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自転車マナー何とかしたい [歩道を急スピードで走り抜けたり、 交差点で飛び出]

おはようございます。
ecarです。

今日は

【自転車マナー何とかしたい】

をお届けします。



東京都の舛添要一知事は29日の定例記者会見で、
今後整備する都内の自転車走行路は原則として車道上に設ける方針を示した。
多摩川沿いを例に挙げ、
市区町村と連携して車道の左側を走る
「推奨ルート」
を設定する考えも明らかにした。



自転車マナー何とかしたい 住民や愛好家も走る
大人もルール再確認
 
歩道を急スピードで走り抜けたり、
交差点で飛び出したりして歩行者や車をヒヤリとさせる自転車。
手軽さや健康・エコ志向から自転車は人気だが、
運転マナーの悪さや交通ルール無視を指摘する声は多い。
生活に自転車がうまく溶け込んだ街づくりを目指す住民や
サイクリング愛好家の試みや葛藤を追った。



保護者にも正しい知識伝える

安全教室では様々なタイプの自転車の試乗も(神奈川県逗子市)
「自転車2台が歩道を並んで走るとどう?」
「周りの人も後ろからの車にも危ないよ」
「自転車は車の道の左側を走るんだよ」。
神奈川県逗子市で3月下旬に開かれたイベント
「ママとパパと子どもの自転車デー」。
企画したのは市民有志でつくる歩行者と自転車のまちを考える会(谷守弘会長=58)だ。
これまでは自転車でのまち巡りなどを企画してきた。
 
逗子小学校の校庭を練習コースにした安全教室には子どもや親ら100人ほどが参加。
自転車走行に詳しいメンバーが交通ルールの講師役を買って出て、
時に子ども用自転車に自らまたがるなどして乗り方を実演した。
「ルールを守ってゴールできた」。
子どもたちは歓声を上げ、
見守る親たちにも笑みがこぼれた。
 
練習前には自転車整備のプロが子どもたちの愛車を点検。
見つめる親も
「そうか、ブレーキってこうチェックするのか」
と興味津々だった。
メンバーの三浦清洋さん(43)は
「子どもが楽しみながら正しい交通ルールや技術を身に付けるのが第一。
その保護者にも自転車の知識やルールが伝われば」
と語る。
 
子ども向けの安全教室は警察や学校などの連携で頻繁にある。
一方で成人後に自転車の知識やルールを確認する機会は少ない。
自動車免許のような仕組みがないだけに、
こうした市民レベルの動きは大人もルールを学び直す機会になる。
メンバーの玄真琴さん(49)は
「単なる啓発にとどまらず、
まちづくりから自転車について考えているのに共感した」
と話す。



自転車通勤の企業で教室
 
愛好家の間でもルール順守やマナー向上は合言葉だ。
千葉県サイクリング協会は、
1月に千葉市内で愛好家80人を集めた
「サイクリングカレッジ」
を開き交通ルールを学んだ。
4月14日には関東の愛好家が集い、
「右側通行はしない」
「歩行者最優先」
「夜間はライト点灯」
の3点からなる
「誓言」
を再確認した。
 
プロのロードレースチームも一役買う。
宇都宮ブリッツェン(宇都宮市)は発足間もない
2009年から所属選手が近隣の学校に出向き、
運転技術やルールを伝える活動を続ける。
これまでの受講者は1万8千人超。
公式マスコットキャラクター
「ライトくん」
を印刷した運転免許証を配る。



今年からは通勤に自転車を使う企業での教室を本格化。
4月下旬には富士重工業の依頼で教室を開く予定だ。
チーム設立に奔走し、
選手時代から地域活動にも関わってきた広瀬佳正ゼネラルマネージャー(35)は
「マナーは歴史の積み重ね。
息長く活動を続けていくしかない」
と強調する。
 「マナー、ルールと叫んでも結局は意識の高い人にしか伝わらない」
とあきらめの声もある。
このためより多くの人に呼びかけようと、
複数の企業を巻き込む試みもでてきた。
au損害保険(東京・渋谷)は自転車業界各社などに呼びかけて
「スマートサイクリングプロジェクト」
を展開。
トークイベントのほか、
3月の自転車見本市
「埼玉サイクリングショー」
でもマナー向上を訴えた。
 
マナー啓発団体のエシカル・サイクル・オーガニゼーション(東京・千代田)も、
駐輪場運営のアーキエムズ(京都市)などの協賛を得て活動中。
昨秋に大阪・御堂筋で開かれた歩行者天国のイベント内で子ども向けに
自転車ルールクイズなどを実施した。
理事の大槻紘平さん(34)は
「自転車は危ないから乗らない、
となってしまうのが心配」。
今年も5月に大阪・御堂筋で啓発活動を行う。
 
自転車を巡る政策提言で知られるNPO法人自転車活用推進研究会
(東京・杉並)の小林成基理事長(64)は
「今は過渡期だが、
行政や警察も動き出し、
自転車の走りやすい環境づくりは進みつつある」
と期待を寄せる。
意識の高い住民や愛好家の思いが広がり、
多くの人が共有できるかがカギになる。



警察は取り締まり強化、学校は免許制を拡大
 
交通事故は近年減少傾向だが、
自転車が絡む事故は全体の2割前後と高止まりしている。
警察は取り締まりを強めており、
政府も悪質違反を繰り返した人に安全講習を義務付ける道路交通法改正案を3月下旬に閣議決定した。
学校現場では筆記や実技の試験をパスしないと通学時の自転車利用を認めない運転免許制の導入が目立ってきた。
 
福岡県立柏陵高校(福岡市)は2006年から、
私立でも浦和学院高校(さいたま市)が12年に導入。
事故や違反が減るなどの効果が出ているという。
今年度から筆記試験での免許を取り入れる静岡県立浜松大平台高校(浜松市)の平野隆久教諭(31)は
「面倒だと思う生徒もいると思うが、
事故防止の意識付けになるはず」
と力説する。
 
一方で活動に取り組む愛好家が強調するのは
「ルール順守は当然のことだが、
自転車が走りやすい環境整備も並行して進めてほしい」
(日本自転車普及協会の田中栄作事務局長=52)という点。
自転車の走行についてあいまいなルールの運用や、
自転車で走りにくい道路が残っているためだ。
宇都宮市では車道に自転車の走行位置を描く実験が始まっている。
モラル向上と走りやすく安全な道路環境づくりが対策の両輪となりそうだ。



自転車走行、
路側帯は左側だけ 改正道交法施行

6月に公布された改正道路交通法の一部が1日、
施行された。
自転車が道路の路側帯を走る場合、
車道と同じ左側通行に統一されたほか、
自動車についても無免許運転などが厳罰化された。
交通事故対策を強化し、
道路上での安全性を高めるのが狙いだ。
各都道府県警察はチラシや街頭などで注意を呼び掛けている。



歩道のない道路を白の実線などで区切った外側の「路側帯」ではこれまで、
自転車は左右どちらも通行できていた。
今回の施行で路側帯の通行を左側に限定した。
自転車は道交法上、
軽車両扱いで、車道を走る場合は左側走行が義務付けられており、
今回の措置は
「自転車は左側通行」
という原則を徹底させる狙いもある。
路側帯の左側通行に違反した際の罰則は
「3カ月以下の懲役か5万円以下の罰金」
を科される。
 


警察庁によると、
右側通行の自転車が駐車車両や歩行者などを避けようとすると、
路側帯からはみ出し、
自動車との正面衝突のリスクが高まるという。
歩道上はこれまで通り、
左右どちらも通行できる。
 


また、
ブレーキに不備がある自転車などを警察官が発見した場合、
その場で検査と応急措置命令や乗車禁止をできるようにした。
命令違反には「5万円以下の罰金」とした。
 


一方、
改正道交法では、
無免許運転の罰則が
「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」から
「3年、50万円」に強化された。
無免許運転者に車を提供した場合は
「3年、50万円」、
依頼や要求して同乗した者には
「2年、30万円」の罰則を新たに設けた。
 


改正道交法は今年6月に成立。
車の運転に支障を及ぼす可能性のある病気の患者が、
免許の取得時に病状を虚偽申告した場合の罰則新設は来年6月までに、
悪質な自転車運転者に対する安全講習の義務化は2015年6月までに、
それぞれ施行される。



29日の会見でも3人乗り自転車が社会問題化したことに触れて
「車道に限定したら(親は)子育てができない。
幅が広く歩行者がいない歩道は車道より安全」
と述べた。

一方、
対面通行になる歩道上走行路については残していく考えを改めて強調した。
 


舛添知事は7月、
国が促す自転車走行路は車道上を理想としつつ歩道も活用する考えを示していた。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、
「ごきげんよう!さようなら」

ecar

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