一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「多値QAM・PSK」 [無線工学]
おはようございます、ecarです。
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「多値QAM・PSK」】 をお届けします。
無線工学
多値QAM・PSK
出題パターンは7種類
1. 多相PSKについて
2. QAM方式について
3. PSK又はQAM変調方式における符号誤り率の大小について
4. デジタル信号の変調方式について
5. PSK又はQAM変調方式によって送信できる信号速度の値
6. グレイ符号
7. シンボル誤りについて
関連項目の |34| QAM変復調器 と |35| 符号誤り率 を一緒に覚えると効果的です。
正しい解答 : 2相PSK、4相PSK及び8相PSKの信号対雑音比(S/N)が同じとき、符号誤り率が最も小さいのは「2相PSK」である。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
基本的に数字が大きくなるほど符号誤り率が大きくなります。
「小」 2相PSK → 4相PSK → 8相PSK → 16相QAM → 16相PSK 「大」
16相QAMが間に入るので、それだけ注意しましょう。
正しい解答:振幅方向にも情報を乗せているため、ノイズやフェージングの影響を「受けやすい」。
※単純な位相変調や振幅変調などに比べ効率良くデータを伝送できるが、その分ノイズに弱いとされる。
補足
・4PSKに比べ、 64QAMでは3倍の情報量を伝送できる。「4×4×4=64」
・4PSKに比べ、256QAMでは4倍の情報量を伝送できる。「4×4×4×4=256」
正しい解答 : 16PSK ※符号誤り率が最も大きくなるものです。注意!!
基本的に数字が大きくなるほど符号誤り率が大きくなります。
「小」 2相PSK → 4相PSK → 8相PSK → 16相QAM → 16相PSK 「大」
16相QAMが間に入るので、それだけ注意しましょう。
正しい解答
(1) BPSK(2PSK)と16PSKを比較すると、周波数帯域幅が同じで、信号対雑音比(S/N)が等しいとき、符号誤り率が小さいのは、「BPSK(2PSK)」である。
(2) 16QAMは、搬送波の「振幅と位相」を変化させる変調方式である。また、信号対雑音比(S/N)が等しいとき、16ASKに比べ符号誤り率が「小さい」。
基本的に数字が大きくなるほど符号誤り率が大きくなります。
「小」 2相PSK → 4相PSK → 8相PSK → 16相QAM → 16相ASK → 16相PSK 「大」
16相QAMが間に入るので、それだけ注意しましょう。
正しい解答 : 2R 〔bit/s〕
基本的に数字が大きくなるほど符号誤り率が大きくなります。
「小」 2相PSK → 4相PSK → 8相PSK → 16相QAM → 16相PSK 「大」
16相QAMが間に入るので、それだけ注意しましょう。
正しい解答
(A) 0010
(B) 1111
(C) 1100
※グレイコードのルール1を適用すると、選択肢1か選択肢2に絞ることができます。
■■解法■■
(A) の解き方
(1) 十進法の「3」を二進法へ変換すると「0011」
↓
(2) 二進法「0011」を左から順にグレイコードへ変換
↓
(3) 最初の値は「0」なので次の値を反転させない
↓
(4) 2番目の値も「0」なので次の値を反転させない
↓
(5) 3番目の値は「1」なので次の値を反転させる
↓
(6) 4番目の値は「1」なので次の値を反転させる ※次の値はないですがルールに沿って記述しました
↓
(7) (3)から(6)までをまとめると 「0011」が「0010」となります。
________________________________________
(B) の解き方
(1) 十進法の「10」を二進法へ変換すると「1010」
↓
(2) 二進法「1010」を左から順にグレイコードへ変換
↓
(3) 最初の値は「1」なので次の値を反転させる
↓
(4) 2番目の値は「0」なので次の値を反転させない
↓
(5) 3番目の値は「1」なので次の値を反転させる
↓
(6) 4番目の値は「0」なので次の値を反転させない ※次の値はないですがルールに沿って記述しました
↓
(7) (3)から(6)までをまとめると 「1010」が「1111」となります。
________________________________________
(C) の解き方
(1) 十進法の「8」を二進法へ変換すると「1000」
↓
(2) 二進法「1000」を左から順にグレイコードへ変換
↓
(3) 最初の値は「1」なので次の値を反転させる
↓
(4) 2番目の値は「0」なので次の値を反転させない
↓
(5) 3番目の値は「0」なので次の値を反転させない
↓
(6) 4番目の値は「0」なので次の値を反転させない ※次の値はないですがルールに沿って記述しました
↓
(7) (3)から(6)までをまとめると 「1000」が「1100」となります。
I軸方向、Q軸方向にパターンがあります。
こちらの方法で問題を解けば容易に正解が導けます。
I軸方向のパターン
________________________________________
4桁の内、赤文字で囲まれている左側2桁がポイント。
右側方向に同じ値が列になっています。
1) 00
2) 01
3) 11
4) 10
※一番左の列、左側2桁が全て [ 00 ] になっていることに注目!
同様に、2列目だったら [ 01 ] 3列目だったら [ 11 ]
4列目だったら [ 10 ] になっていますね。
Q軸方向のパターン
________________________________________
4桁の内、青文字で囲まれている右側2桁がポイント。
上方向に同じ値が行になっています。
1) 00
2) 01
3) 11
4) 10
※一番下の行、右側2桁が全て [ 00 ] になっていることに注目!
同様に、2行目だったら [ 01 ] 3行目だったら [ 11 ]
4行目だったら [ 10 ] になっていますね。
組み合わせて正解を導く
________________________________________
• [A]
o I軸(赤) 左から1番目は 00
o Q軸(青) 下から4番目は 10
組み合わせて 0010
• [B]
o I軸(赤) 左から3番目は 11
o Q軸(青) 下から3番目は 11
組み合わせて 1111
• [C]
o I軸(赤) 左から3番目は 11
o Q軸(青) 下から1番目は 00
組み合わせて 1100
平成25年2月期に初出題で混乱された方も多いと思います。
この問題は非常に難易度が高いので、余裕のあるかたのみ覚えましょう。
最低でも十進法から二進法へは簡単に変換できる必要があります。
十進法の流れは図を見ることで簡単に覚えることができますが、二進法からグレイコードへの変換が難しいです。
________________________________________
グレイコードにはルールが三つあります。
1. 二進法の最初の値はグレイコードの最初の値のまま ※最初の値は絶対反転しない
2. 二進法の値が0の時は次の値を反転させない
3. 二進法の値が1の時は次の値を反転させる
これだけでは理解するのが難しいと思いますので、実際に解いてみます。
わかりやすい十進法の「2」をグレイコードに変換します。
(1) 十進法の「2」を二進法へ変換すると「0010」
↓
(2) 二進法「0010」を左から順にグレイコードへ変換
↓
(3) 最初の値は「0」なので次の値を反転させない
↓
(4) 2番目の値も「0」なので次の値を反転させない
↓
(5) 3番目の値は「1」なので次の値を反転させる
↓
(6) 4番目の値は「0」なので次の値を反転させない ※次の値はないですがルールに沿って記述しました
↓
(7) (3)から(6)までをまとめると 「0010」が「0011」となります。
※十進法とグレイコードの関係性
十進法 通常の二進法 グレイコード
0 0000 0000
1 0001 0001
2 0010 0011
3 0011 0010
4 0100 0110
5 0101 0111
6 0110 0101
7 0111 0100
8 1000 1100
9 1001 1101
10 1010 1111
11 1011 1110
12 1100 1010
13 1101 1011
14 1110 1001
15 1111 1000
正しい解答:搬送波電力(平均電力)が等しい16相PSK(16PSK)と16値QAM(16QAM)のシンボル誤り率を比較すると、16相PSKの方が「大きく」なる。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
※1 信号点間距離とは、雑音などがあるときの信号の復調・識別の余裕度を示すもの。
(信号点間の距離が短いほど誤り率が大きくなる)
基本的に数字が大きくなるほど符号誤り率が大きくなります。
「小」 2相PSK → 4相PSK → 8相PSK → 16相QAM → 16相PSK 「大」
16相QAMが間に入るので、それだけ注意しましょう。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「多値QAM・PSK」】 をお届けします。
無線工学
多値QAM・PSK
出題パターンは7種類
1. 多相PSKについて
2. QAM方式について
3. PSK又はQAM変調方式における符号誤り率の大小について
4. デジタル信号の変調方式について
5. PSK又はQAM変調方式によって送信できる信号速度の値
6. グレイ符号
7. シンボル誤りについて
関連項目の |34| QAM変復調器 と |35| 符号誤り率 を一緒に覚えると効果的です。
正しい解答 : 2相PSK、4相PSK及び8相PSKの信号対雑音比(S/N)が同じとき、符号誤り率が最も小さいのは「2相PSK」である。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
基本的に数字が大きくなるほど符号誤り率が大きくなります。
「小」 2相PSK → 4相PSK → 8相PSK → 16相QAM → 16相PSK 「大」
16相QAMが間に入るので、それだけ注意しましょう。
正しい解答:振幅方向にも情報を乗せているため、ノイズやフェージングの影響を「受けやすい」。
※単純な位相変調や振幅変調などに比べ効率良くデータを伝送できるが、その分ノイズに弱いとされる。
補足
・4PSKに比べ、 64QAMでは3倍の情報量を伝送できる。「4×4×4=64」
・4PSKに比べ、256QAMでは4倍の情報量を伝送できる。「4×4×4×4=256」
正しい解答 : 16PSK ※符号誤り率が最も大きくなるものです。注意!!
基本的に数字が大きくなるほど符号誤り率が大きくなります。
「小」 2相PSK → 4相PSK → 8相PSK → 16相QAM → 16相PSK 「大」
16相QAMが間に入るので、それだけ注意しましょう。
正しい解答
(1) BPSK(2PSK)と16PSKを比較すると、周波数帯域幅が同じで、信号対雑音比(S/N)が等しいとき、符号誤り率が小さいのは、「BPSK(2PSK)」である。
(2) 16QAMは、搬送波の「振幅と位相」を変化させる変調方式である。また、信号対雑音比(S/N)が等しいとき、16ASKに比べ符号誤り率が「小さい」。
基本的に数字が大きくなるほど符号誤り率が大きくなります。
「小」 2相PSK → 4相PSK → 8相PSK → 16相QAM → 16相ASK → 16相PSK 「大」
16相QAMが間に入るので、それだけ注意しましょう。
正しい解答 : 2R 〔bit/s〕
基本的に数字が大きくなるほど符号誤り率が大きくなります。
「小」 2相PSK → 4相PSK → 8相PSK → 16相QAM → 16相PSK 「大」
16相QAMが間に入るので、それだけ注意しましょう。
正しい解答
(A) 0010
(B) 1111
(C) 1100
※グレイコードのルール1を適用すると、選択肢1か選択肢2に絞ることができます。
■■解法■■
(A) の解き方
(1) 十進法の「3」を二進法へ変換すると「0011」
↓
(2) 二進法「0011」を左から順にグレイコードへ変換
↓
(3) 最初の値は「0」なので次の値を反転させない
↓
(4) 2番目の値も「0」なので次の値を反転させない
↓
(5) 3番目の値は「1」なので次の値を反転させる
↓
(6) 4番目の値は「1」なので次の値を反転させる ※次の値はないですがルールに沿って記述しました
↓
(7) (3)から(6)までをまとめると 「0011」が「0010」となります。
________________________________________
(B) の解き方
(1) 十進法の「10」を二進法へ変換すると「1010」
↓
(2) 二進法「1010」を左から順にグレイコードへ変換
↓
(3) 最初の値は「1」なので次の値を反転させる
↓
(4) 2番目の値は「0」なので次の値を反転させない
↓
(5) 3番目の値は「1」なので次の値を反転させる
↓
(6) 4番目の値は「0」なので次の値を反転させない ※次の値はないですがルールに沿って記述しました
↓
(7) (3)から(6)までをまとめると 「1010」が「1111」となります。
________________________________________
(C) の解き方
(1) 十進法の「8」を二進法へ変換すると「1000」
↓
(2) 二進法「1000」を左から順にグレイコードへ変換
↓
(3) 最初の値は「1」なので次の値を反転させる
↓
(4) 2番目の値は「0」なので次の値を反転させない
↓
(5) 3番目の値は「0」なので次の値を反転させない
↓
(6) 4番目の値は「0」なので次の値を反転させない ※次の値はないですがルールに沿って記述しました
↓
(7) (3)から(6)までをまとめると 「1000」が「1100」となります。
I軸方向、Q軸方向にパターンがあります。
こちらの方法で問題を解けば容易に正解が導けます。
I軸方向のパターン
________________________________________
4桁の内、赤文字で囲まれている左側2桁がポイント。
右側方向に同じ値が列になっています。
1) 00
2) 01
3) 11
4) 10
※一番左の列、左側2桁が全て [ 00 ] になっていることに注目!
同様に、2列目だったら [ 01 ] 3列目だったら [ 11 ]
4列目だったら [ 10 ] になっていますね。
Q軸方向のパターン
________________________________________
4桁の内、青文字で囲まれている右側2桁がポイント。
上方向に同じ値が行になっています。
1) 00
2) 01
3) 11
4) 10
※一番下の行、右側2桁が全て [ 00 ] になっていることに注目!
同様に、2行目だったら [ 01 ] 3行目だったら [ 11 ]
4行目だったら [ 10 ] になっていますね。
組み合わせて正解を導く
________________________________________
• [A]
o I軸(赤) 左から1番目は 00
o Q軸(青) 下から4番目は 10
組み合わせて 0010
• [B]
o I軸(赤) 左から3番目は 11
o Q軸(青) 下から3番目は 11
組み合わせて 1111
• [C]
o I軸(赤) 左から3番目は 11
o Q軸(青) 下から1番目は 00
組み合わせて 1100
平成25年2月期に初出題で混乱された方も多いと思います。
この問題は非常に難易度が高いので、余裕のあるかたのみ覚えましょう。
最低でも十進法から二進法へは簡単に変換できる必要があります。
十進法の流れは図を見ることで簡単に覚えることができますが、二進法からグレイコードへの変換が難しいです。
________________________________________
グレイコードにはルールが三つあります。
1. 二進法の最初の値はグレイコードの最初の値のまま ※最初の値は絶対反転しない
2. 二進法の値が0の時は次の値を反転させない
3. 二進法の値が1の時は次の値を反転させる
これだけでは理解するのが難しいと思いますので、実際に解いてみます。
わかりやすい十進法の「2」をグレイコードに変換します。
(1) 十進法の「2」を二進法へ変換すると「0010」
↓
(2) 二進法「0010」を左から順にグレイコードへ変換
↓
(3) 最初の値は「0」なので次の値を反転させない
↓
(4) 2番目の値も「0」なので次の値を反転させない
↓
(5) 3番目の値は「1」なので次の値を反転させる
↓
(6) 4番目の値は「0」なので次の値を反転させない ※次の値はないですがルールに沿って記述しました
↓
(7) (3)から(6)までをまとめると 「0010」が「0011」となります。
※十進法とグレイコードの関係性
十進法 通常の二進法 グレイコード
0 0000 0000
1 0001 0001
2 0010 0011
3 0011 0010
4 0100 0110
5 0101 0111
6 0110 0101
7 0111 0100
8 1000 1100
9 1001 1101
10 1010 1111
11 1011 1110
12 1100 1010
13 1101 1011
14 1110 1001
15 1111 1000
正しい解答:搬送波電力(平均電力)が等しい16相PSK(16PSK)と16値QAM(16QAM)のシンボル誤り率を比較すると、16相PSKの方が「大きく」なる。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
※1 信号点間距離とは、雑音などがあるときの信号の復調・識別の余裕度を示すもの。
(信号点間の距離が短いほど誤り率が大きくなる)
基本的に数字が大きくなるほど符号誤り率が大きくなります。
「小」 2相PSK → 4相PSK → 8相PSK → 16相QAM → 16相PSK 「大」
16相QAMが間に入るので、それだけ注意しましょう。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「マイクロ波中継方式(多重)」 [無線工学]
おはようございます、ecarです。
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「マイクロ波中継方式(多重)」】 をお届けします。
無線工学
マイクロ波中継方式(多重)
出題パターンは10種類
1. マイクロ波多重無線回線の中継方式の構成例について 「1」
2. マイクロ波多重無線回線の中継方式の構成例について 「2」
3. マイクロ波多重無線回線の中継方式の構成例について 「3」
4. マイクロ波多重無線回線の中継方式について
5. 無線中継方式の名称について
6. マイクロ波デジタル多重通信回線の中継方式について
7. マイクロ波デジタル多重通信回線における再生中継方式について
8. マイクロ波多重通信回線に用いられるヘテロダイン中継方式の特徴について
9. デジタル無線通信における同期検波・遅延検波について
10. 同期検波・遅延検波によるBPSK波の復調器の原理的構成例
関連項目の |64| 無給電中継方式 と |66| マイクロ波中継方式(遠隔) と |67| マイクロ波中継方式(2周波) を一緒に覚えると効果的です。
(1) 図は、「検波(再生)」中継方式の構成例である。
(2) アナログ伝送回路において、この中継方式は、中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化「する」。
以下の4種類を切り分けて答えられるようにしておきましょう。
特に、図で出題された場合は必ず点が取れるようにしておきましょう。
• 無給電中継方式
o 金属による反射板
o <特徴> 見通し外の2地点が比較的近距離の場合に利用され、金属による反射板を用いて電波を目的の方向へ送出する。
• 直接中継方式
o 変換しないでマイクロ波のまま増幅
o <特徴> 受信したマイクロ波を中間周波数又はビデオ周波数に変換しないで、マイクロ波のまま所定の送信電力レベルに増幅して送信する方式。広帯域特性に優れている。
• 検波(再生)中継方式
o ビデオ増幅器
o <特徴> 受信波をいったん復調してパルスを整形し、同期の取り直して再び変調して送信する方式。中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化する。
• ヘテロダイン中継方式
o 中間周波増幅器
o <特徴> この中継方式は、受信マイクロ波をいったん中間周波数に変換し、中間周波増幅器により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
(1) 図に示す中継方式の名称は、「再生」中継方式である。
(2) 図に示す中継方式は、復調した信号から元の符号パルスを再生した後、再度変調して送信するため、波形ひずみ等が累積「されない」。
以下の4種類を切り分けて答えられるようにしておきましょう。
特に、図で出題された場合は必ず点が取れるようにしておきましょう。
• 無給電中継方式
o 金属による反射板
o <特徴> 見通し外の2地点が比較的近距離の場合に利用され、金属による反射板を用いて電波を目的の方向へ送出する。
• 直接中継方式
o 変換しないでマイクロ波のまま増幅
o <特徴> 受信したマイクロ波を中間周波数又はビデオ周波数に変換しないで、マイクロ波のまま所定の送信電力レベルに増幅して送信する方式。広帯域特性に優れている。
• 検波(再生)中継方式
o ビデオ増幅器
o <特徴> 受信波をいったん復調してパルスを整形し、同期の取り直して再び変調して送信する方式。中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化する。
• ヘテロダイン中継方式
o 中間周波増幅器
o <特徴> この中継方式は、受信マイクロ波をいったん中間周波数に変換し、中間周波増幅器により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
(1) 図は、「ヘテロダイン」中継方式の構成例である。
(2) この中継方式は、受信マイクロ波をいったん「中間周波数」に変換し、「中間周波増幅器」により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
以下の4種類を切り分けて答えられるようにしておきましょう。
特に、図で出題された場合は必ず点が取れるようにしておきましょう。
• 無給電中継方式
o 金属による反射板
o <特徴> 見通し外の2地点が比較的近距離の場合に利用され、金属による反射板を用いて電波を目的の方向へ送出する。
• 直接中継方式
o 変換しないでマイクロ波のまま増幅
o <特徴> 受信したマイクロ波を中間周波数又はビデオ周波数に変換しないで、マイクロ波のまま所定の送信電力レベルに増幅して送信する方式。広帯域特性に優れている。
• 検波(再生)中継方式
o ビデオ増幅器
o <特徴> 受信波をいったん復調してパルスを整形し、同期の取り直して再び変調して送信する方式。中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化する。
• ヘテロダイン中継方式
o 中間周波増幅器
o <特徴> この中継方式は、受信マイクロ波をいったん中間周波数に変換し、中間周波増幅器により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
(1) 直接中継方式は、受信波を「中間周波数に変換して」送信する方式である。
(2) 再生中継方式は、復調した信号から元の符号パルスを再生した後、再度変調して送信するため、波形ひずみ等が累積「されない」。
以下の4種類を切り分けて答えられるようにしておきましょう。
特に、図で出題された場合は必ず点が取れるようにしておきましょう。
• 無給電中継方式
o 金属による反射板
o <特徴> 見通し外の2地点が比較的近距離の場合に利用され、金属による反射板を用いて電波を目的の方向へ送出する。
• 直接中継方式
o 変換しないでマイクロ波のまま増幅
o <特徴> 受信したマイクロ波を中間周波数又はビデオ周波数に変換しないで、マイクロ波のまま所定の送信電力レベルに増幅して送信する方式。広帯域特性に優れている。
• 検波(再生)中継方式
o ビデオ増幅器
o <特徴> 受信波をいったん復調してパルスを整形し、同期の取り直して再び変調して送信する方式。中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化する。
• ヘテロダイン中継方式
o 中間周波増幅器
o <特徴> この中継方式は、受信マイクロ波をいったん中間周波数に変換し、中間周波増幅器により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
正しい解答 : 非再生(ヘテロダイン)中継方式
以下の4種類を切り分けて答えられるようにしておきましょう。
特に、図で出題された場合は必ず点が取れるようにしておきましょう。
• 無給電中継方式
o 金属による反射板
o <特徴> 見通し外の2地点が比較的近距離の場合に利用され、金属による反射板を用いて電波を目的の方向へ送出する。
• 直接中継方式
o 変換しないでマイクロ波のまま増幅
o <特徴> 受信したマイクロ波を中間周波数又はビデオ周波数に変換しないで、マイクロ波のまま所定の送信電力レベルに増幅して送信する方式。広帯域特性に優れている。
• 検波(再生)中継方式
o ビデオ増幅器
o <特徴> 受信波をいったん復調してパルスを整形し、同期の取り直して再び変調して送信する方式。中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化する。
• ヘテロダイン中継方式
o 中間周波増幅器
o <特徴> この中継方式は、受信マイクロ波をいったん中間周波数に変換し、中間周波増幅器により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
中継区間が長い場合は、「干渉性」フェージングによる回線の瞬断が生じたり、周波数選択性フェージングや符号間干渉による波形ひずみが生じ、符号誤りの原因になることがある。また、これが中継ごとに加算されるおそれもある。このため、デジタル多重通信回線では、中継局ごとに受信波を「復調」した後、同期を取り直して再び「変調」して送信する再生中継方式が多く採用されている。
※復調と変調は1セットで覚えてください。
正しい解答
選択肢1: 再生中継方式
選択肢2: 2周波中継方式
選択肢3: ヘテロダイン中継方式
選択肢4: 直接中継方式
正しい解答 : 回線障害発生の場合の予備装置への切り替えは「容易」である。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
正しい解答 : 同期検波は、PSKで「使用」できる。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
※同期検波・遅延検波はセットで覚えましょう。似た内容が出題されるため、どちらがどちらの内容なのか切り分けて答えられるようにしておきましょう。
正しい解答
(A) 搬送波再生回路
(B) 低域フィルタ(LPF)
※同期検波の場合、(A)に搬送波再生回路が入りますが、
遅延検波の場合は(A)に1ビット遅延回路が入ります。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「マイクロ波中継方式(多重)」】 をお届けします。
無線工学
マイクロ波中継方式(多重)
出題パターンは10種類
1. マイクロ波多重無線回線の中継方式の構成例について 「1」
2. マイクロ波多重無線回線の中継方式の構成例について 「2」
3. マイクロ波多重無線回線の中継方式の構成例について 「3」
4. マイクロ波多重無線回線の中継方式について
5. 無線中継方式の名称について
6. マイクロ波デジタル多重通信回線の中継方式について
7. マイクロ波デジタル多重通信回線における再生中継方式について
8. マイクロ波多重通信回線に用いられるヘテロダイン中継方式の特徴について
9. デジタル無線通信における同期検波・遅延検波について
10. 同期検波・遅延検波によるBPSK波の復調器の原理的構成例
関連項目の |64| 無給電中継方式 と |66| マイクロ波中継方式(遠隔) と |67| マイクロ波中継方式(2周波) を一緒に覚えると効果的です。
(1) 図は、「検波(再生)」中継方式の構成例である。
(2) アナログ伝送回路において、この中継方式は、中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化「する」。
以下の4種類を切り分けて答えられるようにしておきましょう。
特に、図で出題された場合は必ず点が取れるようにしておきましょう。
• 無給電中継方式
o 金属による反射板
o <特徴> 見通し外の2地点が比較的近距離の場合に利用され、金属による反射板を用いて電波を目的の方向へ送出する。
• 直接中継方式
o 変換しないでマイクロ波のまま増幅
o <特徴> 受信したマイクロ波を中間周波数又はビデオ周波数に変換しないで、マイクロ波のまま所定の送信電力レベルに増幅して送信する方式。広帯域特性に優れている。
• 検波(再生)中継方式
o ビデオ増幅器
o <特徴> 受信波をいったん復調してパルスを整形し、同期の取り直して再び変調して送信する方式。中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化する。
• ヘテロダイン中継方式
o 中間周波増幅器
o <特徴> この中継方式は、受信マイクロ波をいったん中間周波数に変換し、中間周波増幅器により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
(1) 図に示す中継方式の名称は、「再生」中継方式である。
(2) 図に示す中継方式は、復調した信号から元の符号パルスを再生した後、再度変調して送信するため、波形ひずみ等が累積「されない」。
以下の4種類を切り分けて答えられるようにしておきましょう。
特に、図で出題された場合は必ず点が取れるようにしておきましょう。
• 無給電中継方式
o 金属による反射板
o <特徴> 見通し外の2地点が比較的近距離の場合に利用され、金属による反射板を用いて電波を目的の方向へ送出する。
• 直接中継方式
o 変換しないでマイクロ波のまま増幅
o <特徴> 受信したマイクロ波を中間周波数又はビデオ周波数に変換しないで、マイクロ波のまま所定の送信電力レベルに増幅して送信する方式。広帯域特性に優れている。
• 検波(再生)中継方式
o ビデオ増幅器
o <特徴> 受信波をいったん復調してパルスを整形し、同期の取り直して再び変調して送信する方式。中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化する。
• ヘテロダイン中継方式
o 中間周波増幅器
o <特徴> この中継方式は、受信マイクロ波をいったん中間周波数に変換し、中間周波増幅器により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
(1) 図は、「ヘテロダイン」中継方式の構成例である。
(2) この中継方式は、受信マイクロ波をいったん「中間周波数」に変換し、「中間周波増幅器」により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
以下の4種類を切り分けて答えられるようにしておきましょう。
特に、図で出題された場合は必ず点が取れるようにしておきましょう。
• 無給電中継方式
o 金属による反射板
o <特徴> 見通し外の2地点が比較的近距離の場合に利用され、金属による反射板を用いて電波を目的の方向へ送出する。
• 直接中継方式
o 変換しないでマイクロ波のまま増幅
o <特徴> 受信したマイクロ波を中間周波数又はビデオ周波数に変換しないで、マイクロ波のまま所定の送信電力レベルに増幅して送信する方式。広帯域特性に優れている。
• 検波(再生)中継方式
o ビデオ増幅器
o <特徴> 受信波をいったん復調してパルスを整形し、同期の取り直して再び変調して送信する方式。中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化する。
• ヘテロダイン中継方式
o 中間周波増幅器
o <特徴> この中継方式は、受信マイクロ波をいったん中間周波数に変換し、中間周波増幅器により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
(1) 直接中継方式は、受信波を「中間周波数に変換して」送信する方式である。
(2) 再生中継方式は、復調した信号から元の符号パルスを再生した後、再度変調して送信するため、波形ひずみ等が累積「されない」。
以下の4種類を切り分けて答えられるようにしておきましょう。
特に、図で出題された場合は必ず点が取れるようにしておきましょう。
• 無給電中継方式
o 金属による反射板
o <特徴> 見通し外の2地点が比較的近距離の場合に利用され、金属による反射板を用いて電波を目的の方向へ送出する。
• 直接中継方式
o 変換しないでマイクロ波のまま増幅
o <特徴> 受信したマイクロ波を中間周波数又はビデオ周波数に変換しないで、マイクロ波のまま所定の送信電力レベルに増幅して送信する方式。広帯域特性に優れている。
• 検波(再生)中継方式
o ビデオ増幅器
o <特徴> 受信波をいったん復調してパルスを整形し、同期の取り直して再び変調して送信する方式。中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化する。
• ヘテロダイン中継方式
o 中間周波増幅器
o <特徴> この中継方式は、受信マイクロ波をいったん中間周波数に変換し、中間周波増幅器により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
正しい解答 : 非再生(ヘテロダイン)中継方式
以下の4種類を切り分けて答えられるようにしておきましょう。
特に、図で出題された場合は必ず点が取れるようにしておきましょう。
• 無給電中継方式
o 金属による反射板
o <特徴> 見通し外の2地点が比較的近距離の場合に利用され、金属による反射板を用いて電波を目的の方向へ送出する。
• 直接中継方式
o 変換しないでマイクロ波のまま増幅
o <特徴> 受信したマイクロ波を中間周波数又はビデオ周波数に変換しないで、マイクロ波のまま所定の送信電力レベルに増幅して送信する方式。広帯域特性に優れている。
• 検波(再生)中継方式
o ビデオ増幅器
o <特徴> 受信波をいったん復調してパルスを整形し、同期の取り直して再び変調して送信する方式。中継ごとに変復調が繰り返されることにより、伝送特性が劣化する。
• ヘテロダイン中継方式
o 中間周波増幅器
o <特徴> この中継方式は、受信マイクロ波をいったん中間周波数に変換し、中間周波増幅器により規定のレベルまで増幅した後、再び送信マイクロ波に変換、増幅して送信する方式である。
中継区間が長い場合は、「干渉性」フェージングによる回線の瞬断が生じたり、周波数選択性フェージングや符号間干渉による波形ひずみが生じ、符号誤りの原因になることがある。また、これが中継ごとに加算されるおそれもある。このため、デジタル多重通信回線では、中継局ごとに受信波を「復調」した後、同期を取り直して再び「変調」して送信する再生中継方式が多く採用されている。
※復調と変調は1セットで覚えてください。
正しい解答
選択肢1: 再生中継方式
選択肢2: 2周波中継方式
選択肢3: ヘテロダイン中継方式
選択肢4: 直接中継方式
正しい解答 : 回線障害発生の場合の予備装置への切り替えは「容易」である。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
正しい解答 : 同期検波は、PSKで「使用」できる。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
※同期検波・遅延検波はセットで覚えましょう。似た内容が出題されるため、どちらがどちらの内容なのか切り分けて答えられるようにしておきましょう。
正しい解答
(A) 搬送波再生回路
(B) 低域フィルタ(LPF)
※同期検波の場合、(A)に搬送波再生回路が入りますが、
遅延検波の場合は(A)に1ビット遅延回路が入ります。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「伝送特性の補償」 [無線工学]
おはようございます、ecarです。
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「伝送特性の補償」】 をお届けします。
無線工学
伝送特性の補償
出題パターンは3種類
1. 伝送特性の補償について
2. フェージング対策用の等化器について
3. デジタル無線通信に用いられる回路の名称
正しい解答
伝送中に生ずる信号の「振幅」や位相のひずみを補償する回路を等化器と呼んでいる。フェージングなどのようにひずみが時間的に変化する場合は、その変化に応じて補償する自動等化器が用いられるが、これは「周波数」領域の等化器と時間領域の等化器に大別され、時間領域自動等化器としては、「トランスバーサル」自動等化器が一般的である。
以下の用語は必ず覚えましょう。
• 等化器:→「振幅」や位相のひずみを補償する回路のこと
• 周波数-領域自動等化器:→「可変共振形」自動等化器
• 時間-領域自動等化器 :→「トランスバーサル」自動等化器
正しい解答 : 時間領域自動等化器の代表的なものは、「トランスバーサル」自動等化器である。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
以下の用語は必ず覚えましょう。
• 等化器:→「振幅」や位相のひずみを補償する回路のこと
• 周波数-領域自動等化器:→「可変共振形」自動等化器
• 時間-領域自動等化器 :→「トランスバーサル」自動等化器
正しい解答:等化器
伝送中に生ずる信号の振幅や位相のひずみを補償する回路を等化器と呼んでいる。
フェージングなどのようにひずみが時間的に変化する場合は、
その変化に応じて補償する自動等化器が用いられる。
周波数領域の等化器と時間領域の等化器に大別され、
・時間領域自動等化器:トランスバーサル自動等化器
・周波数領域自動等化器:可変共振形自動等化器
が一般的である。
・選択肢1:符号器「符号系列の信号を他の符号系列の信号にする変換器」
・選択肢3:導波器「電波を呼び込むための部品。素子の数や性能で、送受信の感度を調整する。」
・選択肢4:分波器「入力された信号を周波数で分ける目的で使用する部品。」
以下の用語は必ず覚えましょう。
• 等化器:→「振幅」や位相のひずみを補償する回路のこと
• 周波数-領域自動等化器:→「可変共振形」自動等化器
• 時間-領域自動等化器 :→「トランスバーサル」自動等化器
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「伝送特性の補償」】 をお届けします。
無線工学
伝送特性の補償
出題パターンは3種類
1. 伝送特性の補償について
2. フェージング対策用の等化器について
3. デジタル無線通信に用いられる回路の名称
正しい解答
伝送中に生ずる信号の「振幅」や位相のひずみを補償する回路を等化器と呼んでいる。フェージングなどのようにひずみが時間的に変化する場合は、その変化に応じて補償する自動等化器が用いられるが、これは「周波数」領域の等化器と時間領域の等化器に大別され、時間領域自動等化器としては、「トランスバーサル」自動等化器が一般的である。
以下の用語は必ず覚えましょう。
• 等化器:→「振幅」や位相のひずみを補償する回路のこと
• 周波数-領域自動等化器:→「可変共振形」自動等化器
• 時間-領域自動等化器 :→「トランスバーサル」自動等化器
正しい解答 : 時間領域自動等化器の代表的なものは、「トランスバーサル」自動等化器である。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
以下の用語は必ず覚えましょう。
• 等化器:→「振幅」や位相のひずみを補償する回路のこと
• 周波数-領域自動等化器:→「可変共振形」自動等化器
• 時間-領域自動等化器 :→「トランスバーサル」自動等化器
正しい解答:等化器
伝送中に生ずる信号の振幅や位相のひずみを補償する回路を等化器と呼んでいる。
フェージングなどのようにひずみが時間的に変化する場合は、
その変化に応じて補償する自動等化器が用いられる。
周波数領域の等化器と時間領域の等化器に大別され、
・時間領域自動等化器:トランスバーサル自動等化器
・周波数領域自動等化器:可変共振形自動等化器
が一般的である。
・選択肢1:符号器「符号系列の信号を他の符号系列の信号にする変換器」
・選択肢3:導波器「電波を呼び込むための部品。素子の数や性能で、送受信の感度を調整する。」
・選択肢4:分波器「入力された信号を周波数で分ける目的で使用する部品。」
以下の用語は必ず覚えましょう。
• 等化器:→「振幅」や位相のひずみを補償する回路のこと
• 周波数-領域自動等化器:→「可変共振形」自動等化器
• 時間-領域自動等化器 :→「トランスバーサル」自動等化器
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「ボルツマン定数」 [無線工学]
おはようございます、ecarです。
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「ボルツマン定数」】 をお届けします。
無線工学
ボルツマン定数
出題パターンは2種類
1. 等価雑音電力の値を求める問題
2. 等価雑音帯域幅の値を求める問題
パターンは2つありますが、公式は1つ覚えれば十分です。
パターン2はパターン1の応用で解けますので、パターン1の公式を確実に覚えましょう
出題パターン1であるこちらを確実にマスターしましょう。
公式がすぐでるようになればパターン2も簡単に解けるようになります。
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
1. 覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
2. → ○[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+17)[℃] × (20×10^6)[Hz] × (6dB) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+17)[℃] × (20×10^6)[Hz] × (4) ※dBを真数に置き換える
4. → ○[W] = (1.38) × (290) × (2) × (4) ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
5. → ○[W] = (14) × (29) × (2) × (4) ※少数点を四捨五入し、さらに繰り上げて少数点をなくす
6. → ○[W] =3248
7. → 3248 の値に最も近い選択肢を探す → 3.2×10^-13[W]
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
↓
ボルツマン[電力]は、問題に書かれている値をすべて掛け算する と覚えると楽に暗記できます。
パターン1
等価雑音電力の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
________________________________________
パターン2
等価雑音帯域幅の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
B = Nr / kTF (この公式は覚える必要がありません)
↓
「距離」=時間×速度 の応用問題 つまり 「速度」=距離/時間 (分子と分母の位置関係を把握する)
↓
詳しくはパターン2の解説で
パターン1より難易度が高いですが、パターン1の公式さえ暗記していれば問題なく解けます。
この問題の場合、選択肢を利用するというのが最大のポイントになります。
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
1. 覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
2. → 8×10^-14[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+17)[℃] × (○×10^6)[Hz] × (6dB) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → 8×10^-14[W]= (1.38×10^23)[J/K] × (273+17)[℃] × (○×10^6)[Hz] × (4) ※dBを真数に置き換える
4. → 8[W] = (1.38) × (290) × (○) × (4) ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
5. → 8[W] = (14) × (29) × (○) × (4) ※少数点を四捨五入し、さらに繰り上げて少数点をなくす
6. → 8[W]= 1624×○
7. → 8[W] = 16×○ ※計算を簡易化するため、2桁のみ残します
8. → ここまで解けたら選択肢の1~5までを○の中に代入して一番「8」の値に近いのが正解になります。
• 選択肢1の場合 : 16*5 = 80 = 8
• 選択肢2の場合 : 16*10 = 160 = 16
• 選択肢3の場合 : 16*20 = 320 = 32
• 選択肢4の場合 : 16*60 = 960 = 96
• 選択肢5の場合 : 16*114 = 1824 = 182
A → 8の値に最も近い値が選択肢1の5MHzになるため、答えは「等価雑音帯域幅:5MHz」になります。
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
↓
ボルツマン[電力]は、問題に書かれている値をすべて掛け算する と覚えると楽に暗記できます。
パターン1
等価雑音電力の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
________________________________________
パターン2
等価雑音帯域幅の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
B = Nr / kTF (この公式は覚える必要がありません)
↓
「距離」=時間×速度 の応用問題 つまり 「速度」=距離/時間 (分子と分母の位置関係を把握する)
↓
割り算を行わないで計算する理由は、割り算を手計算で行ったときに最もケアレスミスが発生しやすいためです。
掛け算なら公式さえ覚えていればミスも少なく選択肢を当てはめるだけで答えがでるので確実に点が取れます。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「ボルツマン定数」】 をお届けします。
無線工学
ボルツマン定数
出題パターンは2種類
1. 等価雑音電力の値を求める問題
2. 等価雑音帯域幅の値を求める問題
パターンは2つありますが、公式は1つ覚えれば十分です。
パターン2はパターン1の応用で解けますので、パターン1の公式を確実に覚えましょう
出題パターン1であるこちらを確実にマスターしましょう。
公式がすぐでるようになればパターン2も簡単に解けるようになります。
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
1. 覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
2. → ○[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+17)[℃] × (20×10^6)[Hz] × (6dB) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+17)[℃] × (20×10^6)[Hz] × (4) ※dBを真数に置き換える
4. → ○[W] = (1.38) × (290) × (2) × (4) ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
5. → ○[W] = (14) × (29) × (2) × (4) ※少数点を四捨五入し、さらに繰り上げて少数点をなくす
6. → ○[W] =3248
7. → 3248 の値に最も近い選択肢を探す → 3.2×10^-13[W]
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
↓
ボルツマン[電力]は、問題に書かれている値をすべて掛け算する と覚えると楽に暗記できます。
パターン1
等価雑音電力の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
________________________________________
パターン2
等価雑音帯域幅の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
B = Nr / kTF (この公式は覚える必要がありません)
↓
「距離」=時間×速度 の応用問題 つまり 「速度」=距離/時間 (分子と分母の位置関係を把握する)
↓
詳しくはパターン2の解説で
パターン1より難易度が高いですが、パターン1の公式さえ暗記していれば問題なく解けます。
この問題の場合、選択肢を利用するというのが最大のポイントになります。
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
1. 覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
2. → 8×10^-14[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+17)[℃] × (○×10^6)[Hz] × (6dB) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → 8×10^-14[W]= (1.38×10^23)[J/K] × (273+17)[℃] × (○×10^6)[Hz] × (4) ※dBを真数に置き換える
4. → 8[W] = (1.38) × (290) × (○) × (4) ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
5. → 8[W] = (14) × (29) × (○) × (4) ※少数点を四捨五入し、さらに繰り上げて少数点をなくす
6. → 8[W]= 1624×○
7. → 8[W] = 16×○ ※計算を簡易化するため、2桁のみ残します
8. → ここまで解けたら選択肢の1~5までを○の中に代入して一番「8」の値に近いのが正解になります。
• 選択肢1の場合 : 16*5 = 80 = 8
• 選択肢2の場合 : 16*10 = 160 = 16
• 選択肢3の場合 : 16*20 = 320 = 32
• 選択肢4の場合 : 16*60 = 960 = 96
• 選択肢5の場合 : 16*114 = 1824 = 182
A → 8の値に最も近い値が選択肢1の5MHzになるため、答えは「等価雑音帯域幅:5MHz」になります。
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
↓
ボルツマン[電力]は、問題に書かれている値をすべて掛け算する と覚えると楽に暗記できます。
パターン1
等価雑音電力の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
________________________________________
パターン2
等価雑音帯域幅の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
B = Nr / kTF (この公式は覚える必要がありません)
↓
「距離」=時間×速度 の応用問題 つまり 「速度」=距離/時間 (分子と分母の位置関係を把握する)
↓
割り算を行わないで計算する理由は、割り算を手計算で行ったときに最もケアレスミスが発生しやすいためです。
掛け算なら公式さえ覚えていればミスも少なく選択肢を当てはめるだけで答えがでるので確実に点が取れます。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダーの機能と探知性能」 [無線工学]
おはようございます、ecarです。
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダーの機能と探知性能」】 をお届けします。
無線工学
パルスレーダーの機能と探知性能
出題パターンは3種類
1. パルスレーダーの機能について
2. パルスレーダーのビーム幅と探知性能について
3. 図に示す単一指向性アンテナの電界パターン例について
パターン2とパターン3は必ずまとめて覚えましょう。
↓
パターン2の水平面内指向性の公式 --->( 1/2 ) と
パターン3の電界強度の公式 --->( 1/√2 ) が
非常に似ているため、バラバラで覚えると混乱しやすいからです。
関連項目の |69| マイクロ波(干渉) と |70| パルスレーダーの性能と向上させる方法 一緒に覚えると効果的です。
正しい解答 : 最小探知距離を短くするには、「パルス幅」を狭くする。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
(1) 図1は、レーダーアンテナの水平面内指向性を表したものであるが、最大放射方向の電力の「1/2」の電力値になる幅(角度)θ1をビーム幅といい、この幅が狭いほど、方位分解能が良くなる。
(2) 図2に示す物標の観測において、レーダーアンテナのビーム幅θ1とするとき、画面上での物標の表示は、ほぼ「θ1+θ2」となる。
(1) 半値角は、主ローブの電界強度がその最大値の「1/√2」になる二つの方向で挟まれた角度θで表される。
(2) θは、「ビーム幅」とも呼ばれる。
(3) 前後比は、「Ef/Eb」で表される。
(1)は、パターン2と混乱しないように図で暗記して下さい。
(3)は、前後比という言葉に着目して、「前/後」比と覚えてください。
公式も「front/back]となっています。→「Ef/Eb」
正しい解答 : このアンテナの半値角は、図の「θでは表されない」。
間違えた方は、〔h21 2月 午前〕の問題をよく復習してください。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
マイクロ波(干渉)
出題パターンは2種類
1. マイクロ波通信において生ずることのある干渉について
2. マイクロ波通信において生ずることのある干渉についての正しい組み合わせ
関連項目の |68| パルスレーダーの機能と探知性能 と |70| パルスレーダーの性能と向上させる方法 一緒に覚えると効果的です。
正しい解答 : ラジオダクトによるオーバーリーチ干渉を避けるには、中継ルートを「ジグザグ」に設定する。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
(1) 無線中継所などにおいて、正規の伝播経路以外から、目的の周波数又はその近傍の周波数の電波が受信されるために干渉を生ずることがある。干渉波があると「復調」後の符号誤りに影響を与え、このとき生ずる雑音は干渉雑音とも呼ばれる。
(2) アンテナの指向特性に「サイドローブ」があるため、中継所のアンテナどうしからのフロントバックやフロントサイド結合などによる干渉が生ずることがある。
(3) ラジオダクトの発生により、通常は影響を受けない見通し距離外の中継局から「オーバーリーチ」干渉を生ずることがある。
※問題の解き方を工夫すると簡単に選択肢を絞ることができます。
この問題の場合、答えるのが簡単な (2)の[B] から問題を解くと2択に絞ることができます。
パルスレーダーの性能と向上させる方法
出題パターンは7種類
1. パルスレーダーの最小探知距離について
2. パルスレーダーの最大探知距離を向上させる方法について
3. パルスレーダー受信機において方位分解能を向上させるための方法について
4. パルスレーダーの距離分解能について
5. パルスレーダーの性能を向上させる方法について
6. パルスレーダーの性能について
7. パルスレーダーの最大探知距離と最小探知距離について
以下の4種類を切り分けて答えられるよう、この7パターンから確実にマスターしてください。
• 最小探知距離
• 最大探知距離
• 方位分解能
• 距離分解能
関連項目の |68| パルスレーダーの機能と探知性能 と |69| マイクロ波(干渉) を一緒に覚えると効果的です。
(1) 最小探知距離は、主としてパルス幅に「比例」する。
(2) 受信機の帯域幅を「広く」し、パルス幅を「狭く」するほど近距離の目標が探知できる。
(1) アンテナの高さを「高く」する。また、アンテナ利得を大きくする。
(2) 送信電力を「大きく」する。また、受信機の感度を良くする。
(3) パルス幅を「広く」する。
※最大探知距離は、「高く」、「広く」など「大きく」なるイメージで性能が向上します。
正しい解答 : アンテナの水平面内のビーム幅を狭くする。
※「方位分解能を向上させる方法」と出題されたら「ビーム幅を狭く」と答えられるようにしておきましょう。
(1) 距離分解能は、パルス幅が狭いほど「良く」なる。
(2) 同一方向で距離の差がパルス幅の「1/2」に相当する距離以下の二つの物体は識別できない。
(3) 距離測定レンジは、できるだけ「短い」レンジを用いた方が距離分解能が良くなる。
正しい解答 : 最小探知距離を向上させる、パルス幅を「狭く」する。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
正しい解答 : 最小探知距離は、主としてパルス幅に比例し、パルス幅をt[μs]とすれば、約「150t[m]」である。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
(1) パルス幅を広くし、繰返し周波数を「低く」すると最大探知距離は大きくなる。
(2) アンテナ利得を大きくし、アンテナの高さを高くすると最大探知距離は大きくなるが、あまり高いとアンテナの「死角」が大きくなる。
(3) 最小探知距離は、主としてパルス幅に「比例」する。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダーの機能と探知性能」】 をお届けします。
無線工学
パルスレーダーの機能と探知性能
出題パターンは3種類
1. パルスレーダーの機能について
2. パルスレーダーのビーム幅と探知性能について
3. 図に示す単一指向性アンテナの電界パターン例について
パターン2とパターン3は必ずまとめて覚えましょう。
↓
パターン2の水平面内指向性の公式 --->( 1/2 ) と
パターン3の電界強度の公式 --->( 1/√2 ) が
非常に似ているため、バラバラで覚えると混乱しやすいからです。
関連項目の |69| マイクロ波(干渉) と |70| パルスレーダーの性能と向上させる方法 一緒に覚えると効果的です。
正しい解答 : 最小探知距離を短くするには、「パルス幅」を狭くする。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
(1) 図1は、レーダーアンテナの水平面内指向性を表したものであるが、最大放射方向の電力の「1/2」の電力値になる幅(角度)θ1をビーム幅といい、この幅が狭いほど、方位分解能が良くなる。
(2) 図2に示す物標の観測において、レーダーアンテナのビーム幅θ1とするとき、画面上での物標の表示は、ほぼ「θ1+θ2」となる。
(1) 半値角は、主ローブの電界強度がその最大値の「1/√2」になる二つの方向で挟まれた角度θで表される。
(2) θは、「ビーム幅」とも呼ばれる。
(3) 前後比は、「Ef/Eb」で表される。
(1)は、パターン2と混乱しないように図で暗記して下さい。
(3)は、前後比という言葉に着目して、「前/後」比と覚えてください。
公式も「front/back]となっています。→「Ef/Eb」
正しい解答 : このアンテナの半値角は、図の「θでは表されない」。
間違えた方は、〔h21 2月 午前〕の問題をよく復習してください。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
マイクロ波(干渉)
出題パターンは2種類
1. マイクロ波通信において生ずることのある干渉について
2. マイクロ波通信において生ずることのある干渉についての正しい組み合わせ
関連項目の |68| パルスレーダーの機能と探知性能 と |70| パルスレーダーの性能と向上させる方法 一緒に覚えると効果的です。
正しい解答 : ラジオダクトによるオーバーリーチ干渉を避けるには、中継ルートを「ジグザグ」に設定する。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
(1) 無線中継所などにおいて、正規の伝播経路以外から、目的の周波数又はその近傍の周波数の電波が受信されるために干渉を生ずることがある。干渉波があると「復調」後の符号誤りに影響を与え、このとき生ずる雑音は干渉雑音とも呼ばれる。
(2) アンテナの指向特性に「サイドローブ」があるため、中継所のアンテナどうしからのフロントバックやフロントサイド結合などによる干渉が生ずることがある。
(3) ラジオダクトの発生により、通常は影響を受けない見通し距離外の中継局から「オーバーリーチ」干渉を生ずることがある。
※問題の解き方を工夫すると簡単に選択肢を絞ることができます。
この問題の場合、答えるのが簡単な (2)の[B] から問題を解くと2択に絞ることができます。
パルスレーダーの性能と向上させる方法
出題パターンは7種類
1. パルスレーダーの最小探知距離について
2. パルスレーダーの最大探知距離を向上させる方法について
3. パルスレーダー受信機において方位分解能を向上させるための方法について
4. パルスレーダーの距離分解能について
5. パルスレーダーの性能を向上させる方法について
6. パルスレーダーの性能について
7. パルスレーダーの最大探知距離と最小探知距離について
以下の4種類を切り分けて答えられるよう、この7パターンから確実にマスターしてください。
• 最小探知距離
• 最大探知距離
• 方位分解能
• 距離分解能
関連項目の |68| パルスレーダーの機能と探知性能 と |69| マイクロ波(干渉) を一緒に覚えると効果的です。
(1) 最小探知距離は、主としてパルス幅に「比例」する。
(2) 受信機の帯域幅を「広く」し、パルス幅を「狭く」するほど近距離の目標が探知できる。
(1) アンテナの高さを「高く」する。また、アンテナ利得を大きくする。
(2) 送信電力を「大きく」する。また、受信機の感度を良くする。
(3) パルス幅を「広く」する。
※最大探知距離は、「高く」、「広く」など「大きく」なるイメージで性能が向上します。
正しい解答 : アンテナの水平面内のビーム幅を狭くする。
※「方位分解能を向上させる方法」と出題されたら「ビーム幅を狭く」と答えられるようにしておきましょう。
(1) 距離分解能は、パルス幅が狭いほど「良く」なる。
(2) 同一方向で距離の差がパルス幅の「1/2」に相当する距離以下の二つの物体は識別できない。
(3) 距離測定レンジは、できるだけ「短い」レンジを用いた方が距離分解能が良くなる。
正しい解答 : 最小探知距離を向上させる、パルス幅を「狭く」する。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
正しい解答 : 最小探知距離は、主としてパルス幅に比例し、パルス幅をt[μs]とすれば、約「150t[m]」である。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
(1) パルス幅を広くし、繰返し周波数を「低く」すると最大探知距離は大きくなる。
(2) アンテナ利得を大きくし、アンテナの高さを高くすると最大探知距離は大きくなるが、あまり高いとアンテナの「死角」が大きくなる。
(3) 最小探知距離は、主としてパルス幅に「比例」する。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダー送信機(計算)」 [無線工学]
おはようございます、ecarです。
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダー送信機(計算)」】 をお届けします。
無線工学
パルスレーダー送信機(計算)
出題パターンは5種類
1. 平均電力の値を求める問題
2. せん頭電力の値を求める問題
3. パルス繰り返し周波数の値を求める問題
4. 最小探知距離の値を求める問題
5. パルス幅の値を求める問題
出題パターンは5種類ありますが、パターン1・2・3に関しては覚える公式は1つだけです。
パターン1の「平均電力の値を求める問題」がベースになります。
パターン4・5は公式が異なりますので注意が必要です。
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
上記の公式だけは確実に覚えましょう。上記の公式さえ覚えればパターン2~3も簡単に解けます。
1. 平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
2. → ○[W] = 25kW × 0.5μs × 800Hz ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = 25 × 0.5 × 8 ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
4. → ○[W] = 25 × 5 × 8 ※少数点は繰り上げて整数にする
5. → ○[W] = 1000
6. → 1000の値に最も近い値が選択肢3の10.0になるため、答えは「平均電力の値:10.0」になります。
!!注意!!
パルス繰り返す周期はパルス繰り返し周波数に置き換える
↓
パルス繰り返し周波数 = ( 1 / パルス繰り返し周期 )
________________________________________
パターン1
平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
↓
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
パターン2
せん頭電力 = 平均電力 / パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
パターン3
パルスの繰り返し周波数 = 平均電力 / パルス幅 × せん頭電力
↓
パターン2~3はあくまで参考です。覚える必要はありません。
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
上記の公式だけは確実に覚えましょう。上記の公式さえ覚えればパターン2~3も簡単に解けます。
!!注意!!
パルス繰り返す周期はパルス繰り返し周波数に置き換える
↓
パルス繰り返し周波数 = ( 1 / パルス繰り返し周期 )
↓
( 1 / 500 )
↓
0.002
1. 平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
2. → 15[W] = ○kW × 0.3μs × 0.002 ※文字公式に数字を当てはめる
3. → 15[W] = ○ × 0.3 × 0.002 ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
4. → 15[W] = ○ × 3 × 2 ※少数点は繰り上げて整数にする
5. → 15[W] = ○ × 6
6. → ここまで解けたら選択肢の1~5までを○の中に代入して一番「15」に近いのが正解になります。
• 選択肢1の場合 : 6*5 = 30
• 選択肢2の場合 : 6*15 = 90
• 選択肢3の場合 : 6*25 = 150
• 選択肢4の場合 : 6*30 = 180
• 選択肢5の場合 : 6*45 = 270
A → 15の値に最も近い値が選択肢3の25になるため、答えは「せん頭電力の値:25」になります。
!!注意!!
パルス繰り返す周期はパルス繰り返し周波数に置き換える
↓
パルス繰り返し周波数 = ( 1 / パルス繰り返し周期 )
________________________________________
パターン1
平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
↓
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
パターン2
せん頭電力 = 平均電力 / パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
パターン3
パルスの繰り返し周波数 = 平均電力 / パルス幅 × せん頭電力
↓
パターン2~3はあくまで参考です。覚える必要はありません。
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
上記の公式だけは確実に覚えましょう。上記の公式さえ覚えればパターン2~3も簡単に解けます。
1. 平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
2. → 18[W] = 12kW × 1.0μs × ○kHz ※文字公式に数字を当てはめる
3. → 18[W] = 12 × 1 × ○ ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
4. → 18[W] = 12 × ○
5. → ここまで解けたら選択肢の1~5までを○の中に代入して一番「18」に近いのが正解になります。
• 選択肢1の場合 : 12*666 = 7992
• 選択肢2の場合 : 12*800 = 9600
• 選択肢3の場合 : 12*1000 = 12000
• 選択肢4の場合 : 12*1250 = 15000
• 選択肢5の場合 : 12*1500 = 18000
A → 18の値に最も近い値が選択肢5の1500になるため、答えは「パルスの繰り返し周波数の値:1500」になります。
!!注意!!
パルス繰り返す周期はパルス繰り返し周波数に置き換える
↓
パルス繰り返し周波数 = ( 1 / パルス繰り返し周期 )
________________________________________
パターン1
平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
↓
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
パターン2
せん頭電力 = 平均電力 / パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
パターン3
パルスの繰り返し周波数 = 平均電力 / パルス幅 × せん頭電力
↓
パターン2~3はあくまで参考です。覚える必要はありません。
|70| パルスレーダーの性能と向上させる方法のパターン6の内容が計算問題になったものです。
1. 最小探知距離 = (パルス幅 × 電波の伝搬速度) / 2
2. → ○[m] = (1μs × 3×10^8) / 2 ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[m] = (1 × 3) / 2 ※単位の値(10^8やμ、0そのもの等)を削除する
4. → ○[m] = 3 / 2
5. → ○[m] = 1.5
6. → 1.5の値に最も近い値が選択肢5の150になるため、答えは「最小探知距離の値:150」になります。
最小探知距離 = (パルス幅 × 電波の伝搬速度) / 2
電波の速度を c = 3 × 10^8 [m/s] 、送信電波のパルス幅をマイクロ秒の単位で表して τ [μs] とすると、パルスが物標に到着して往復する時間 τ/2 の間は電波を受信することができないので、これに相当する距離 R [m] が最小探知距離となる。
|70| パルスレーダーの性能と向上させる方法のパターン6の内容が計算問題になったものです。
※パターン4の公式で対応できるので、パターン5用に式を覚える必要はありません。
1. 最小探知距離 = (パルス幅 × 電波の伝搬速度) / 2
2. → 120[m] = (○μs × 3×10^8) / 2 ※文字公式に数字を当てはめる
3. → 120[m] = (○ × 3) / 2 ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
4. → 120[m] = ○ × 1.5
5. → ここまで解けたら選択肢の1~5までを○の中に代入して一番「120(1.2)」に近いのが正解になります。
• 選択肢1の場合 : 1.6 × 1.5 = 2.4
• 選択肢2の場合 : 1.4 × 1.5 = 2.1
• 選択肢3の場合 : 1.2 × 1.5 = 1.8
• 選択肢4の場合 : 1.0 × 1.5 = 1.5
• 選択肢5の場合 : 0.8 × 1.5 = 1.2
A → 120(1.2)の値に最も近い値が選択肢5の0.8になるため、答えは「パルス幅の値:0.8[μs]」になります。
最小探知距離 = (パルス幅 × 電波の伝搬速度) / 2
電波の速度を c = 3 × 10^8 [m/s] 、送信電波のパルス幅をマイクロ秒の単位で表して τ [μs] とすると、パルスが物標に到着して往復する時間 τ/2 の間は電波を受信することができないので、これに相当する距離 R [m] が最小探知距離となる。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダー送信機(計算)」】 をお届けします。
無線工学
パルスレーダー送信機(計算)
出題パターンは5種類
1. 平均電力の値を求める問題
2. せん頭電力の値を求める問題
3. パルス繰り返し周波数の値を求める問題
4. 最小探知距離の値を求める問題
5. パルス幅の値を求める問題
出題パターンは5種類ありますが、パターン1・2・3に関しては覚える公式は1つだけです。
パターン1の「平均電力の値を求める問題」がベースになります。
パターン4・5は公式が異なりますので注意が必要です。
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
上記の公式だけは確実に覚えましょう。上記の公式さえ覚えればパターン2~3も簡単に解けます。
1. 平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
2. → ○[W] = 25kW × 0.5μs × 800Hz ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = 25 × 0.5 × 8 ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
4. → ○[W] = 25 × 5 × 8 ※少数点は繰り上げて整数にする
5. → ○[W] = 1000
6. → 1000の値に最も近い値が選択肢3の10.0になるため、答えは「平均電力の値:10.0」になります。
!!注意!!
パルス繰り返す周期はパルス繰り返し周波数に置き換える
↓
パルス繰り返し周波数 = ( 1 / パルス繰り返し周期 )
________________________________________
パターン1
平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
↓
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
パターン2
せん頭電力 = 平均電力 / パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
パターン3
パルスの繰り返し周波数 = 平均電力 / パルス幅 × せん頭電力
↓
パターン2~3はあくまで参考です。覚える必要はありません。
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
上記の公式だけは確実に覚えましょう。上記の公式さえ覚えればパターン2~3も簡単に解けます。
!!注意!!
パルス繰り返す周期はパルス繰り返し周波数に置き換える
↓
パルス繰り返し周波数 = ( 1 / パルス繰り返し周期 )
↓
( 1 / 500 )
↓
0.002
1. 平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
2. → 15[W] = ○kW × 0.3μs × 0.002 ※文字公式に数字を当てはめる
3. → 15[W] = ○ × 0.3 × 0.002 ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
4. → 15[W] = ○ × 3 × 2 ※少数点は繰り上げて整数にする
5. → 15[W] = ○ × 6
6. → ここまで解けたら選択肢の1~5までを○の中に代入して一番「15」に近いのが正解になります。
• 選択肢1の場合 : 6*5 = 30
• 選択肢2の場合 : 6*15 = 90
• 選択肢3の場合 : 6*25 = 150
• 選択肢4の場合 : 6*30 = 180
• 選択肢5の場合 : 6*45 = 270
A → 15の値に最も近い値が選択肢3の25になるため、答えは「せん頭電力の値:25」になります。
!!注意!!
パルス繰り返す周期はパルス繰り返し周波数に置き換える
↓
パルス繰り返し周波数 = ( 1 / パルス繰り返し周期 )
________________________________________
パターン1
平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
↓
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
パターン2
せん頭電力 = 平均電力 / パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
パターン3
パルスの繰り返し周波数 = 平均電力 / パルス幅 × せん頭電力
↓
パターン2~3はあくまで参考です。覚える必要はありません。
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
上記の公式だけは確実に覚えましょう。上記の公式さえ覚えればパターン2~3も簡単に解けます。
1. 平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
2. → 18[W] = 12kW × 1.0μs × ○kHz ※文字公式に数字を当てはめる
3. → 18[W] = 12 × 1 × ○ ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
4. → 18[W] = 12 × ○
5. → ここまで解けたら選択肢の1~5までを○の中に代入して一番「18」に近いのが正解になります。
• 選択肢1の場合 : 12*666 = 7992
• 選択肢2の場合 : 12*800 = 9600
• 選択肢3の場合 : 12*1000 = 12000
• 選択肢4の場合 : 12*1250 = 15000
• 選択肢5の場合 : 12*1500 = 18000
A → 18の値に最も近い値が選択肢5の1500になるため、答えは「パルスの繰り返し周波数の値:1500」になります。
!!注意!!
パルス繰り返す周期はパルス繰り返し周波数に置き換える
↓
パルス繰り返し周波数 = ( 1 / パルス繰り返し周期 )
________________________________________
パターン1
平均電力 = せん頭電力 × パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
↓
覚える公式 : 平均電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
パターン2
せん頭電力 = 平均電力 / パルス幅 × パルスの繰り返し周波数
パターン3
パルスの繰り返し周波数 = 平均電力 / パルス幅 × せん頭電力
↓
パターン2~3はあくまで参考です。覚える必要はありません。
|70| パルスレーダーの性能と向上させる方法のパターン6の内容が計算問題になったものです。
1. 最小探知距離 = (パルス幅 × 電波の伝搬速度) / 2
2. → ○[m] = (1μs × 3×10^8) / 2 ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[m] = (1 × 3) / 2 ※単位の値(10^8やμ、0そのもの等)を削除する
4. → ○[m] = 3 / 2
5. → ○[m] = 1.5
6. → 1.5の値に最も近い値が選択肢5の150になるため、答えは「最小探知距離の値:150」になります。
最小探知距離 = (パルス幅 × 電波の伝搬速度) / 2
電波の速度を c = 3 × 10^8 [m/s] 、送信電波のパルス幅をマイクロ秒の単位で表して τ [μs] とすると、パルスが物標に到着して往復する時間 τ/2 の間は電波を受信することができないので、これに相当する距離 R [m] が最小探知距離となる。
|70| パルスレーダーの性能と向上させる方法のパターン6の内容が計算問題になったものです。
※パターン4の公式で対応できるので、パターン5用に式を覚える必要はありません。
1. 最小探知距離 = (パルス幅 × 電波の伝搬速度) / 2
2. → 120[m] = (○μs × 3×10^8) / 2 ※文字公式に数字を当てはめる
3. → 120[m] = (○ × 3) / 2 ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
4. → 120[m] = ○ × 1.5
5. → ここまで解けたら選択肢の1~5までを○の中に代入して一番「120(1.2)」に近いのが正解になります。
• 選択肢1の場合 : 1.6 × 1.5 = 2.4
• 選択肢2の場合 : 1.4 × 1.5 = 2.1
• 選択肢3の場合 : 1.2 × 1.5 = 1.8
• 選択肢4の場合 : 1.0 × 1.5 = 1.5
• 選択肢5の場合 : 0.8 × 1.5 = 1.2
A → 120(1.2)の値に最も近い値が選択肢5の0.8になるため、答えは「パルス幅の値:0.8[μs]」になります。
最小探知距離 = (パルス幅 × 電波の伝搬速度) / 2
電波の速度を c = 3 × 10^8 [m/s] 、送信電波のパルス幅をマイクロ秒の単位で表して τ [μs] とすると、パルスが物標に到着して往復する時間 τ/2 の間は電波を受信することができないので、これに相当する距離 R [m] が最小探知距離となる。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「八木・ダイポールアンテナ」 [無線工学]
おはようございます、ecarです。
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「八木・ダイポールアンテナ」】 をお届けします。
無線工学
八木・ダイポールアンテナ
出題パターンは2種類
1. 八木アンテナの放射電力の値を求める問題
2. 八木アンテナの相対利得の値を求める問題
パターン1とパターン2は公式こそ違うものの、考え方は同じです。
dB計算さえ間違えなければ非常に簡単な問題です。ケアレスミスに気をつけてください。
1. 八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
2. → ○[W] = 40[W] / 6[dB] ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = 40[W] / 4 ※dBを真数に置き換える
4. → ○[W] = 10[W]
パターン1
八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
公式が非常に重要です。[W]は[W]でまとめる、[mV/m] は[mV/m]でまとめるということを忘れないようにしましょう。
1. 覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
2. → ○[dB] = ( 20[W] / 10[W] ) + ( 40[mV/m] / 20[mV/m] ) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[dB] = 2[W] + 2[mV/m]
4. → ○[dB] = 3[dB] + 6 [dB] ※真数をdBに置き換える
5. → ○[dB] = 9[dB]
パターン1
八木アンテナの放射電力の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
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無線工学
八木・ダイポールアンテナ
出題パターンは2種類
1. 八木アンテナの放射電力の値を求める問題
2. 八木アンテナの相対利得の値を求める問題
パターン1とパターン2は公式こそ違うものの、考え方は同じです。
dB計算さえ間違えなければ非常に簡単な問題です。ケアレスミスに気をつけてください。
1. 八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
2. → ○[W] = 40[W] / 6[dB] ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = 40[W] / 4 ※dBを真数に置き換える
4. → ○[W] = 10[W]
パターン1
八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
公式が非常に重要です。[W]は[W]でまとめる、[mV/m] は[mV/m]でまとめるということを忘れないようにしましょう。
1. 覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
2. → ○[dB] = ( 20[W] / 10[W] ) + ( 40[mV/m] / 20[mV/m] ) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[dB] = 2[W] + 2[mV/m]
4. → ○[dB] = 3[dB] + 6 [dB] ※真数をdBに置き換える
5. → ○[dB] = 9[dB]
パターン1
八木アンテナの放射電力の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
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一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダーの機能と探知性能」 [無線工学]
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今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダーの機能と探知性能」】 をお届けします。
無線工学
パルスレーダーの機能と探知性能
出題パターンは3種類
1. パルスレーダーの機能について
2. パルスレーダーのビーム幅と探知性能について
3. 図に示す単一指向性アンテナの電界パターン例について
パターン2とパターン3は必ずまとめて覚えましょう。
↓
パターン2の水平面内指向性の公式 --->( 1/2 ) と
パターン3の電界強度の公式 --->( 1/√2 ) が
非常に似ているため、バラバラで覚えると混乱しやすいからです。
関連項目の |69| マイクロ波(干渉) と |70| パルスレーダーの性能と向上させる方法 一緒に覚えると効果的です。
正しい解答 : 最小探知距離を短くするには、「パルス幅」を狭くする。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
(1) 図1は、レーダーアンテナの水平面内指向性を表したものであるが、最大放射方向の電力の「1/2」の電力値になる幅(角度)θ1をビーム幅といい、この幅が狭いほど、方位分解能が良くなる。
(2) 図2に示す物標の観測において、レーダーアンテナのビーム幅θ1とするとき、画面上での物標の表示は、ほぼ「θ1+θ2」となる。
(1) 半値角は、主ローブの電界強度がその最大値の「1/√2」になる二つの方向で挟まれた角度θで表される。
(2) θは、「ビーム幅」とも呼ばれる。
(3) 前後比は、「Ef/Eb」で表される。
(1)は、パターン2と混乱しないように図で暗記して下さい。
(3)は、前後比という言葉に着目して、「前/後」比と覚えてください。
公式も「front/back]となっています。→「Ef/Eb」
八木・ダイポールアンテナ
出題パターンは2種類
1. 八木アンテナの放射電力の値を求める問題
2. 八木アンテナの相対利得の値を求める問題
パターン1とパターン2は公式こそ違うものの、考え方は同じです。
dB計算さえ間違えなければ非常に簡単な問題です。ケアレスミスに気をつけてください。
1. 八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
2. → ○[W] = 40[W] / 6[dB] ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = 40[W] / 4 ※dBを真数に置き換える
4. → ○[W] = 10[W]
パターン1
八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
公式が非常に重要です。[W]は[W]でまとめる、[mV/m] は[mV/m]でまとめるということを忘れないようにしましょう。
1. 覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
2. → ○[dB] = ( 20[W] / 10[W] ) + ( 40[mV/m] / 20[mV/m] ) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[dB] = 2[W] + 2[mV/m]
4. → ○[dB] = 3[dB] + 6 [dB] ※真数をdBに置き換える
5. → ○[dB] = 9[dB]
パターン1
八木アンテナの放射電力の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダーの機能と探知性能」】 をお届けします。
無線工学
パルスレーダーの機能と探知性能
出題パターンは3種類
1. パルスレーダーの機能について
2. パルスレーダーのビーム幅と探知性能について
3. 図に示す単一指向性アンテナの電界パターン例について
パターン2とパターン3は必ずまとめて覚えましょう。
↓
パターン2の水平面内指向性の公式 --->( 1/2 ) と
パターン3の電界強度の公式 --->( 1/√2 ) が
非常に似ているため、バラバラで覚えると混乱しやすいからです。
関連項目の |69| マイクロ波(干渉) と |70| パルスレーダーの性能と向上させる方法 一緒に覚えると効果的です。
正しい解答 : 最小探知距離を短くするには、「パルス幅」を狭くする。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
(1) 図1は、レーダーアンテナの水平面内指向性を表したものであるが、最大放射方向の電力の「1/2」の電力値になる幅(角度)θ1をビーム幅といい、この幅が狭いほど、方位分解能が良くなる。
(2) 図2に示す物標の観測において、レーダーアンテナのビーム幅θ1とするとき、画面上での物標の表示は、ほぼ「θ1+θ2」となる。
(1) 半値角は、主ローブの電界強度がその最大値の「1/√2」になる二つの方向で挟まれた角度θで表される。
(2) θは、「ビーム幅」とも呼ばれる。
(3) 前後比は、「Ef/Eb」で表される。
(1)は、パターン2と混乱しないように図で暗記して下さい。
(3)は、前後比という言葉に着目して、「前/後」比と覚えてください。
公式も「front/back]となっています。→「Ef/Eb」
八木・ダイポールアンテナ
出題パターンは2種類
1. 八木アンテナの放射電力の値を求める問題
2. 八木アンテナの相対利得の値を求める問題
パターン1とパターン2は公式こそ違うものの、考え方は同じです。
dB計算さえ間違えなければ非常に簡単な問題です。ケアレスミスに気をつけてください。
1. 八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
2. → ○[W] = 40[W] / 6[dB] ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = 40[W] / 4 ※dBを真数に置き換える
4. → ○[W] = 10[W]
パターン1
八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
公式が非常に重要です。[W]は[W]でまとめる、[mV/m] は[mV/m]でまとめるということを忘れないようにしましょう。
1. 覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
2. → ○[dB] = ( 20[W] / 10[W] ) + ( 40[mV/m] / 20[mV/m] ) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[dB] = 2[W] + 2[mV/m]
4. → ○[dB] = 3[dB] + 6 [dB] ※真数をdBに置き換える
5. → ○[dB] = 9[dB]
パターン1
八木アンテナの放射電力の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダーの機能と探知性能」 [無線工学]
おはようございます、ecarです。
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「パルスレーダーの機能と探知性能」】 をお届けします。
無線工学
アンテナの構造(パラボナアンテナ)
出題パターンは7種類
1. パラボラアンテナについて
2. ホーンレフレクタアンテナについて
3. マイクロ波のアンテナの原理的な構成例
4. 衛星通信等に用いられるアンテナについて
5. 衛星通信等に用いられる反射鏡アンテナについて
6. 開口面アンテナのサイドロープ特性を改善する方法について
7. 電磁ホーンアンテナについて
関連項目の |74| アンテナの構造(コーナレフレクタ) と |76| 妨害波の電界強度を測定するアンテナ と |77| スロットアレーアンテナを一緒に覚えると効果的です。
(1) 一次放射器から放射された電波は、「回転放物面」反射鏡で反射され平面波の電波となる。
(2) 一次放射器は、通常、「電磁ホーン」などが用いられる。また、反射鏡は、風の抵抗を下げるため金網や「金属格子」などで作られることがある。
あまり聞きなれない用語なので、画像からイメージできるようにしておくと良いでしょう。
• パラボラアンテナ
o 放物曲面をした反射器(を持つ凹型アンテナ。
パラボラアンテナの画像イメージ → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A
• 電磁ホーン
o |76| 妨害波の電界強度を測定するアンテナを参考にしてください
電磁ホーンの画像イメージ → http://www.google.co.jp/search?hl=ja&cp=7&gs_id=6&xhr=t&q=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A&gs_sm=&gs_upl=&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&biw=1258&bih=681&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=cTzwTqiRE62imQWOq6yiAg
• 金属格子
o そのまま、金属の格子(こうし)
• 誘電体
o 絶縁体と同義。それぞれの目的や用途に応じて、電気抵抗の高いものを絶縁体といい、誘電率の高いものを誘電体といいます。
正しい解答 : 開口面における電磁波の散乱現象が起き「にくい」。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
ホーンレフレクタアンテナの画像イメージ → http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A&gs_sm=e&gs_upl=2488l2488l0l2645l1l1l0l0l0l0l153l153l0.1l1l0&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&
正しい解答 : オフセットパラボラアンテナ
他の選択肢のアンテナもすべて出題される可能性があるので、図と名前がリンクするよう確実に覚えましょう。
• カセグレンアンテナとグレゴリアンアンテナの違い
o カセグレンアンテナ ※出題されるのはカセグレンばかり
副反射鏡が凸面の「双曲面」
o グレゴリアンアンテナ
副反射鏡が凹面の「だ円面」
正しい解答 : カセグレンアンテナ
他の選択肢のアンテナもすべて出題される可能性があるので、図と名前がリンクするよう確実に覚えましょう。
• カセグレンアンテナとグレゴリアンアンテナの違い
o カセグレンアンテナ ※出題されるのはカセグレンばかり
副反射鏡が凸面の「双曲面」
o グレゴリアンアンテナ
副反射鏡が凹面の「だ円面」
(1) 衛星からの微弱な電波を受信するため、大きな開口面を持つ反射鏡アンテナが利用されるが、反射鏡が放物面のものをパラボラアンテナといい、このうち副反射器を用いるものに「カセグレン」アンテナがある。
(2) オフセットパラボラアンテナは、回転放物面の一部を反射鏡に用いて、一次放射器を回転放物面の「焦点」に相当する位置で、かつ、開口の外に設置したパラボラアンテナであり、一次放射器等により電波が乱されることがないため、「サイドローブ」特性が改善される。
正しい解答 : 反射鏡アンテナでは、照度分布を調整して、開口周辺部の照射レベルを「低く」する。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
• サイドローブ特性を改善する方法
o 鏡面修正による照度分布の改善
o 開口周辺部の照射レベルを低く
o オフセットパラボラアンテナやホーンレフレクタアンテナの採用
o 電波吸収材による遮蔽
o 鏡面精度の向上
正しい解答 : ホーンの開き角を「最適化することで」、放射される電磁波は平面波に近づく。
※長さを一定にした場合は最適の角度が存在する。単に広げればよいわけではない。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
正しい解答
選択肢1 : インピーダンス特性は、ホーン部分が「共振しないため広帯域」である。
選択肢2 : ホーンの開き角を「最適化することで」、放射される電磁波は平面波に近づく。
選択肢3 : 角すいホーンは、「極超短波(UHF)帯」アンテナの利得を測定するときの「基準」アンテナとしても用いられる。
選択肢4 : 開口面積が一定のとき、ホーンの長さを「長く」すると指向性は鋭くなる。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
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無線工学
アンテナの構造(パラボナアンテナ)
出題パターンは7種類
1. パラボラアンテナについて
2. ホーンレフレクタアンテナについて
3. マイクロ波のアンテナの原理的な構成例
4. 衛星通信等に用いられるアンテナについて
5. 衛星通信等に用いられる反射鏡アンテナについて
6. 開口面アンテナのサイドロープ特性を改善する方法について
7. 電磁ホーンアンテナについて
関連項目の |74| アンテナの構造(コーナレフレクタ) と |76| 妨害波の電界強度を測定するアンテナ と |77| スロットアレーアンテナを一緒に覚えると効果的です。
(1) 一次放射器から放射された電波は、「回転放物面」反射鏡で反射され平面波の電波となる。
(2) 一次放射器は、通常、「電磁ホーン」などが用いられる。また、反射鏡は、風の抵抗を下げるため金網や「金属格子」などで作られることがある。
あまり聞きなれない用語なので、画像からイメージできるようにしておくと良いでしょう。
• パラボラアンテナ
o 放物曲面をした反射器(を持つ凹型アンテナ。
パラボラアンテナの画像イメージ → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A
• 電磁ホーン
o |76| 妨害波の電界強度を測定するアンテナを参考にしてください
電磁ホーンの画像イメージ → http://www.google.co.jp/search?hl=ja&cp=7&gs_id=6&xhr=t&q=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A&gs_sm=&gs_upl=&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&biw=1258&bih=681&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=cTzwTqiRE62imQWOq6yiAg
• 金属格子
o そのまま、金属の格子(こうし)
• 誘電体
o 絶縁体と同義。それぞれの目的や用途に応じて、電気抵抗の高いものを絶縁体といい、誘電率の高いものを誘電体といいます。
正しい解答 : 開口面における電磁波の散乱現象が起き「にくい」。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
ホーンレフレクタアンテナの画像イメージ → http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A&gs_sm=e&gs_upl=2488l2488l0l2645l1l1l0l0l0l0l153l153l0.1l1l0&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&
正しい解答 : オフセットパラボラアンテナ
他の選択肢のアンテナもすべて出題される可能性があるので、図と名前がリンクするよう確実に覚えましょう。
• カセグレンアンテナとグレゴリアンアンテナの違い
o カセグレンアンテナ ※出題されるのはカセグレンばかり
副反射鏡が凸面の「双曲面」
o グレゴリアンアンテナ
副反射鏡が凹面の「だ円面」
正しい解答 : カセグレンアンテナ
他の選択肢のアンテナもすべて出題される可能性があるので、図と名前がリンクするよう確実に覚えましょう。
• カセグレンアンテナとグレゴリアンアンテナの違い
o カセグレンアンテナ ※出題されるのはカセグレンばかり
副反射鏡が凸面の「双曲面」
o グレゴリアンアンテナ
副反射鏡が凹面の「だ円面」
(1) 衛星からの微弱な電波を受信するため、大きな開口面を持つ反射鏡アンテナが利用されるが、反射鏡が放物面のものをパラボラアンテナといい、このうち副反射器を用いるものに「カセグレン」アンテナがある。
(2) オフセットパラボラアンテナは、回転放物面の一部を反射鏡に用いて、一次放射器を回転放物面の「焦点」に相当する位置で、かつ、開口の外に設置したパラボラアンテナであり、一次放射器等により電波が乱されることがないため、「サイドローブ」特性が改善される。
正しい解答 : 反射鏡アンテナでは、照度分布を調整して、開口周辺部の照射レベルを「低く」する。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
• サイドローブ特性を改善する方法
o 鏡面修正による照度分布の改善
o 開口周辺部の照射レベルを低く
o オフセットパラボラアンテナやホーンレフレクタアンテナの採用
o 電波吸収材による遮蔽
o 鏡面精度の向上
正しい解答 : ホーンの開き角を「最適化することで」、放射される電磁波は平面波に近づく。
※長さを一定にした場合は最適の角度が存在する。単に広げればよいわけではない。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
正しい解答
選択肢1 : インピーダンス特性は、ホーン部分が「共振しないため広帯域」である。
選択肢2 : ホーンの開き角を「最適化することで」、放射される電磁波は平面波に近づく。
選択肢3 : 角すいホーンは、「極超短波(UHF)帯」アンテナの利得を測定するときの「基準」アンテナとしても用いられる。
選択肢4 : 開口面積が一定のとき、ホーンの長さを「長く」すると指向性は鋭くなる。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「等価地球半径」 [無線工学]
おはようございます、ecarです。
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「等価地球半径」】 をお届けします。
無線工学
等価地球半径
出題パターンは1種類
1. 等価地球半径の倍率と定義について
これらの問題は計算自体ありませんが、関連項目の |15| 送受信間の見通し距離 と一緒に覚えると効果的です。
正しい解答 : 等価地球半径は、真の地球半径を「4/3倍」したものである。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
アンテナの構造(パラボナアンテナ)
出題パターンは7種類
1. パラボラアンテナについて
2. ホーンレフレクタアンテナについて
3. マイクロ波のアンテナの原理的な構成例
4. 衛星通信等に用いられるアンテナについて
5. 衛星通信等に用いられる反射鏡アンテナについて
6. 開口面アンテナのサイドロープ特性を改善する方法について
7. 電磁ホーンアンテナについて
関連項目の |74| アンテナの構造(コーナレフレクタ) と
|76| 妨害波の電界強度を測定するアンテナ と
|77| スロットアレーアンテナを一緒に覚えると効果的です。
(1) 一次放射器から放射された電波は、「回転放物面」反射鏡で反射され平面波の電波となる。
(2) 一次放射器は、通常、「電磁ホーン」などが用いられる。また、反射鏡は、風の抵抗を下げるため金網や「金属格子」などで作られることがある。
あまり聞きなれない用語なので、画像からイメージできるようにしておくと良いでしょう。
• パラボラアンテナ
o 放物曲面をした反射器(を持つ凹型アンテナ。
パラボラアンテナの画像イメージ → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A
• 電磁ホーン
o |76| 妨害波の電界強度を測定するアンテナを参考にしてください
電磁ホーンの画像イメージ → http://www.google.co.jp/search?hl=ja&cp=7&gs_id=6&xhr=t&q=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A&gs_sm=&gs_upl=&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&biw=1258&bih=681&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=cTzwTqiRE62imQWOq6yiAg
• 金属格子
o そのまま、金属の格子(こうし)
• 誘電体
o 絶縁体と同義。それぞれの目的や用途に応じて、電気抵抗の高いものを絶縁体といい、誘電率の高いものを誘電体といいます。
正しい解答 : 開口面における電磁波の散乱現象が起き「にくい」。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
ホーンレフレクタアンテナの画像イメージ → http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A&gs_sm=e&gs_upl=2488l2488l0l2645l1l1l0l0l0l0l153l153l0.1l1l0&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&
正しい解答 : オフセットパラボラアンテナ
他の選択肢のアンテナもすべて出題される可能性があるので、図と名前がリンクするよう確実に覚えましょう。
• カセグレンアンテナとグレゴリアンアンテナの違い
o カセグレンアンテナ ※出題されるのはカセグレンばかり
副反射鏡が凸面の「双曲面」
o グレゴリアンアンテナ
副反射鏡が凹面の「だ円面」
正しい解答 : カセグレンアンテナ
他の選択肢のアンテナもすべて出題される可能性があるので、図と名前がリンクするよう確実に覚えましょう。
• カセグレンアンテナとグレゴリアンアンテナの違い
o カセグレンアンテナ ※出題されるのはカセグレンばかり
副反射鏡が凸面の「双曲面」
o グレゴリアンアンテナ
副反射鏡が凹面の「だ円面」
(1) 衛星からの微弱な電波を受信するため、大きな開口面を持つ反射鏡アンテナが利用されるが、反射鏡が放物面のものをパラボラアンテナといい、このうち副反射器を用いるものに「カセグレン」アンテナがある。
(2) オフセットパラボラアンテナは、回転放物面の一部を反射鏡に用いて、一次放射器を回転放物面の「焦点」に相当する位置で、かつ、開口の外に設置したパラボラアンテナであり、一次放射器等により電波が乱されることがないため、「サイドローブ」特性が改善される。
正しい解答 : 反射鏡アンテナでは、照度分布を調整して、開口周辺部の照射レベルを「低く」する。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
• サイドローブ特性を改善する方法
o 鏡面修正による照度分布の改善
o 開口周辺部の照射レベルを低く
o オフセットパラボラアンテナやホーンレフレクタアンテナの採用
o 電波吸収材による遮蔽
o 鏡面精度の向上
正しい解答 : ホーンの開き角を「最適化することで」、放射される電磁波は平面波に近づく。
※長さを一定にした場合は最適の角度が存在する。単に広げればよいわけではない。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
正しい解答
選択肢1 : インピーダンス特性は、ホーン部分が「共振しないため広帯域」である。
選択肢2 : ホーンの開き角を「最適化することで」、放射される電磁波は平面波に近づく。
選択肢3 : 角すいホーンは、「極超短波(UHF)帯」アンテナの利得を測定するときの「基準」アンテナとしても用いられる。
選択肢4 : 開口面積が一定のとき、ホーンの長さを「長く」すると指向性は鋭くなる。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【一陸特過去問で平成27年2月期合格を目指そう「等価地球半径」】 をお届けします。
無線工学
等価地球半径
出題パターンは1種類
1. 等価地球半径の倍率と定義について
これらの問題は計算自体ありませんが、関連項目の |15| 送受信間の見通し距離 と一緒に覚えると効果的です。
正しい解答 : 等価地球半径は、真の地球半径を「4/3倍」したものである。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
アンテナの構造(パラボナアンテナ)
出題パターンは7種類
1. パラボラアンテナについて
2. ホーンレフレクタアンテナについて
3. マイクロ波のアンテナの原理的な構成例
4. 衛星通信等に用いられるアンテナについて
5. 衛星通信等に用いられる反射鏡アンテナについて
6. 開口面アンテナのサイドロープ特性を改善する方法について
7. 電磁ホーンアンテナについて
関連項目の |74| アンテナの構造(コーナレフレクタ) と
|76| 妨害波の電界強度を測定するアンテナ と
|77| スロットアレーアンテナを一緒に覚えると効果的です。
(1) 一次放射器から放射された電波は、「回転放物面」反射鏡で反射され平面波の電波となる。
(2) 一次放射器は、通常、「電磁ホーン」などが用いられる。また、反射鏡は、風の抵抗を下げるため金網や「金属格子」などで作られることがある。
あまり聞きなれない用語なので、画像からイメージできるようにしておくと良いでしょう。
• パラボラアンテナ
o 放物曲面をした反射器(を持つ凹型アンテナ。
パラボラアンテナの画像イメージ → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A
• 電磁ホーン
o |76| 妨害波の電界強度を測定するアンテナを参考にしてください
電磁ホーンの画像イメージ → http://www.google.co.jp/search?hl=ja&cp=7&gs_id=6&xhr=t&q=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A&gs_sm=&gs_upl=&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&biw=1258&bih=681&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=cTzwTqiRE62imQWOq6yiAg
• 金属格子
o そのまま、金属の格子(こうし)
• 誘電体
o 絶縁体と同義。それぞれの目的や用途に応じて、電気抵抗の高いものを絶縁体といい、誘電率の高いものを誘電体といいます。
正しい解答 : 開口面における電磁波の散乱現象が起き「にくい」。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
ホーンレフレクタアンテナの画像イメージ → http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A&gs_sm=e&gs_upl=2488l2488l0l2645l1l1l0l0l0l0l153l153l0.1l1l0&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&
正しい解答 : オフセットパラボラアンテナ
他の選択肢のアンテナもすべて出題される可能性があるので、図と名前がリンクするよう確実に覚えましょう。
• カセグレンアンテナとグレゴリアンアンテナの違い
o カセグレンアンテナ ※出題されるのはカセグレンばかり
副反射鏡が凸面の「双曲面」
o グレゴリアンアンテナ
副反射鏡が凹面の「だ円面」
正しい解答 : カセグレンアンテナ
他の選択肢のアンテナもすべて出題される可能性があるので、図と名前がリンクするよう確実に覚えましょう。
• カセグレンアンテナとグレゴリアンアンテナの違い
o カセグレンアンテナ ※出題されるのはカセグレンばかり
副反射鏡が凸面の「双曲面」
o グレゴリアンアンテナ
副反射鏡が凹面の「だ円面」
(1) 衛星からの微弱な電波を受信するため、大きな開口面を持つ反射鏡アンテナが利用されるが、反射鏡が放物面のものをパラボラアンテナといい、このうち副反射器を用いるものに「カセグレン」アンテナがある。
(2) オフセットパラボラアンテナは、回転放物面の一部を反射鏡に用いて、一次放射器を回転放物面の「焦点」に相当する位置で、かつ、開口の外に設置したパラボラアンテナであり、一次放射器等により電波が乱されることがないため、「サイドローブ」特性が改善される。
正しい解答 : 反射鏡アンテナでは、照度分布を調整して、開口周辺部の照射レベルを「低く」する。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
• サイドローブ特性を改善する方法
o 鏡面修正による照度分布の改善
o 開口周辺部の照射レベルを低く
o オフセットパラボラアンテナやホーンレフレクタアンテナの採用
o 電波吸収材による遮蔽
o 鏡面精度の向上
正しい解答 : ホーンの開き角を「最適化することで」、放射される電磁波は平面波に近づく。
※長さを一定にした場合は最適の角度が存在する。単に広げればよいわけではない。
正しい選択肢の内容もしっかり読んでおきましょう。
正しい解答
選択肢1 : インピーダンス特性は、ホーン部分が「共振しないため広帯域」である。
選択肢2 : ホーンの開き角を「最適化することで」、放射される電磁波は平面波に近づく。
選択肢3 : 角すいホーンは、「極超短波(UHF)帯」アンテナの利得を測定するときの「基準」アンテナとしても用いられる。
選択肢4 : 開口面積が一定のとき、ホーンの長さを「長く」すると指向性は鋭くなる。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar