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MLB】オールスター先発よりチームの勝利!? 田中将大が地元紙に夢舞台での先発にこだわらない考えを明かす [タナカはオールスター戦での 登板にこだわりを持た]

MLB、オールスター先発よりチームの勝利!? 

田中将大が地元紙に夢舞台での先発にこだわらない考えを明かす







田中にとってオールスター先発の重要性は高くない

 

ヤンキースの田中将大投手が、

選出が確実視されているオールスター

(7月15日・ミネアポリス)での先発という

名誉にこだわりを持っていないことを明かしている。

地元紙ニューヨーク・デイリーニューズの取材に応えたもので、

「ヤンキースのマサヒロ タナカはオールスター戦での

登板にこだわりを持たず」という見出しで取り上げられている。

「ア・リーグ東地区の僅差での戦いを見れば、

輝けるルーキーイヤーの活躍でオールスターに先発するという

栄誉の最有力候補である田中のために、

ローテーションをシャッフルする考えはヤンキースにはない」



 

特集はこんな文章でスタートする。

このままいけば、

右腕はオールスター前最後の試合となる7月13日の

オリオールズ戦で先発する予定。

現在の労使協定では、

以前まではあった

「オールスター2日前に先発した先発投手は登板不可能になる」

という条項が変更された。

ただ、


選手が登板に関する選択権を持つものの、

1イニングまでしか投げられず、

事前に投球数も限定されている。



 


ヤンキースがローテーションの変更をしない方針であることを踏まえ、

記事ではMLBのルール上、

田中がヤンキースのローテーションの兼ね合いでオールスター先発が

危ぶまれている現状を指摘する。




 

もっとも、


田中は同紙の取材に対して

「今のところ、

オールスターで登板することの重要性はさほど大きくありません」

と通訳を介して答えているという。

天気次第でローテーションが変わることもあり、


オールスターに先発するために何かを変更してほしいと言う

立場ではないとも明言。

どうなるか、

状況を見るだけだというのだ。





ピンストライプの勝利を最優先に考える

 

ここまでア・リーグトップの11勝、

勝率.846、


防御率2.11。

さらに、

119奪三振、

WHIP0.96、

2試合完投という数字はいずれもリーグトップ5に入る

圧倒的な結果を出している。

現在、

新人王とア・リーグのサイ・ヤング賞のダブル受賞の

最有力候補と目されていて、

地元メディアはオールスター選出も確実視。

ルーキーシーズンでのオールスター先発は、

輝かしいキャリアの中でも1つ勲章となるはずだ。


 



ただ、

田中は謙虚な姿勢を崩さない。

「もしも、

オールスターに選出されるのなら、

それだけで僕には十分です。

僕はヤンキースでプレーしている。

毎年、

僕と同じ状況になる選手はいるでしょうし、

それでがっかりしたりはしません」と通訳を介して語ったという。




 

ニューヨークのスポーツシーンで最大の人気者となった

スターとナ・リーグの強打者の対決は

「タナカマニア」と呼ばれる熱狂的な地元ファンには

注目の的となるはずだ。


しかし、

田中はフォア・ザ・チームの姿勢を鮮明にし、

先発投手の度重なる故障で危機的状況に瀕しているピンストライプの

勝利を最優先に考えているようだ。







【米国はこう見ている】

田中将大は識者から見ても

オールスター先発投手の最有力候補!?







ヤンキースの田中将大投手がメジャー元強化責任者など識者の


アンケートの中で7月15日に行われる

オールスターのア・リーグ先発投手に最も相応しい存在とされている。

ESPNが行ったアンケートで、

ナショナルズとカブスで強化責任者を務めた

ジム・ボウデン氏ら7人の専門家が回答している。







識者アンケートでも順当に

“選出”された田中将大

 


ヤンキースの田中将大投手がメジャー元強化責任者など識者の

アンケートの中で7月15日に行われるオールスターの

ア・リーグ先発投手に最も相応しい存在とされている。

ESPNが行ったアンケートで、ナショナルズとカブスで

強化責任者を務めたジム・ボウデン氏ら7人の専門家が回答している。

 

投手以外のオールスターの先発選手はファン投票で選ばれるため、


選手の人気や過去の実績にも左右されるが、

このアンケートでは今季の純粋なパフォーマンスと活躍で選手を選んでいる。

 

監督推薦と選手間投票で選ばれる投手部門について、

識者の間でも、

ア・リーグの先発はやはり田中が最も相応しいと見られているようだ。

メジャー1年目でありながら現在両リーグ最多の11勝、

リーグトップの防御率の1・99と圧倒的な成績を残しており、


識者アンケートでも順当に“選出”されている。
 


一方、

識者の間ではキャッチャーはロイヤルズのサルバドール・ペレスが選ばれている。

今季2割8分、

8本塁打、

26打点と打撃でも活躍する24歳の新鋭はMLBの

中間発表で5位以内に入っていない。

MLBの公式サイトによると、

オールスターのファン投票の中間発表でトップにつけるのは

右肘痛で手術の可能性があるオリオールズのマット・ウィータース捕手だった。

 

ファン投票の中間発表でトップとなった

一塁のミゲル・カブレラ(タイガース)、

二塁のロビンソン・カノ(マリナーズ)、

三塁のジョシュ・ドナルドソン(アスレチックス)は

識者アンケートでも選ばれており、

ファン、

識者の間でも文句なしの“選出”と言えそうだ。







問題となっているのは遊撃手部門

 

ただ、

問題は遊撃手だ。

現在、

ファン投票では今季限りで現役引退を表明しているヤンキースの

キャプテン、

デレク・ジーターがトップの181万票を獲得しているが、

識者アンケートではホワイトソックスのアレクセイ・ラミレスが選ばれている。

「キューバン・ミサイル」という異名を持つラミレスは今季打率3割で7本塁打、

36打点と結果を出している。ファン投票ではジーターと約25万票差の2位。

一方、

絶大な人気を誇るジーターは今季2割7分1厘で本塁打は1本、

打点16。

一時の不調を乗り越え、

堅実な数字となっているが、

オールスターの先発に相応しい成績かというと疑問の余地もある。

 

識者アンケートでは外野手の3人は、

若きスーパースター、

エンゼルスのマイク・トラウト、

今季絶好調のブルージェイズを牽引するホセ・バティスタ、

現在最多本塁打のネルソン・クルーズ(オリオールズ)となっている。

ファン投票でクルーズは指名打者部門のトップに入っており、

外野手部門のファン投票でもバティスタは1位、

トラウトは2位だ。

ファン投票の外野手の3位はブルージェイズのメルキー・カブレラが入っている。

 

また、

識者アンケートの指名打者はタイガースのビクター・マルチネスだった。

今季3割3分1厘、

19本塁打、49打点とア・リーグ中地区首位を走る

タイガース躍進の立役者の1人でその評価は高い。

 

識者とファン投票の大きな違いは今季限りでその勇姿が見納めとなる

ジーターの遊撃手部門程度だった。

識者の予想通りに、

田中はメジャー1年目にしてオールスターの先発を飾ることができるだろうか。







先発投手をトレードで補強すべき―

―田中将大に大きく依存する

ヤンキースに地元紙が提言







今季、

獅子奮迅の活躍を見せている田中将大投手が22日

(日本時間23日)のオリオールズ戦で今季2敗目を喫したことを受け、

ヤンキースは先発投手を

トレードで補強すべきという声が地元で上がっている。





優秀なブルペンのイニングがかさみ、

消耗しつつある現状

 

今季、

獅子奮迅の活躍を見せている田中将大投手が22日

(日本時間23日)のオリオールズ戦で今季2敗目を喫したことを受け、

ヤンキースは先発投手をトレードで補強すべきという声が地元で上がっている。

地元紙ニューヨーク・ポストが

「ヤンキースは先発ローテーションを強化するために移籍市場に打って出るべき」

という見出しで報じている。

「ヤンキースはア・リーグ東地区の壊滅的状態に加え、

マサヒロ タナカという絶対的な優位性、

試合終盤のブルペンにより、

プレーオフに進出できるかもしれない。

しかしながら、そ

れは危険な戦略と言わざるを得ない」

 

記事では名物コラムニストのジョエル・シャーマン氏がこう分析。

先発ローテーションに怪我やスランプの選手が出た場合に窮地に陥る

現状を問題視した上で、

田中の孤軍奮闘が目立つヤンキース

先発陣への補強候補について分析している。

 

7月末がトレード期限の移籍市場において最大の大物と目されている

先発投手は2012年のサイ・ヤング賞投手のデビッド・プライス(レイズ)だが、

シャーマン氏はレイズが同地区のライバルであるヤンキースと

交渉を持つ可能性はかなり低いと見ているようだ。

 

さらに、

ある球団幹部によると、

注目株のカブスのジェフ・サマージャ投手については、

カブス側がトレード要員の1人にメジャー昇格直前の

ポテンシャルの高い投手を要求しているが、

ヤンキース側に人材がいないという。

ヤンキースのファームは過去2年間よりも人材豊富なようだが、

メジャー昇格直後にインパクトを残せるような即戦力はいないとしている。

また、

重要なトレードの実現に欠かせないピースとして、

ゲイリー・サンチェス、

ジョン・ライアン・マーフィーという2人の将来有望な捕手の名前を挙げている。

 

先発の補強候補としては、

パドレスの右腕アンドリュー・キャッシュナー、

レッズの右腕マット・ラトスのほかに、

ホワイトソックスのジョン・ダンクス、

カブスのジェイソン・ハメル、

パドレスのイアン・ケネディらが挙がっている。

 

ア・リーグのライバル球団幹部も

「今のところ、ヤンキースは危機一髪の状況だ。

先発投手は5、6回までしかもたない選手が多い。

(デリン・)ベタンセスと(アダム・)ウォーレンへの依存度が高すぎて、

彼らの有効性を消しかねない」と酷評している。

田中以外の先発陣が長いイニングを投げられていないこと、

それにより、

優秀な中継ぎ陣のイニング数がかさみ、

消耗しつつある現状を指摘している。







ヤンキース先発陣が抱えている懸念材料

 

さらに記事ではヤンキースの先発陣が抱えている懸念材料を挙げている。

 
まずは田中についてア・リーグ新人王とサイ・ヤング賞の最有力候補としながらも、

ほぼ中4日で先発をこなすことは初めての経験であり、

躓くことなくシーズンを投げ切れるかについて疑問を示している。

また、田中という長期の

「投資物件」を守るのか、

あるいは目先の勝利のために酷使するのか、

悩ましい状況にヤンキースが陥る可能性があることも指摘している。

 

黒田博樹投手についても20日のオリオールズ戦で5回まで好投しながら、

球数が90球を超えたあたりから球威が衰え始めた点を指摘。

加齢やキャリアで積み重ねてきた投球回数の問題にも触れ、

6回までの先発投手としては優秀、

との評価を下している。

 

また、

右膝痛で復帰まで1か月程度と見られているCC・サバシア投手や、

松ヤニを使用した不正投球で物議を醸し、

その後故障者リスト入りしたマイケル・ピネダらについても、

戦力として計算できるかどうか懐疑的な視線を送っている。

現在先発ローテーションの一角として奮闘している

チェース・ウイットリー投手や、

デビッド・フェルプス投手、

ヴィダル・ヌーニョ投手についてもそれぞれ懸念事項を指摘。

特に防御率5・88のヌーニョについては

「ヤンキースは5試合毎にほとんど降参している」と酷評している。

 

さらに中継ぎのウォーレンをヌーニョに代わる先発候補としながらも、

ヤンキース投手陣の強みは、

田中を除けば、

ウォーレン、

ベタンセス、

デビッド・ロバートソンのブルペントリオしかいない点にも触れ、

ウォーレンの先発転向による危機的状況を未然に防ぐためにも、

先発投手の補強は必要不可欠だと結論付けている。

 

現在、

ヤンキースはア・リーグ東地区で3位につけるが、

39勝36敗のうち田中の先発した試合が12勝3敗であることからも、

今季加入したばかりの日本人右腕に対していかに依存しているかが分かる。

昨年に続き、

プレーオフ進出を逃すのか、

それとも、

ここから巻き返すのか。

名門にとって新たな先発投手の補強は急務と言えそうだ。







その活躍を注目しているのは、

もはやスポーツメディアだけではない。

世界有数の経済誌で、

毎年、

世界長者番付を掲載することでも知られる

「フォーブス」(電子版)が、

ヤンキース・田中将大投手についての特集記事を組み、

話題となっている。






「フォーブス」にも取り上げられた田中将大

 その活躍を注目しているのは、

もはやスポーツメディアだけではない。

世界有数の経済誌で、

毎年、

世界長者番付を掲載することでも知られる

「フォーブス」(電子版)が、

ヤンキース・田中将大投手についての特集記事を組み、

話題となっている。

日本人投手が同誌に取り上げられるのは超異例で、

開幕から鮮烈な投球を続けるルーキー右腕への

注目度の高さがあらためて証明された形だ。

 

同誌は

「マサヒロ タナカはロン・ギドリーの魔法のような

1978年シーズンに匹敵する(成績を残す)ことになるだろう」と題し、

ヤンキース往年の大投手を引き合いに出して、

その驚異的な活躍を紹介。

田中は22日(日本時間23日)のオリオールズ戦で

7回3失点でシーズン2敗目を喫したものの、

ヤンキースをア・リーグ東地区の優勝争いにとどまらせるような

活躍を続けていることに触れている。

 

記事では

「彼は初めて新人王、

サイ・ヤング賞、

MVPを1シーズンで獲得する選手になるかもしれないとする

議論さえある」と言及。

田中は開幕から15試合連続でクオリティ・スタート

(6回以上を自責3以内)を達成し、

11勝2敗、

防御率2.11を記録。

106回2/3を投げて

119三振を奪い、

わずか17四球しか与えていない。

 

同誌は

「田中の支配的な投球は、

1978年に25勝3敗をマークしたロン・ギドリーの記憶を思い起こさせる」と

絶賛している。

ギドリーは同シーズンに

防御率1.74、

273回2/3を投げて

248奪三振というキャリア最高の成績を残した。

さすがに、

厳しく球数が制限され、

ブルペンを活発に使う現代においては、

このような成績を残すことは難しいかもしれない。

ただ、

白星でギドリーに迫る可能性は十分にあるというのだ。







田中はギドリーに匹敵する成績を残せるか?

 

1978年シーズンのギドリーを振り返ってみると、

6月22日の時点で12勝目をマーク。

7月終了時で15勝1敗となっていた。

これと同じペースで勝ち星を積み重ねていくことは、

確かに可能な状況だ。

 

もっとも、

同誌は

「(田中にとって)最大の障害は指揮官であるジ

ョー・ジラルディになるかもしれない」と指摘。

ジラルディ監督は、

昨年まで日本で中6日での登板を続けていた田中に、

可能な限り余裕のある間隔でマウンドに上がらせるという

方針を徹底しているからだ。

 

ただ、

優勝争いを続けていくためには、

CC・サバシア、

マイケル・ピネダの両投手が負傷から復帰するまで、

この贅沢な起用法は続けられないかもしれない。

もし、

ジラルディ監督が田中を常に中4日で登板させれば、

シーズンが終わるまでに2、3回多くの先発機会を与えられる。

このことがプレーオフ進出を果たせるか否かを

大きく左右する可能性もある。

 

記事は最後に田中に対する大きな期待を表現する文章で締めくくられている。



「田中のような武器を持っていれば、

ジラルディとヤンキースは彼をベンチに置いておくよりも、

最大限に使いたいと思うだろう。

万が一そうしたら、

どうなるだろうか?」

 

まるで、

登板間隔を詰めれば、

ギドリーの25勝3敗という驚異的な成績に匹敵する数字を田中が残すことも、

十分に可能だと言わんばかりの論調だ。

もちろん、

登板間隔が短くなれば、

疲労の蓄積が心配される。

ただ、

確かにヤンキースが田中を酷使しなければいけない時期は来るかもしれない。

いったい、

どこまで勝ち星を伸ばすのか。

経済誌までもが大きな期待を寄せている。





【米国はこう見ている】

往年の名投手が田中将大を称賛 

「言葉の壁が存在しない」

「最高の人格者の1人」







ヤンキースの田中将大投手がヤンキースOBで

殿堂入りを果たしている名投手から優れた人格面を激賞された。

田中を称賛したのは、

オリオールズ戦の前に行われたヤンキースOB戦「

オールドタイマーズ・デー」に出場した往年の名投手、

リッチ・ゴセージ氏だ。







田中を称賛する往年の名投手 

リッチ・ゴセージ

 

ヤンキースの田中将大投手がヤンキースOBで殿堂入りを果たしている

名投手から優れた人格面を激賞された。

地元紙ニューヨーク・ポストが

「ヤンキース打線は目覚めなければいけない。

タナカ一人では勝てない」との特集記事の中で報じている。

 

田中は22日(日本時間23日)のオリオールズ戦で

7回3失点と粘りの投球を見せたが、

味方打線の援護がなく、

0-8で敗戦。

今季2敗目を喫した。

記事では

「最後に、

ジラルティ監督も今季打撃陣が落胆する状況であることを認めた」

と力投のエースの足を引っ張る打撃陣を批判している。

 

今季2敗目を喫したが、

11勝で勝利数は両リーグトップ。

防御率2・11は

アスレチックスのスコット・カズミアー投手の

2・08に次いでリーグ2位となったが、

今回のオリオールズ戦を含め今季全15試合で

クオリティ・スタート

(QS=6回以上を投げ、自責3以内)

を継続している。

 

マウンド上で輝きを放つ田中だが、

その人格面も称える声が上がっている。

田中を称賛したのは、

オリオールズ戦の前に行われたヤンキースOB戦

「オールドタイマーズ・デー」に出場した往年の名投手、

リッチ・ゴセージ氏だ。

「スプリングキャンプの時に気付いたことがあるのだけれど、

その時からこの男には言葉の壁というものは存在しなかったね。

私が今まで会った人間の中でも最高の人格者の1人だよ。

彼はすごく楽天的な人間で、

それでいて新鮮なんだ。

そういう無垢な感じの人間にはなかなか出会えないものだよ」







「田中のような投手がいたら

クローザーはいい暮らしができない」

 

62歳のゴセージ氏はヤンキースで78年から83年に

クローザーとして大活躍。

パイレーツから移籍した初年度の78年にはワールドシリーズ優勝にも貢献した。

1990年には福岡ダイエーホークスでもプレーし、

2008年に殿堂入りを果たしている。

これまで多くの偉大な野球人と接してきたゴセージ氏は

田中のピッチャーとしての能力もさることながら、

人格面にも多大な魅力を感じているようだ。

 

ピンストライプの名門の守護神としてその名を馳せたゴセージ氏は

「田中をリリーフするなら?」という質問をされ、

ヤンキースの伝説の左腕を引き合いに出している。

「ロン・ギドリーのクローザーを務めるようなもの。

試合を忘れて、

私はオフを取るよ。

タナカやギドリーのような投手がいたら、

我々(クローザー)はいい暮らしができなくなってしまうからね」

 

ゴセージ氏が名前を挙げたギドリー氏は

「ルイジアナ・ライトニング」の異名を取った名投手で、

1975年から88年までヤンキース一筋で活躍。

ゴセージ氏の僚友でもある。

通算170勝91敗でオールスターに4度出場し、

1978年にはサイ・ヤング賞にも輝いた。

「背番号49」は永久欠番となっている。

その偉大な投手と同レベルで語られていることからも、

田中がいかに評価されているかが分かる。

 

田中は今季2試合で完投するなど、

ヤンキースの先発ローテーションで唯一、

開幕から長いイニングを投げ切り、

ブルペンの負担を軽減している。

2敗目を喫したとはいえ、

今季メジャーでただ一人、

全試合でQSも続けており、

その評価は高まるばかりだ。







【米国はこう見ている】

ルーキーランキングで

田中将大が1位 

「高速スプリットはすでに球界で最高」







ヤンキースの田中将大投手が新人王ランキングで首位を独走している。

ESPNが「ルーキーランキング タナカが圧倒的」という特集を組み、

レッズやナショナルズでかつて強化責任者を務めたジム・ボウデン氏が、

実力者の揃う今季のルーキーの格付けを行った。







田中は“新人王ランキング”と

“FA移籍選手の価値”

両方でトップ

 

ヤンキースの田中将大投手が新人王ランキングで首位を独走している。

ESPNが「ルーキーランキング タナカが圧倒的」という特集を組み、

レッズやナショナルズでかつて強化責任者を務めたジム・ボウデン氏が、

実力者の揃う今季のルーキーの格付けを行った。

その中で、

衝撃的な活躍を続けている田中は首位に選ばれている。

 

特集では日本人右腕について

「もしも、

今季が今日終われば、

タナカはア・リーグのサイ・ヤング賞と新人王をダブル受賞するだろう。

このレベルでのピッチングを続ければ、

オールスターで先発するはず。

田中は輝きを放ち続けている。

彼の高速のスプリットはすでに球界で最高だ。

スプリット以外のボールは相当過小評価されているが、

制球も最高だ」と伝えている。

 

メジャートップの

11勝(1敗)、

リーグトップの

防御率1・99という成績を残している田中に対する評価は絶大だ。

三振の山を築く宝刀のスプリットは球界最高との評価。

また、

「昨シーズンの“FA移籍選手の価値”という観点でも、

田中はトップ」とし、

田中に次ぐ存在として今季7勝3敗で

防御率2・39のジャイアンツ右腕ティム・ハドソンと今季ア・リーグ

2位の22本塁打をマークしているオリオールズの

ネルソン・クルーズの名前が挙がっている。







田中の最大のライバルは、

ホセ・アブレイユ

 

2位はホワイトソックスのホセ・アブレイユ一塁手。

27歳のキューバ人強打者は20日時点で打率2割6分8厘、

21本塁打、54打点。新人王というカテゴリーでは、

田中の最大のライバルと目されている。

「メジャーは新たな表彰を新設する必要がある。

両リーグに新人王の投手部門と野手部門があるべきだ。なぜなら、

アブレイユがリーグMVPに輝きながら、

新人王では田中に敗れるという事態は想像に難くない」とも伝えている。

 

また、

今季の新人選手の活躍から、

「サイ・ヤング賞とMVPという賞が存在する以上、

ルーキーも同じ扱いにすべきだ」と指摘。

アブレイユについて「インパクトを与える選手で近年なら新人王を獲得していただろうが、

タナカがいる。

アブレイユは2位に留まるしかない」とも分析している。

 

3位に入っているのはアストロズのジョージ・スプリンガー外野手。

打率2割4分7厘で13本塁打、

38打点。

田中とアブレイユの数字には見劣りするが、

「タナカとアブレイユが日本とキューバでのキャリアを持つために、

ルーキーと呼ぶべきでないと主張する人には、

スプリンガーが新人王の最有力候補となる」と説明している。

今季開幕後にマイナーから昇格したコネチカット州出身の24歳の

アメリカ人ルーキーはアストロズ再建の大きな役割を果たすと見られている。

 

4位に入っているのは田中の同僚で、

ヤンキースの中継ぎの星、

デリン・ベタンセス投手。

「8回を任せられるリリーフとしては球界最高の投手。

オールスターにも出場するだろう」とボウデン氏は高く評価する。

20日時点で、4勝0敗で防御率は1・50の右腕は近い将来、

ヤンキースのクローザーとなる可能性も指摘されている。

 

5位はロイヤルズのドミニカ出身の23歳の右腕ヨーダノ・ベンチュラ。

5勝5敗、防御率3・26で、

ボウデン氏は後半戦でさらに活躍すると見ているようだ。

また6位はレッドソックスのイグザンダー・ボガーツ内野手、

7位はレッズのビリー・ハミルトン外野手、

8位はタイガースのニック・カステラノス内野手、

9位はレンジャーズのルーンド・オドール内野手、

10位はマリナーズのロニエス・エリアス投手と続いている。

すごい選手の中にいながら、

この成績を残せる、

田中投手、

キット、

世界中のファンも期待しているでしょう。

ecar

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