で、
燃費を約2割改善させた。
日産も今月、
スカイラインとしては13年ぶりにターボ搭載モデルを発売した。
2000ccで2500cc並みの馬力があるという。
両社は「ダウンサイジングによる低燃費化」を前面に打ち出し、
「第2のターボブーム」を起こしたい考えだ。
 


低燃費といえば、
エンジンと電気モーターを組み合わせるハイブリッド車(HV)が代表格だが、
高度な技術が必要で価格は割高。
このため、
新興国などでは
「HVよりもターボによる燃費改善が中心になる」
(住商アビーム自動車総合研究所の宋太賢ストラテジスト)
とみられている。
 


三菱重工業は、
13年のターボ車(3・5トン以下)の世界販売台数が4年前の
8割増に当たる2400万台だったと推計。
20年には4600万台になるとみて、
米国での工場新設などを進める。
国内向けでシェア6割を占めるIHIも、
16年度までに生産能力を現状より3割増やす計画だ。
宋さんは
「20年は世界販売の4割、国内でも3〜4割がターボ車になる」
と予測する。


自動車のエンジンは、
日本のメーカーが先行していると思っていましたが、
ヨーロッパ勢が優れているようです。
是を機会に巻き返しを図ってもらいたいですね。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

ecar

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