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朝ドラ「マッサン」(73回)ストーリーは、エリー「私・・厳しい。マツサン・・甘い」 [朝ドラ「マツサン」]

今朝の連続テレビ小説 マッサン(73回)は、
鴨居「日本でウイスキー造れるのマッサンさんしか居ない。
二人でメイドインジャパンのウイスキー造りをやってやろやないか」
こうして山崎に工場を建設しました。
マッサン「ええビートじゃ」
蒸留装置に日が入り、
工場は操業を開始しました。
英一郎はマッサンの部下として働いています。
英一郎「もっともっと成長していきたいと願っております」
これから5年以上かけてまっさら原酒は琥珀色のウイスキーへと変化していきます。



そして、
新しい命が二人の下にやってきました。
エリーとマッサンの一文字つ゛つを戸ってエマと名づけました。
エリー「ママよ・・」



時は1928年11月
創業から4年がたちました。
としお「おい・・中村・・ええあんばいじゃ。それでちょうどいい」
社員「そうですか」
日々順調のようです。
社員「蒸留の原酒です」
マッサンは慎重に試飲します。
マッサン「よっしゃ」
原酒は樽につめられ熟成していきます。
まだ・・先のことです。
としお「おー・・いてててて・・指が痛い・・」
マッサン「大丈夫か・・」
とまたもやとしおは指を挟まれてしまいました。



英一郎がウイスキーを携えてきました。
英一郎「工場長・・」
マッサン「おー」
英一郎「ハイランドデルト・・」
マッサン「やっと来たか」
スコットランドで造られる世界で有名なウイスキーが届けられました。



としお「167番と176番の樽を入れ替えれば良いんですね。
お坊ちゃまがそう言うんじゃつたら・・さぞかしうまいウイスキーが出来るんでしょうね。
このまま動かさんほうがいいんじゃないですか・・」
マッサン「こっちのほうが風通しか゛いいからのう。
いやー・・楽しみじゃ・・わしゃー」



食卓ではエマが夕飯を食べています。
エマ「ニンジン・・いや」
エリー「エマ・・なんでも食べにゃきゃ・・ダメ」
エマ「何で」
エリー「エマが大きくなるためです」
エマ「エマ・・元気やもん」
エリー「エマ・・お母さんの言うこときけないのー」
マッサン「ただいまー」
エマ「お父さん・・お帰り」
マッサン「ああー・・エマ」
エリー「エマ・・また・めニンジン食べない」
マッサン「こないだ・・食べたろうが」
エマ「ニンジン・・きらい」
マッサン「お父さんが・・半分・・食べてやろか」
エマ「エマ・ウエルカム」
エリー「エマ」
エマ「お父ちゃん・・お母さん・・こわい」
マッサン「エマはお父さんがついちょるけんのー」
とマッサンはバカなパパ振りを発揮しています。



近所の女衆が集まりました。
キャサリン「好き嫌いを言うと、丈夫な子に育たへんでー」
エリー「私・・厳しい。マツサン・・甘い」
キャサリン「たいがい・・男親はあまいからなー。心配することあらヘン」
桃子「うちも・・たまねぎも、しいたけも食べヘンかったんや」
エリー「どうして・・食べるようになった」
桃子「大人も子供も、ひもじい思いに変わりない。いやなら・・食べるないうた・・」
エリー「だけど・・エマに食べるな言うたら、何も食べない」
キャサリン「たいした・・頑固もんや。エリーちゃんに似たんやな」
桃子「好き嫌いも・・自己主張の始まりやいうからなー」
キャサリン「すきか・・きらいか・・子供甘いものすきやもんなー」
キャサリン「あんたもやなー」
桃子「大好き」
そこにやってきたエマは
エマ「お母ちゃん・・金平糖食べたい」
キャサリン「エマチャンおやつばっか・・食べてると・・こんな大人になってしまうでー」
エマ「金平糖」
エリー「ダメ」
エマ「OK?OKエブリティンクOK・・ママ・・エマもうなにもせーへん」
キャサリン「あの子・・大物になれる・・うん・・」
エマは・・ブスーとしてます。



マッサンが帰ってきました。
マッサン「ただいまー・・おー、肉じゃがカー・・うまそうじゃのう」
エマ「へへ・・」
マッサン「よし・・エマ・・どうしたんじゃ」
エマ「―うー、エマ食べヘンから・・、お母さん、ニンジン食べヘンから・・何も食べるなって・・おとうちゃんもじゃー」
マッサン「じゃあ・・ニンジン・・食べようか・・」
エマ「・・いやや」
マッサン「エマ・・お父ちゃんにまかしときー・・あんノー」
エマに耳打ちするマッサンです。
マッサン「わかったかー」
エマ「うん」
暫くして食卓について食べ始めます。
マッサン「エリー・・味噌汁・めお変わり」
エリーが立つたすきに・・マッサンがエマの皿からニンジンを自分の皿に移しました。
エリーは二人が何をたくらんでいるのか知っているようでした。
エマ「このニンジンおいしい」
マッサン「おおー・・エマ・・えらいのー、あー・・ありがとう」
エリー「ニンジン食べた」
エマ「うん」
エリー「うそー・・ウソー・・エマ・・ずるした」
エマ「ずる・・してない」
エリー「しました」
とエリーはマッサンとエマを一にらみします。
とスグにマッサンはエマの皿にニンジンを戻しました。
エマ「ママー・・えー」



一方、
山崎の工場では
鴨居「どないじやー・・工場は」
マッサン「ハイランド・ケイト・・英一郎が届けてくれたんです」
鴨居「おー・ハイランド・ケイトの10年ものかー・・」
マッサン「わしや・・このハイランド・ケイトにや負けんウイスキーをこのや山崎で作って見せます」
鴨居「ソリャー楽しみじゃ・・何や・・皆・・おつやみたいな顔して」
社員「大将・・このままでは、鴨居商店はつぶれます。
経費ばかりつこうて・・金食い虫・・スグにでもウイスキーの出荷決めてください」
マッサン「ウイスキーは最低でも5年の熟成が当たり前です」
社員「景気は思った以上に悪化しとります。銀行までも倒産する時代です」
社員「原材料費・・そして・・太陽ワインまでも低迷してます」
鴨居「景気は・・必ず・・回復する」
社員「その・・言葉を信じて今まで我慢してきました。
採算の取れるように・・人減らしや経費削減してください」
社員「ホンマに・・ウイスキーは出来るんですか」
マッサン「スイスキーは熟成が大切です」
社員「製造中止を提案します」
鴨居「ウイスキーの製造はヤメヘン。このビール工場のこと知ってるか・・」
社員「ビールに進出するってことですか」
鴨居「そうや・・ビールは・・早い」
社員「新しい・・事業・・」
社員「ビール事業は大手3社が進出しています・・いまさら・・ビールに進出しても・・」
社員「面白いじゃないですか、チャンス・・かもしれません」
鴨居「よし、やれることはみなやれ。
工場長・・わての・・原酒が・・輪寺のウイスキーがどれだけのものか・・
ためしに飲んで見ようやないか・・早速ブレンドしてみてくれ。
ビールじゃけんなー・・名前は太陽ビールはどうじゃ」
マツサンの前に大きな困難が立ちはだかっています。
熟成まで時間が必要なウイスキーです。
更なる試練が待ち受けていそうです。
マッサン「あー・・まぃつたのう・・」
社員「ウイスキーはホンマに出来るんか」
鴨居「やれることは・・皆やれ」



明日の連続テレビ小説 マッサン(74回)は、
鴨居「出荷じや・・」
英一郎「製造の中止をお願いします・・」
エリー「やっと・・マッサンの夢・・・」
マッサン「わしに力貸してクレー・・」
としお「信念曲げたら、男はしまいじゃ・・」
マツサンのウイスキー造りも・・波乱が・・・・
という複雑な展開がつづきそうです。
マツサンのウイスキー造りも・・波乱が・・・・
という複雑な展開がつづきそうです。

本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecarkimi

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朝ドラ「マッサン」(74回)ストーリーと感想は、エリー「もう沢山・・マッサン・・ご飯の前にやめてください言ったのに・・」 [朝ドラ「マツサン」]

今朝の連続テレビ小説 マッサン(74回)は、
英一郎に貰ったウイスキーを懐かしそうに見つめるマツサンです。
そのウイスキーはハイランド・ケルト、
マッサンがスコットランドで修行した蒸留工場で造られた思い出の酒です。
スモーキーゴールドのウイスキーを味わい深く飲みます。
いつか越えたいと思っています。
エリーもそばで・・見ています。
マッサン「あー・・ハイランド・ケルト、英一郎が英国土産にこうてきてくれたんじゃ。
エリーも飲むかー」
エリー「いい・・マツサンの大切なウイスキーてしょう」
マッサン「やっぱり・・最高じゃノー、いつかこんなウイスキー造ってみたい」
エリー「出来るよ・・必ず出来る」
マッサン「実は、大将に今ある原酒をブレンドして飲ませて欲しい・・いいよってー」
エリー「すこーい・ウイスキー・・もう出来た」
マッサン「いや・・まだ熟成期間が足りん」
エリー「私も飲みたい」
マッサン「ソリャー・・わしもじゃ・・はよう飲みたい。
だけど、熟成期間が足りん・・いいスイスキーは出来ん」
エリー「マツサンなら出来る。大丈夫・・大丈夫」
マッサン「だけど」
エリー「大丈夫・だいじょうぶ・・うん・・ハイランド・ケルトだって、
最初から最高のウイスキーできなかったと思うよ・・
失敗して・・またチャレンジ・・何回もチャレンジして・・」
マッサン「そうじゃのう」
とエリーに励まされるマッサンでした。



樽の様子を伺うマッサン、栄一郎、としお・・たちです。
とんどんどんどーと樽をたたいたりしてウイスキーをとり出しました。
マッサン「よし」
こうして、
予定より早くウイスキーの試作品造りが始まりました。
マッサン「ええ・・いろあいじゃー・・香りもいいー」
英一郎「色も香りも確実に熟成してますね」
マツサン「ああー」
マッサンは試飲してみました。
としお「うん・どうじゃー・・」
マッサン「おもしろい。
まだ・・早いけど、スモーキー・ブルーツの効いたしっかりした味じゃわい。
よっしゃ・・サンプルとって・・研究室に運んでくれ」



研究室でブレンドが始まります。
マッサン「ああーまだ・・酸味むがむのこっとるのう。
これは、最初に蒸留した原酒じゃ。
ビートをたきすぎじゃろう」
英一郎「そりじゃ・・だめですかー」
マッサン「いや・・こういう・癖の強いのも・・
年月がたちゃ・・おいしいウイスキーになるのかも知れん。
大事に育てていこう」
と試作品作りに励む一同でした。



キャサリン「マツサンは・・鴨居商店は忙しいんじゃのう」
エマ「あ・おばあちゃん・・」
母「エマちゃん・・・」
エリー「お母さん・・どうしたんですか」
母「エマちゃんに・・チヤンチャンコこうてきたでー。
キャラメルも仰山こうてきたー。
ああー・たけもピッタリじゃ」
エマ「わー・・キャラメル・・キャラメル」
エリー「エマ・・おばあちゃんにお礼言いなさい」
エマ「サンキュー・ベリーマッチ」
母「エマちゃん・・ここは日本じゃ・・日本語使いなさい。
あんたまだはたらいちょる・・そんな暇があるんじゃつたら・・
習字ゃソロバン習わせなさい」
エマ「キャラメル・・キャラメル」
エリー「おやつは・・ご飯のあとでねー」
母「今日は特別じや・・おばあちゃんがきたからなー。
キャラメル・・キャラメル・・あーん」



一方工場では
マッサン「これが限度じゃなー・・」
英一郎「10年20年の原酒があればのうー。
いっそ、スコットランドから輸入してみれば」
マッサン「そげな・・余裕はなかー」
としお「いたたたー、わざとじゃろう、いつもいつも・・鼻かえしてつかあさい」
皆が見守る中・鴨居社長も試飲をしています。
鴨居社長「今・・出来てるのは・・どれや」
マッサン「これです」
ウイスキーをつぐ英一郎
鴨居社長「ううん・・いい・・色じゃないか」
うまそうな顔にはなりません。
英一郎「あー」
マッサン「まだ・・熟成すれば・・もっと角が取れて、柔らこうなる」
鴨居社長「後・・何年かかる」
マッサン「あと10年かかります」
鴨居社長「後・・1年でむ何とかならんか」
マッサン「ソリャー無理です。
あと1年や2年ではハイランド・ケルトには追いつけません」
鴨居社長「それじゃ・・これは、工場長にとっては何点じや」
マッサン「・・40点・・」
鴨居社長「だけど・・10年たっても100点のウイスキーになるかわ・・。
よっしゃ、これ借りていく・・」
マッサン「なにを・・」
鴨居社長「商品会や・・・」
大将の前のめりの言葉・事態は予想をこえ深刻になっているようです。



母「お上手ね」
エリー「お待たせしました」
母「なんですか・・これ・・」
エリー「シチューです」
母「何じゃ・・こりゃ・・。白い味噌汁」
エマ「まだ・・お腹すいとらん」
エリー「おやつ・・ダメ・・いつたでしょう」
母「育ち盛りや・・」
エリー「しちゅー・・お肉、野菜も沢山はいってます」
母「エマちゃん・・そうか・・そうか・・玉子かけたろか・・納豆ご飯と・・玉子と納豆どこ・・」
とエリーの食事に不満を言・・・母でした。
母「それにしても・・訳のわからん家じゃ・・それにこの西洋の電灯、目がチカチカして疲れるわ」
そににマッサンが帰宅します。
エマ「お父ちゃん」
マッサン「おー・・あー・・出たー・・お母ちゃん」
母「わしゃ・・化けもんか」
マッサン「いやー・・びっくりしたあー」
母「お前らに会いにきたんとちがうわ・・ふふん」



マッサンとエリーは二人になります。
母は廊下でしっかりと聞いています。
マッサン「はやすぎるわ」
エリー「もう沢山・・マッサン・・ご飯の前にやめてください言ったのに・・」
マッサン「確かにのう」
エリー「それと・・英語よ・・習字と、ソロバン習わせろと・・」
マッサン「ねかせてー」
エリー「・・・ん・・何の話・・マッサン私の話聞いてないよー」
マッサン「あー・・スマン・・どうしたんじゃー」
エリー「マッサン・・仕事・・うまくいってないのー」
ジーツと効いている母です。
明日もまた騒動の種となるのでしょうか。



明日の連続テレビ小説 マッサン(75回)は、
鴨居「出荷じや・・」
英一郎「製造の中止をお願いします・・」
マッサン「わしに力貸してクレー・・」
としお「信念曲げたら、男はしまいじゃ・・」
マツサンのウイスキー造りも・・波乱が・・・・

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朝ドラ「マッサン」(75回)ストーリーと感想は、母「といぅても、今年でもう60じや・・蔵に入って勉強しとる」 [朝ドラ「マツサン」]

今朝の連続テレビ小説 マッサン(75回)は、
エリー「マツサンの気持ちもわかる。
だけど、今、日本は不景気・皆生活が苦しい。
大将も色々考える。
それ、仕方ない」
マッサン「そやけど、熟成しとらんもんは・・どげん頑張ったって・・
できんもんは・・できんのじゃ」
エリー「デモ・・会社つぶれる。頑張って大将についていくしかないでしょう・・じゃない。
あきらめないで」
とエリーに励まされるマッサンです。
廊下では母が聞いていました。



早朝に台所で水を飲むマッサンです。
ガタン・・パチン・・と母が電気をつけます。
マッサン「何じゃ・・おきとったん・・か」
母「仕事・・うまいこといっとらんのか・・。
たまに大阪・出て来ても。
お前とろくに話も出来んのー。
たまには広島に帰ってきんしゃい。
親父の面倒見る年じゃ、まさしも待ちくたびれて・・彼の世にいってしまうでー」
マッサン「親父は元気でやってるんか」
母「あー」
マッサン「妹の・・も元気しよる・・あの弟の洟垂れ坊主がのうー」
母「といぅても、今年でもう60じや・・蔵に入って勉強しとる」
マッサン「しごとはのう・・うまくいっとる。
そりゃあー・・いいじゃろう。勿論親にも孝行するでー」
母「うそ・・つきなさい。
たいへんなんじゃろう。
お前の顔にそう書いてある。
洋酒会社はいつつぶてもおかしゅうない。
そのときはお前も腹くくって広島に帰って来い」
マッサン「何・・いうとるんじゃ」
母「エマは大丈夫かー。外国人につけて・・ホンマに大丈夫・・なんか」
マッサン「エリーはようやってくれとる。
エマにも厳しゅう躾もしてくれるしなー心配せんでいい・・・・お母ちゃん・・」
母「ん」
マッサン「なんでもない・・お休み」
久しぶりに親子で話す二人でした。



翌日ビール事業の会議に呼び出されたマッサンです。
社員「工場長・・わざわざスミマセン・・こっち・こっち・この麦芽の選別器、
英国からの輸入もんですがのー」
マッサン「寿命も・・半分過ぎとりますが・・この金額で妥当だと思います」
社員「それにしても・・60万・・とはのうー」
社員「ウイスキーもあてんならん・・ビール事業に前面切り替えいう手も」
マッサン「えー」
鴨居「オー・・スマン・スマン、それでー」
社員「工場長にもイケンを聞いて・・しめて60万円」
鴨居「それじゃー120万ほど用意していてくれ。
あけぼのビールも乗り込んでくる。絶対落札してくれ・・・おい・・
近藤・・ビールはお前に任す。
工場長、おうて欲しい人がおるんじや」



早速呼び出されたマッサンは
マッサン「誰が来るんじゃ」
英一郎「僕も・・詳しいことは・・」
マッサン「何じゃ」
社員「お見えになりました」
澤田「あー・・どうも」
鴨居「どうも」
社員「こちら・・澤田取締役です」
鴨居「これは・これは・・ご足労くださいまして・・・」
社員「日本で・・唯一のウイスキー通でいらっしゃいます」
鴨居「ごまかしはききませんでー」
澤田「おー・・ここが鴨居商店の本拠地ですか」
鴨居「せがれの英一郎です」
澤田「おー。。いい面構えしてるわー」
鴨居「こちらが、工場長の・・」
澤田「ははー、うわさはきいとるよ、スコットランドで修行してきた・・えー、
今日は何か面白いもん飲ませてもらえるんやて・・」
マッサン「国産は初のウイスキーを」
澤田「ウイスキー・・ですか」
ウイスキーをグラスにつぐ英一郎です。
澤田「わしに・・何を言わしたいんや」
鴨居「澤田さんの舌・・率直な感想を・・」
澤田「とにかく・・いただきましょう。
あんた評判わるいで、ビールもはじめるんやろ。
商いにもスジちゅうもんがあるんじゃ。
叩き売ったらそれでいい・・そんなもんじゃない」
鴨居「そうでっしゃろか・・お客さんは、安いもの飲みたい。
安いもの売ったらいい」
澤田「世界中の商人は皆同じこというとるわい。
ははは、ほー、匂いと・・香りは・・本格的やな、味は・・」
どーんとグラスを置き
鴨居「どない・・ですか」
澤田「中途半端・・やな、鴨居はん・・ウイスキーなんかに手えだして、どないすんのや。そもそも、日本と本場では歴史に違いがある。
あんた、太陽ワインの・・イミテーションの鴨居はんやな。
欧米人に飲ませてみなはい。
笑われますでー。
あんたは、何でもにせもんでよろしいんやろ」
英一郎「お言葉ですが・・鴨居商店は世界中を驚かす商品を作って見せます」
澤田「世界中をおどろかす・・世界中をわらかす・・やろう」
英一郎「確かに、これ・・マダマダですが、研究を重ね・・」
澤田「そもそも・・そんな財力がありますんか。
とことん・・イミテーション造って、日本人の舌向けに・・もっとアモウせんにゃ。
そや無かったら、あんたの酒やないでー。
言いたいことは言わせて貰いましたさかい・・ほな・・失礼します」
悔しさをにじませる鴨居商店の面々でした。



鴨居「澤田はん・・口は悪いけど言うテルことは一理ある」
英一郎「そやけど・・何が・なんでも・・イミテーションとは」
鴨居「それが・・現実・・世間に何と言われてもよか・・ようは・・これからじゃ。
売り出そう。
ウイスキーをうりだすんや・・確かに、条件そろってないかもしれんが・・
国産初のウイスキーや、飲んで欲しいやろ。
まだまだ・やれる。マッサン、もう一回ブレンドしてくれ。
イミテーションの鴨居いわれたんや。
わても・本気出したる。
わしに力貸してくれ」
英一郎「工場長・・」
マッサン「英一郎・・わかりました」
鴨居「よっしや・・太陽ビールをぶっつける。
やるんならとことんやるんやで、これが本物のウイスキー造りやりぬくでー。
やってみなはれ」
と悔しさをバネに社長と社員が意気投合しました。



工場では
マッサン「わしゃ・・絶対にあきらめん・・わしと、英一郎はブレンドに専念する。
皆・それぞれ・持ち場をたのむ」
としお「それで・・いいんですか。
今まで、さんざん・・なごう寝かすしかないというとりましたのに・・」
マッサン「やるしかない・・いや・・わしや・・やりたいんじゃ」
としお「じゃ・坊ちゃまにしだがいましょうね・・のうー」
社員「へい」
としお「行くぞー」
社員「へい」
マッサン「やるぞ・絶対やったるぞー」
鴨居「出荷じや・・わしに力貸してクレー・・」



明日の連続テレビ小説 マッサン(76回)は、
英一郎「製造の中止をお願いします・・」
としお「信念曲げたら、男はしまいじゃ・・」
マツサンのウイスキー造りも・・波乱が・・・・

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朝ドラ「マッサン」(76回)ストーリーと感想は、鴨居「うん・・これが、工場長の結論か・・ええじゃないか [朝ドラ「マツサン」]

今朝の連続テレビ小説 マッサン(76回)は、
澤田「中途半端・・やな、鴨居はん・・ウイスキーなんかに手えだして、どないすんのや。
そもそも、日本と本場では歴史に違いがある。
あんた、太陽ワインの・・イミテーションの鴨居はんやな。
欧米人に飲ませてみなはい。
笑われますでー。
あんたは、何でもにせもんでよろしいんやろ。
とことん・・イミテーション造って、日本人の舌向けに・・もっとアモウせんにゃ。
そや無かったら、あんたの酒やないでー」
鴨居「わても・本気出したる。
わしに力貸してくれ。
よっしや・・太陽ビールをぶっつける。
やるんならとことんやるんやで、これが本物のウイスキー造りやりぬくでー。
やってみなはれ」
と本格的なウイスキーの出荷に向けて準備が始まりました。



エリー「どうぞ・・話って・・なんですか」
母「雅治の会社つぶれたらどうするつもりじゃ。
ウイスキー造りうまくいってナインじゃろ。
あんたらが好き勝手して・・苦しもうが・・わしや・・知らん。
じゃが、エマを巻き込むことは許さん」
エリー「マツサンの会社はタブン大丈夫です・・たぶん」
母「たぶん・・」
エリー「大丈夫です」
母「今、世の中は不景気じゃ。
広島の会社はよけえつぶれちょる。
・・そん時あんた・どうするつもりじゃ」
エリー「わたし、もつと・・働きます」
母「しかし、外国人のあんたが・・はあー・・英語の先生のほかに何が出来るんじゃ。
この際、三人で広島に帰ってきたらどうね。
エマが一緒なら・・エマをおいてやってもいい。
その代わり働いてもらう・・ただ飯は食わせん。
うちは、あんたのことは嫁とは認めとラン。
この先も認めるつもりは無い。
しかし、エマは別じゃ。
うちには・かわいい孫じゃ・・どげいなことをしてでもエマを守っちゃらんならん」
エリー「私たちも、エマのことちゃんと考えとる」
母「それとのう・・女子が一々仕事に口出しすることじゃないで、
あんたが余計なことを言うので・・雅治が仕事を止めれんのじゃ。
仕事の問題は仕事場で解決する。女子じゃ何も出来ん」
エリー「日本に来て・・沢山・・同じこと・・言われました。
だけど、マツサンと私・・話し合い・・助け合っています」
母「ここは・・日本じゃ。日本では、女子は男の仕事に口出ししてはいけない。
・・してはいけんのじゃ」
エリー「何故・・言いたいこと言ったらいけないの・・思ったことを・・何故・・。
男も女も皆同じ、皆平等、間違ってます・・」
母「あんた・・母親になったら・・つようなったのう」
とコーヒーを複雑な気持ちで飲む母でした。



マツサンは・・春の発売に間に合わせるように研究室にこもるようになりました。
一方、
大将もビール事業で賭けに出ました。
鴨居「いや・・もっと・・売れる。ビンは他社製品のもの・・ビールは一本35銭で勝負じゃ」
社員「他社製品に負けません」
しかし、
マツサンは家に帰れない日々が続きました。
エマは近所の子供たちと・・仲良く遊んでいます。
工事では
としお「アレー・・アレー、これ何年もんじゃつたー」
社員「1925年じや」
限りある素材を集めて・・ウイスキーを製造の準備をしています。
大将も社長室で・・宣伝文を・・追い求めています。
社員「いざ・・天王山・・ジャパン・ウイスキー・・・」
社員「利休が愛した・・鴨居のウイスキー・・・」
鴨居「マダマダあかん・・とことん・・知恵しぼるんや」
社員「あー・・どないです」
鴨居「あー・・チョツトまつてくれー・・」
と金魚占いもつついていますね。
社員「メイドイン・ジャパンの到来・・・」



マッサンは研究室で
としお「お坊ちゃま・・ちゃんと・・ねとりはりますか・・」
マツサン「寝る・場合じゃない。ゆっくりねとられるかい」
としお「ほうじゃのうー・・ホナ・・じゃー」
マツサン「ご苦労さん・・はあー・・よっしゃ」
エマとエリーは二人で仲良く眠りについています。



季節はめぐり、
約束の春が近くまで・・やってきました。
マツサンは研究室で・・グラスにウイスキーを注いでいます。
英一郎も真剣に覗き込んでいます。
英一郎「どうです・か・ええんや無いですか・・ええや無いですか。
大将に飲んでもらいますか」
マツサン「いや・・まだじゃ・・」
ふと・・思いが・・よみがえりました。
としお「まだ・若うて・堅さも残ってるが・スモーキー・フレークの効いた・しっかりした味じゃい・・」
マツサン「英一郎・・あの・・樽じゃ」
樽を空け・・研究室・へ持ち込みます。
ウイスキーを眺め・・飲みます。



社長室では鴨居がウイスキーをまさに飲もうとしています。
英一郎「どうです」
鴨居「うん・・これが、工場長の結論か・・ええじゃないか・・
しかし、スモーキー・フレーズが強すぎる・・ような・・」
マツサン「スキー・・少のうしたんです。これで、勝負してくらあさい」
鴨居「難しいさけやのう・・けど・・とこか・面白い。
これで行こう。
早速商品開発部へ・・動いてくれ」
マツサン「ありがとうございます」



早速工場では社員を前に
マッサン「出荷じゃー。出荷するぞー」
としお「ホンマでっかー・・・よし・・お前ら・・いよいよ出荷ジャー・・急げ」
父「日本ではじめての・・男になるんじゃろうが・・・・」
「夢だけは忘れるなよ。ウイスキー造りだけはわすれるな・・」
「日本で初めてというのは、気分いいな。あんたのウイスキー造り手伝わせてもらう・・・」
エリー「マツサン、日本ではじめての男になる。
世界一うまいウイスキーを造る。
早く飲みたい。
私に一番に飲ませてくれる。
あー・・やったあー」
こうして国産ウイスキーが誕生することになったのです。
明日の連続テレビ小説 マッサン(77回)をお楽しみに・・

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ありがとうございました。ecarkimi

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朝ドラ「マッサン」(77回)ストーリー感想は、梅子「あんた・・勤務中やろうが・・飲んだら・アカン・・アカン」 [朝ドラ「マツサン」]

今朝の連続テレビ小説 マッサン(77回)は、
視聴率20%超えのNHK連続テレビ小説 マッサンの主題歌、
歌手の中島みゆきが10月29日に発売したシングル
『麦の唄』
が発売初週で1万5000枚を売り上げ、
11月10日付週間シングルランキングで初登場5位を獲得しました。
中島みゆきによるシングルのトップ5入りは、
2003年8月4日付で4位を記録した
『銀の龍の背に乗って』
以来11年3カ月ぶりとなります。
同シングルの表題曲「麦の唄」は、
放送中のNHK連続テレビ小説
『マッサン』
の主題歌となっていますね。



さて、
マツサン「スモーキー・フレーズ・・少のうしたんです。
これで、勝負してくらあさい」
鴨居「難しいさけやのう・・けど・・とこか・面白い。
これで行こう。
早速商品開発部へ・・動いてくれ」
マッサン「出荷じゃー。出荷するぞー」
ウイスキーがなみなみと注がれています。
何年物のウイスキーでしょうか、
琥珀色に輝く液体は樽に寝かされていきしたが、
今たたきおこされてしまいましたね。
マツサンも心配そうに注がれる琥珀色のウイスキーを眺めています。



マツサンの家では
エリー「マツサン・・あけて」
マッサン「ほい・・よっしや」
エマ「うわー」
マッサン「はははは・・エリー」
とマッサンはウイスキーをエリーのグラスに注ぎました。
エリー「ウイスキー・・スコットランドで・・ドリーム、ファースト・ジャパニーズ・ウイスキー」
と言ってたまっさんの言葉が思い出されます。
マッサン「ウイスキー造ったり・・皆を引っ張りまわしたり・・
あきらめたほうがいいんかいのう」
エリー「違う・・マッサン間違ってない」
マッサン「わしらは、この日本で・・
日本がギューッと詰まったウイスキーを造ってみたいんや。
わしらの夢が現実になるんじや。エリー・・なんでー」
エリー「ははあー・・やつと・・出来た。
マッサンの夢・・メイドイン・ジャパン、おめでとう・・」
と感激の余り涙がこぼれそうになりながら・・うなづくエリーでした。
マッサン「ありがとう・・みんな、エリーのおかげじゃ・・ありがとう」
とエリーにあたまを下げるマッサンです。
エリー「ははー・・」
とえりーは・・いい笑顔になったり・・感激の余り涙顔になったりしています。
エリー「食べよう・・」
マッサン「かんぱい・しょうか」・・「かんぱい」
と三人で祝杯を挙げました。
ウイスキーを飲むマッサンとエリーです。
マッサン「どうじゃ・・」
エリー「おいしい。本間にうまい・うまい」
マッサン「うー・うまい」
エマ「エマも飲みたい」
マッサン「う・はははは」
エリー「よかった・・ホンマによかった」



通りにはウイスキーの看板が建てられ人だかりが出来ています。
主人「おー・・これか・マッサンのウイスキーは」
キャサリン「目覚めよ・ウイスキー・はくらいのウイスキーは去りぬ・・・」
梅子「文句・・わしが・・考えたんよ」
と賑やかな会話です。



鴨居商店では鴨居社長が社員に訓示してます。
鴨居「今日という日はひとつの通過点や。
今日からまた・新しい船出やと思い果敢に努力をしてもらいたい。
これからもしっかりウイスキーを仕込んでいってください。
宜しくお願いします・・・・」



一方広島の実家では
妹「こうてきたよ・・おにいちゃんのウイスキー」
父「おー、皆で飲んでみよう・・」
母「うちは・・そげなもん・・飲まん」
妹「お母ちゃん」
母「何で、造り酒屋が・なんで・・一家そろうて、ウイスキーなんぞ飲まんならんじゃ。
のう、まさし・・そもそも、雅治が持ってくるのがスジじゃろう。
それまで飲まんでいい・・のう・・まさし」
父「はははー、酒がまずうなる」
と相変わらずのへそまがり振りを発揮している母です。



一方・こひのぼりでは早速ウイスキーのお披露目が賑やかに
梅子「あんた・・勤務中やろうが・・飲んだら・アカン・・アカン」
巡査「アカンか」
主人「ソリャーあかんわ」
キャサリン「ウイスキー、完成おめでとう・・乾杯・・」
マッサン「どげな・・です」
巡査「どんな・・味や」
キャサリン「これは・・ドウナン・・」
主人「ちょつと・・これはー」
キャサリン「煙くさい・・んや」
マッサン「それが・・ウイスキー・・や」
主人「おおーうまい・うまいー」
キャサリン「おー・・うまいなー・・うまい」
マッサン「へへへ」
しかし様子が変でした・・誰一人本気でうまそうな顔してません・・。




帰り道・・マツサンは大工の新ちゃんに会います。
新ちゃん「おー・・マツサン、ウイスキーのんだで・・ウイスキー」
マッサン「飲んでくれたんか。どう・・じゃつた」
新ちゃん「あれは・アカン」
とひとこと言い残し去っていきました。
これが本音でしょうね。
世の中の景気が悪化し・・発売から半年がたちました。
鴨居商店のウイスキーはまったく売れませんでした。
マッサン「ホンマにスミマセンでした。今、出来ることは精一杯したつもりです」
社員「20年後じゃつたら・・」
鴨居「間違い・・あらへん・・わての見込みがあまかったんじゃ。
日本人の舌は、われわれの想像以上に肥えていた。
もっともっと、日本人の舌に合わせんと売れんということじゃ。
わてらの方からお客に歩みよらんならん。
マッサン、もういっぺんやってくれるな」
マッサン「今・・まだ、次のことは考えられません。
ちいと・・時間もろうていいですか」
鴨居「たよりにしてるでー」
と鴨居に言われ・・寂しく社長室を出るマッサンでした。



工場の研究室で一人・・研究するマッサンです。
としおはジッと心配そうに見ています。



帰宅し・・縁側に一人座り・・寂しく・元気なく・ウイスキーを飲んでいます。
エリーがそっと近づいてきました。
エリー「ど・・したの」
マッサン「わからん」
エリー「何が」
マッサン「これ以上・・どうすりゃいいんじゃ。
どげな・・ウイスキー造ればいいんか」
エリー「・・大将も・・苦しんでる。会社とウイスキーを守るため・・」
マッサン「そげなこと・わかっとる」
エリー「大きな声ださないで」
マッサン「スマン」
と慰めにもなりませんでした。



鴨居商店では
「本日までの鴨居のウイスキーは、目標の一割程度の達成になると思われます」
「太陽ビールもですが、残念ながらビールの売り上げ・・こちらも厳しい様子です。
あけぼのびーる、にちりんびーるに及びません。
同時発売したウイスキーのあおりかと思います。
やはり、日本人には煙くさいウイスキーは受け入れられん言うことです」
マッサン「そげな・こと・・・」
「今、大事なのは・・」
「輪手の責任や・・わしは、工場長の報告をつぶさに受けてきた。
責任はわしにある。次・行こう。わが社の2番手である・・工場ごと売却するんや。
その資金でビール事業を改める。
太陽ワイン・・を発売するんや。
太陽ビールとウイスキーにつぎ込むんや。
日本にウイスキーを定着させるにはそれしかない。
太陽ワインの名・・が残っているうちに次を売りだすんや」
と鴨居は次の戦略に打って出ました。
明日の連続テレビ小説 マッサン(78回)をお楽しみに・・

本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecarkimi

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朝ドラ「マッサン」(78回)は、「お客・本物の味がわかる人にのんでもらえばいい・そう思うてます」 [朝ドラ「マツサン」]

今朝の連続テレビ小説 マッサン(78回)は、
社員「無理して、ウイスキー売るからじゃ・・・」
マッサン「おい・どうしたんじゃ」
社員「弟が・・首になったんじゃ・・
タックスホンダで働いてたんじゃが、工場ごと売却された」
としお「大将・・わしらのこと・・道具としか、考えとランのじゃけんのう」
英一郎「おはようございます・・どないしたんです」
としお「しごとじゃー・・仕事じゃー、どけー」
と朝から険悪な雰囲気です。



マツサンは研究室でひとり考えています。
鴨居「もっと・・もっと、今の日本人に合わせたウイスキーにせんと・・売れんのじゃ。
わしらのほうがお客に歩み寄らん・ならん」
マッサン「もう・いいんです」
としお「好きにすりゃいいんです。
あの・大将に何言われようが、
わしゃ・お坊ちゃまのウイスキー造り手伝うように言われて・来たんじゃ、
広島のだんなさんから・・
できん・・いうんじゃつたら・・ここにいる意味ありゃせん。
だんなさんが広島の水で、伏見の酒に負けん・・
うまい酒を作る言うて、信念を絶対に曲げんかった。
だから、わしや・・ついてきたんじゃ。
ものづくりしんさるんなら自分の信念貫いてください」
マッサン「とし・にい」
としお「わしや・好きじゃつた、あの大将に、出来ませんいうて・・
胸がスーッとしましたねん。
じゃけん、絶対にその信念曲げんといてくらあさい」
マッサン「とし・にい・・・」
としお「わしや・・こう見えても、お坊ちゃまの見方ですけん」
社員「わしも」
社員「わしも・です」
社員「工場長の作りたいウイスキー造ってください」
マッサン「皆・・ありがとう」
と工場の皆から励まされるマッサンでした。



マッサン「わしや・・ズーッとかんがてました。
鴨居ウイスキーが何で売れんか・・結論はわかりません。
わしは、精一杯やってきた。
今でも・そう思うてます。
実際旨いウイスキーが出来た。
現実として考えられるのは技術が未熟じゃつた・・」
鴨居「そや・無い・・スモーキー・フレークや、まずは、煙臭さを取り除いて・・」
マッサン「それは、出来ません。わしは、信念を曲げとうありません」
鴨居「信念・・」
マッサン「自分がスコットランドで学んだウイスキー造り・・」
鴨居「お前は、誰のためにウイスキーつくるんや。
お客に喜んでもらうためちがうんか。
ウイスキーはうれへん」
マッサン「お客・・本物の味がわかる人にのんでもらえばいい・・そう思うてます」
鴨居「ホナ・・売れんでもいいんか」
マッサン「造った商品・・売れる商品つくるんは賛成できません」
鴨居「もうええ・・お前にはタノマン」
英一郎「お父さん・・お父さん・・」
マツサンも大将も真剣にぶつかりましたね。



工場に鴨居社長が来客と一緒に来ました。
教授「おー、たいしたもんてすなー」
教授「さすが鴨居さんや」
鴨居「ありがとう・ございます。ごくろうさん」
工場では・・・たのしい我が家・・という歌が大きく響き渡っています。
としお「やかましい・・」
としお「何をうとうとるんじゃ・・」
狭いながらも・・・・・たのしい我が家・・という歌が大きく響き渡ります。
としお「バカタレ・・もう・・」
鴨居「工場長はまだか・・ほな・・待たせてもらうわ。
あー、紹介するわ・・
こちら、今日からこちらに来てもらう・・京都帝大の久我山先生や・・」
教授「宜しく、色々とお助けください・・」
鴨居「おー、工場長」
マッサン「何・しとん・・」
鴨居「京都帝大の久我山先生や・・蒸留の知恵者や」
教授「久我山と申します」
鴨居「新しい感覚で、ブレンドしてもらおう・・おもてる」
マッサン「ブレンド・・わしのウイスキー」
鴨居「何処にお前のウイスキーがあるんや。
ここにあるんは鴨居商店のウイスキーや。
ほな・・頼んだテー」



社員があわてて駆け込んできました。
社員「工場長・・たいへんでやー」
どうやらストライキが始まったようです。
としお「でていけー・・立ち入り禁止じや」
社員「ほら・・でていけー」
マッサン「とし・にい」
としお「わしらのもんじゃ。
大将や教授にゃ渡しゃせんぜー。
あんた・・卑怯じや、何で・訳のわからん先生など連れてくるんじゃ」
社員「そうじゃ」
バリケードをつくり本格的なストライキの様相です。
鴨居「なんとかせい」
バリケードの後ろでストライキを扇動するとしおにマッサンは
マッサン「としにい、落ち着いて・・つかあさい」
としお「これが・・落ち着いていられますかい」
社員「いい加減にせいー、豚箱にぶちこまれたいんかー、豚箱に放り込むぞー」
としお「放り込むんじゃつたら・・やってみい」
鴨居「お前ら・・全員・・解雇じゃ。
くびじゃ。
首になりたくないならすぐに出てこい。
工場長後は任せた」
と一旦落ち着いたかに見えました。



マッサンは帰宅しエリーと話してます。
エリー「皆・・首にならない」
マッサン「明日・・大将にチャントはなすから。
皆の生活だけは何としても守ってやりたい。
わし自身つらいわ、どうしたらいいんか・・」
エリー「どうして・・」
マッサン「わし自身、ようわからんのじゃ」
エリー「マッサン・落ち着いて・・話して」
マッサン「もうええ・・もうええいうとるじゃろ・・」
エマ「喧嘩やめて・・ニンジン食べる。
ご飯の前には・・食べヘン・・そおやから、もう喧嘩やめて」
マッサン「エマ」
エマ「ママ」
マッサン「ホンマじゃ」
エリー「ホンマ」
とエマが夫婦喧嘩の仲裁役に成長しました。



鴨居「そういうことにして・・」
マッサン「どういゅうこっちや」
鴨居「昨日の件は、自分のせいや、
工場のほかの人間には関係ないことにしてくれ・・
ということにしてくれと技師長の頼みや・・」
としお「お世話になりました。
お坊ちゃまは大阪に残ってください。
何があっても、
信念曲げたら男はしまいじゃ。
それがだんな様の教えです」
とバターンととしおはドアを閉めて去って行きました。
鴨居「お前は、どないすんのや。鴨居商店に残るんか・・。
うちに、若し、うちに残るんなら、営業に回れ、工場のほうは英一郎に任す」
と重大な決断を迫る社長です。



来週の連続テレビ小説 マッサン(79回)をお楽しみに・・
エリー「北海道・・」
マッサン「いいから・・早クー・・」
母「つらいコツばっかりいうて、あんた・世界一の嫁じゃ・・」

本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecarkimi

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朝ドラ「マッサン」(79回)感想は、わしも、そげなこと・・やってみたいんです [朝ドラ「マツサン」]

今朝の連続テレビ小説 マッサン(79回)は、
2015年が始まりましたね。
今年も宜しくお願い申し上げます。
マッサン「どうじゃ・・」
エリー「おいしい・・ホンマニ」
マッサン「そんなにおいしいか・・ホンマニ・旨い」
マッサンが日本発のウイスキーを造り始めてから9年がたちました。
しかし、
ウイスキーは全く売れません。
鴨居「スモーキー・フレークや、煙臭ささを取り除いて、味は日本人の好みに合わせたウイスキーを・・一緒につくろうやナイカ・・」
マッサン「それは・・出来ません」
鴨居「もうええ・・お前には・・タノマン」
としお「長い間、お世話になりました。お世話になりました。
お坊ちゃまは大阪に残ってください。
何があっても、念曲げたら男はしまいじゃ。
それがだんな様の教えです」
・・・・バターンと、としおはドアを閉めて去って行きました。
鴨居「お前は、どないすんのや。鴨居商店に残るんか・・。
うちに、若し、うちに残るんなら、営業に回れ、工場のほうは英一郎に任す。
当面、鴨居ウイスキーの営業に回れ」
マッサン「何で・・いまさら・・」
鴨居「ウイスキー・・お前は誰のためにウイスキーつくつとるんじゃ・・。
お客さんがおって・・初めて、わしらが造らせてもろうてんのや・・。
原料も買えん、社員の月給も払えん、会社はつぶれてしもうんや」
マッサン「旨いウイスキー・・」
鴨居「・・で何や、何を求め、お客がどんな顔して飲んでんのか・・。
商売言うのがどんなに大変か、四国でも、九州でも、うちの営業が届いていない処でお得意さんつかんでこい」
鴨井社長の言うことはもっともですね。
ややもすると、専門の職にある人はおおうにして営業のことは無頓着なことがあります。
今のマッサンもそのような状況なのでしょうね。
二人が違う目で研鑽していくことになるの・・か・・どうでしょうか。



こひのぼりでは
主人「まー・・簡単にいや・・大将に捨てられたんやな・・首にならんでよかったのう」
マッサン「わしや・・首になったほうがよかったんじゃ」
キャサリン「マッサン、エリーとエマを食わしていかなならん・・営業はどこに」
主人「わしは、男が8人兄弟や・・」
桃子「それこそ・・何・・いわんや・・」
キャサリン「エリーとエマちゃん・・・とにかく・・しっかりセナ・・イカンぜ」
桃子「のんびりと、九州いきたいなー」
マッサン「わしや・・北海道じゃ・・」
キャサリン「マッサン、営業には向いてないの、よう解る」
マッサン「それは・・」
主人「愛想笑い・・してみい」
キャサリン「それは・・愛想笑い・・とは違う・わい・」
主人「愛想笑いとは・・こうやるんや」
桃子「違う・・違う、こうやるんや」
キャサリン「もうーーやめとけー」
といつもの通りの・・大笑いになりました。



自宅では
マッサン「営業に回れ・・・言われた」
エリー「どうして・・」
マッサン「大将の命令じゃ・・、つくりとうないウイスキー造るより・・マシじゃ・・わしや」
エリー「マッサン・・落ち着いて」
マッサン「わしゃ、おちついとるわい」
エリー「やけに成る・・前に・・」
マッサン「・・営業、いっぺんやってみよう思うてる」
エリー「マッサン、ウイスキー売る・・・。出来ないでしょう・・」
マッサン「エリー・・、こうやって、愛想笑いで・・うるんや」
エリー「うふふふふ・・、気持ち悪い・・」
マッサン「なんじゃとー、まー、とにかく、わしのウイスキー飲んでお客さんがどんな顔すんのか・・見てみんのじゃ・・北海道はどうじゃろう・・、北海道の人じゃつたら、ウイスキー旨い言うてくれるかも知れん」
エリー「マッサンのウイスキー・・おいしい・・言うてくれるの・・」
マッサン「よっしゃ・・北海道行にしよう」
エリー「北海道・・なんで・・そんな遠くに・・」
と心配しているエリーですが、マッサンは決めたようです。



社長室で鴨居と英一郎に向かってマッサンは
マッサン「北海道、気候や土壌が会いそうです。スコットランドに似とるそうです。しかも、ビールがよけい売れています。北海道の人には、新しいウイスキーのよさがわかってもらえる思うて・・」
鴨居「それだけか・・」
マッサン「ハイランド・ケイトの創業者は世界中を回って、とにかく飲んでみてください・・。と云い世界中の町にウイスキーを置いていったそうです。
うわさは、すこしづつ広がって、今は、世界中の人に飲まれています。
わしも、そげなこと・・やってみたいんです」
鴨居「よし、しっかり売ってこい。ただし、お得意さんが出来んかったら、鴨居商店に居所はないと思え」
とマッサンの北海道行きは認められました。
鴨居「あの・・イノシシ、よっぽど、北海道に未練があると思うとるんじゃな」



大きな荷物とのぼりを背負ったマッサンは北海道へと一人出発します。
マッサン「いってくるなー」
エリー「まかしときー、ハイ、お弁当」
バグしあう・・エリーとマッサンにエマも
エマ「エマも」
マッサン「ホイ・・じゃ、いってくるけん、おりこうさんにのう」
エリー「いってかえってー」
エマ「バーイ、シー・アゲイン」
マッサン「そいジャー」
エリー「頑張ってー」
こうしてマッサンは北海道にたぴ立ちました。
汽車の中から・・まずは・・小樽じゃ・・と地図を見つめています。



キャサリン「とうとう・・マッサン、北海道行った」
エリー「うん」
梅子「営業に回されたん」
キャサリン「けど・・マッサンに愛想笑いできる」
エリー「マッサン・・大丈夫・・」
キャサリン「マッサンの愛想笑い・・こんなんかー」
梅子「ほな・・こうかー」
エリー「おほほほほ」
梅子「エマ・出来る・・出来ない・・必ず出来る」
エリー「とにかく、マッサン、北海道で頑張って、元気で帰ってくる」
キャサリン「あんた・・」
エリー「笑うかどには福来る」
梅子「そういえば、暫く、姑さん見てないねー」
桃子「うわさをすれば・・」
キャサリン「やめときー、そげなこと・・ないじゃけん」
梅子「うん・・うん」
そのとき
郵便「電報です」
郵便「こちらです」
エリー「ありがとう・ございます」
電報用紙をキャサリンに手渡すエリーです。
キャサリン「ハハキトク スグ カエレ スミレ」
との電文でした。



鴨居社長を訪ねたエリーです。
鴨居「そうですか・・そのさきは、万が一立ち寄った際は・・・」
エリー「ありがとうございます」
鴨居「小樽の役場に立ち寄ったまではわかったんじゃガ・・この後、マッサンから連絡あるまでまつのかー」
エリー「私、スグ・・広島に行きます」
鴨居「広島に向かう・・気い付けテナー」
エリー「ありがとうございます」
明日の連続テレビ小説 マッサン(80回)をお楽しみに・・
エリー「北海道・・」
マッサン「いいから・・早クー・・」
母「つらいコツばっかりいうて、あんた・世界一の嫁じゃ・・」
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ありがとうございました。ecarkimi

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朝ドラ「マッサン」(80回)ストーリーと感想は、モリノ・クマトラ「何だー、うめくねえのかー」 [朝ドラ「マツサン」]

今朝の連続テレビ小説 マッサン(80回)は、
鴨居「連絡取れ次第、用件伝えておくけど・・・、エリーちゃん、どうする・・マツサン、待ってる」
エリー「私、広島行きます」
鴨居「そないしい・・荷物、持って行くさかい・・」
エリー「ありがとうございます」
鴨居「気いつけてな」
と広島に向かうことになったエリーです。



広島の実家では
医者「よう・・どうなるかと思ったが、なんとか峠は越えたようですな」
母「うちは、いつまで生きるんや」
姉「お母さん」
母「自分のことは、自分がよう解る」
医者「そげな・・憎まれ口利けるようじゃ、大丈夫じゃ。 
デモ・・油断はいけませんぞ、気いつけて・・だいじにな」
姉「お母さん、解った・・、養生せにゃいかんよ、あげな・・優しい心のひとは・・」
エリー「奥さん、エリーさんが・・お見えになりました」
母「なんでー」
姉「うちが・・電報うったんよ」
母「よけいなことして、エリーちゃんが来たら、しまいじゃ、うちは・・・」
父「オーオー、来てくれたんか・・」
母「エリーちゃん、うちは・・死ぬるわー・・」
姉「お母ちゃん・・昨日は、口もきけんじゃつたんよ」
母「エマ・・エマ、こっちやこい・・、まー、大きゆうなったなあ」
姉「お兄ちゃんは・・」
エリー「マッサンは、今・北海道です」
姉「北海道・・・」
と何とか鬼の姑は持ち直したようですね。



一方、
マツサンは・・北海道でウイスキーの販売をしています。
マッサン「北海道・・広すぎじゃ。アーアー、一本も売れんし。
ウイスキーいかがですかー・・、アカン・あかん・・どうしょう・・ウイスキー買ってください」



母「アカン・・ウイスキー・・まずい」
姉「お母さん・・いつ飲んだの・・」
母「ノンドランよー、本当にまずい云うたんじゃ。
エマ、金平糖あつけん・・シゲ爺に出してもらいーんしゃい」
エマ「金平糖・・」
シゲ爺「そいじゃ・・爺と一緒に行きましょう」
姉「お姉ちゃんと一緒に、買い物に行きましょう・・」
母「エリーちゃん、雅治と話しおうたかい・・広島に帰ってくると・・」
エリー「それはー・・・」
母「ウイスキーなんて・・まずい・・そんな、鴨居商店なんてつぶれるわい。
あんたらはいいけど、エマのことは考えてやらならん。
現に、ウイスキーは売れんかったろう」
エリー「ウイスキー・・でも・・マツサンあきらめません。私も、あきらめません」
ゴホゴホ・・・・・と咳が止まらなくなりました。
エリー「お姉さん、レモンある・・」
姉「レモン・・」
エリー「咳・・止まる薬・・ホット・ト・・ク、スコットランドではこれ飲む、咳が出る・・皆・・止まる」
シゲ爺「ウイスキー・・もってきたでー」
エリー「ありがとうございます」
早速、エリーは、ウイスキーに輪切りにしたレモンをいれて暖めました。
姉「おー、ホット・ト・・クいう薬じゃてー」
エリー「身体の中、温まります。汗をかく・・咳が止まる」
シゲ爺「ほう・・しょうがトウみたいなもんですかいのー」
姉「お母さん、エリーちゃんがつくってくれたんよ」
母「わしや・・イラン」
姉「咳止めの薬じゃて・・、レモンとウイスキーを混ぜた薬じゃけ・・身体にはいい思うよ」
母「わしや・・イラン、イラン云うとるじゃろうが・・」
エリー「ここおいときます」
母「イラン、イラン云うとるじゃろうが・・」
姉「ホン・じゃねー」
ヒネクレ者の姑も気になって・・そーつと・・ホット・ト・・クにてを伸ばします。
母「すいー」
一口飲ましたが・・本当に・・まずそうでしたが、まだ・・一口の見ました。
母「あー、まずい」
とすこしづつ飲んでいます。
様子をエリーと姉が伺っています。
エマ「どうしたノー」
エマが突然帰ってきます。
エリー「しーっ」
今度は、布団から起きました。そして、本格的に飲みます。とうとう飲んでしまいました。
最後は、レモンもパクリと口に入れてしまいました。
母「はあー・・まずい・・」



そのころ・・マッサンは
マッサン「ウイスキー・・こうてくれとは云いませんが、一口飲んでみて・・くらあさい・・」
通りすがりの人「タダでいいのか・・」
マッサン「さあー・・飲んでみて・・くらあさい」
何人か、人も集まりだしました。
通りすがりの人「止めとくベー」
マッサン「へいへい・・北海道の風土にようおうとるでしょう・・」
通りすがりの人「タダなら・・いいべ゛―」
通りすがりの人「うへー・・まずい。薬のほうがまだましじゃ・・」
マッサン「北海道の人は、舌がどうかしとる・・」
モリノ・クマトラ「アンちゃん・・行商カー、何処から・・来たんジャー」
マッサン「へい・・大阪です・」
モリノ・クマトラ「何・売ってるだー」
マッサン「ウイスキーです」
モリノ・クマトラ「ウイスキー・・ウメえのか」
マッサン「いやー・・」
モリノ・クマトラ「何だー、うめくねえのかー」
マッサン「・・あげなウイスキーとは・・違います・・」
モリノ・クマトラ「何・・云ってるのか・・さっぱりわからんのー。
そりゃうめえのか。
九州でも北海道でも旨くないものは・・旨くない・・じゃろー。
ウメえのか・・うめくねーのか・・のどっちかじゃろう。
うめくねーもんは、うめくねーじゃろう。おりやー、東京も大阪も行ったことがねー」
マッサン「そげな・・話じゃない」
モリノ・クマトラ「親の代から・・ズーッと日本酒一筋じゃ」
マッサン「まーまー・・ソゲなこといわんと」
モリノ・クマトラ「わしのおとうは、大酒のみで浴びるほど酒飲んで身体壊してしもうて・死んでしもうた・」
マッサン「わしや、あの酒・売ってしまわんと、会社首になってしまうんで・・」
モリノ・クマトラ「そりゃーたいへんじゃのう。で・・どこの出身じゃ」
マッサン「広島です」
モリノ・クマトラ「田舎もんじゃのう・・」
マッサン「北海道の人に田舎もん・・いわれとうありません」
モリノ・クマトラ「わしや・・生まれたのは、アイズじゃ。 
それから・・青森、秋田、山形・・と渡り歩いて、そしてまた、北海道に帰ってきたのじゃ」
マッサン「どうでも・・いいですけどねー・・」
モリノ・クマトラ「おら・・アイズの侍の倅じゃ・・」
マッサン「わしゃ・・広島のつくり酒屋の倅じゃ」
モリノ・クマトラ「酒蔵の息子か・・なんで・・酒蔵の息子が西洋の酒・・なんぞ、うっとるんじゃ」
マッサン「わしゃ、
ウイスキーにほれ込んでます。
命を賭けてみよう思ってるんです。
新しい時代をつくるんや・・・買うてつかあさい」
モリノ・クマトラ「名前は・・」
マッサン「亀山」
モリノ・クマトラ「わしや、モリノ・クマトラ、明日、与一に帰る。
大酒のみがいっぺえあつまるけえ・・ついてくるかい」
マッサン「与一・・どこですか」
モリノ・クマトラ「隣の町じゃ。歩いたら、5時間かかる」
マッサン「5時間歩くんですか」
モリノ・クマトラ「へへ・・汽車じや・・たまげるこたネーたい」
このモリノ・クマトラさんとの出会いがマッサンの運命を大きく変えることになります。
モリノ・クマトラ「あー・・こっちだ・・こっちだ」
店員「いらっしゃいませ」
モリノ・クマトラ「荷物・・まとめとけー。
やっはー、お茶は、お姉さんでないとねー」



明日の連続テレビ小説 マッサン(81回)をお楽しみに・・
なんか・・りんごがキーワードになるそうです。
マッサン「いいから・・早クー・・」
母「つらいコツばっかりいうて、あんた・世界一の嫁じゃ・・」
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朝ドラ「マッサン」(81回)感想は、クマ「これ位で・・弱音はいたら、新しい時代つくれんわい。あの山・・越えたら・・そこがわしの家じゃ・・海・・俺の仕事場たい」 [朝ドラ「マツサン」]

今朝の連続テレビ小説 マッサン(81回)は、
ごほごほほほほと咳が時々ひどく出ます。
エリーの作った、ホット・トデイのおかげで母・早苗はだいぶよくなりました。
食欲も出たようです。
姉「ホット・トデイエリーさんがこさえてくれたんよ、ええ加減、認めてあげたら」
母「わしや、読めとして認めるわけにやいかん」
姉「あげてやったら・・雅治が帰ってきたら・・祝言・・」
母「・・そんな」



一方、
マッサンとモリノ・クマトラは与一に向かって5時間はかかるという道なき道を歩いています。
クマ「ははははは、いい若いもんが何しとるんかー」
マッサン「わしゃ・・これ・・重うて・・」
クマ「これ位で・・弱音はいたら、新しい時代つくれんわい。あの山・・越えたら・・そこがわしの家じゃ・・海・・俺の仕事場たい」
マッサン「海・・漁師さんですか」
クマ「いいから・・さっさと早く歩け」
マッサン「クマサン・・クマサン・・」
と言いながら重い荷物をしょって後をついて行くマッサンです。



母「ごほほほほ」
と咳をする母・早苗をそばで背中をさすりながらいたわるエリーです。
エリー「お母さん・・」
母「大丈夫・・大丈夫じや・なんも心配いらん・・はあー・・、うちわなあ・・あんたを初めて見たとき、魔女かと思うた」
エリー「魔女」
母「肌の色は真っ白で、髪の毛はキンキラ金色なんで、うちなあ・・広島から一歩も出たことなかったじや。小さいときからこの土地で育って・・異人さんみたんは・・あんたが初めてじゃ。はははははは」
エリー「はは・・はじめ・・お母さんに会ったとき、デブンだと思った」
母「デブ・・」
エリー「デブ・・じゃない・・でぶん」
母「で・ぶ・ん・・」
エリー「ううん・・でも、ちょっと違う、たぶん・・鬼・・みたい・・チョツトわかった」
母「鬼は言いすぎじゃ」
エリー「だけど・・鬼・・じゃなくて、息子・愛する、お母さんじゃった・・と解りました」
母「あんたが、どない頑張っても、日本人にゃなれん。箸も使えるようになって、着物を着ても、この国におる限り・・あんたは日本人にはなれんたい。というたんは、あれは、芝居たい・・嘘なんじゃ」
エリー「わざと・・」
母「ははは・・」
エリー「だけど・・マッサン思う気持ち嘘じゃないでしょう。だから、私・・マダマダいい嫁になってない・・だから、もっともっと頑張る。どうぞ宜しくお願いします。これからもズーツと頑張る」
母「エリーさん・・エリーさんはいい人間じゃ。世界は広いのう・・世界は広い」
エリー「世界は広い。だけど・・狭い行きたいトコには、何処でもいける」
母「たいしたもんじゃ・・2ヶ月も船に乗って、こげな国に来て・・うちは、考えられん」
エリー「お母さんも・・行こうと思えば、何処でもいける」
母「無理じゃ・・」
エリー「どうして・・」
母「そげーな・・勇気はねー、時間もなかー」
エリー「お母さん・・また・・元気になる。スコットランド来てください。私のお母さん紹介する」
母「そりゃー・・おうても、英語しやべれんけ・・挨拶も出来ん」
エリー「ううん・・それ・・問題ない・・ハロー・・こんにちは」
母「はろー」
エリー「ありがとう・・サンキュー」
母「サンキュー」
エリー「さよならは・・グッバイ」
母「グッバイ」
エリー「そう・・その3つ覚える・・キット大丈夫、無理じゃない」
母「たいしたもんじゃ、エリーさんは、異国に来て、異国の言葉覚えて・・」
エリー「マッサン・・マツサンがいてくれる・・」
母「あの・バカタレの何処がいいんじゃ・・」
エリー「くすん・・マッサン、一生賢明・・守ってくれる。あと・・すこーし・・オッチョコチョイのところ・・ネ」
母「あんなー・・・ごほほほほ」
エリー「のど・・痛みます・・もー・・行きましょう」
母「ごほほほほ・・・」
と咳がまだどまらないようですね。



マッサン「でかい・・・こりゃあー・・でかすぎるわい」
クマ「あそこ・・越えると、おらの家じゃ」
海岸線を悠然と歩いていくクマさんの後をついて行くマッサンです。
暫くするとにぎやかな集落が見えてきました。
マッサン「何の・さわぎじゃ・えらい騒ぎじゃのー」
漁師「おおー・・おやかたー」
クマ「それ、土産じゃ、しことは・・はかどっとるかー」
漁師「今日は・・こうこう・・です」
クマ「したら、今夜、厄払いとすっか。酒・・酒買って来い」
漁師「へい」
マッサン「何の魚じゃ・・クマさん・・クマさん」
クマ「これが・・おらの家だ。俺はこのうちの殿様じゃ。これは・めおいが建てた城じゃ」
漁師「新人のやんしゅうですか」
マッサン「ヤン衆」
クマ「本州から・・、出稼ぎに来た人のことじゃ。ニシンで稼ぎにきたんじゃど。おい・・亀の荷物持ってやれ」
マッサン「大丈夫じやけん」
クマ「今・・けえったぞー」
マツサン「親方・・親方・・いいにしんじゃー」
花「お父さん・・お帰りなさい」
クマ「おー・・娘のハナじゃ」
花「森の花です」
クマ「どうじゃ・・嫁にもろうてくれんかー」
マッサン「イヤー・・わしや、所帯持ちジャケン」
クマ「冗談・・冗談じゃ・・なに・・赤くなってんだー。小学校の先生やってんだー。花・・飯だ。ほい、ボサーットしてないで早くあがれ」
とマッサンを招き入れるきさくなクマでした。




一方、
大阪では鴨居がエリーに電話しています。
鴨居「小樽の知り合いに、片っ端から連絡しあたったんだけど・・まだ連絡つけへんのよ・・」



花「おかわり・・お持ちしましょうか」
マッサン「いや、もう・・大丈夫です」
クマ「どうじゃ・・与一の・・ニシンは」
漁師「急げ・・急げ・・」
漁師「ヨイショ・・ヨイショ・・」
と見た事も無いような・・酒の大滝が人力車で担ぎこれました。
クマ「酒・・届いたぞー・・・皆・・ついだかー」
大樽から枡に酒を豪快についで行きます。
クマ「あんたも・・飲め。みんなー、今年もご苦労さん。漁の間、酒も博打も断ったおかげで、今年も大漁じゃ。今夜は無礼講じゃ・・、かんぱーい」
漁師「カンパーイ」
ぱちぱぱちぱち・・と拍手が沸きおこりります。
遂にクマがソーラン節を歌いだしました。
クマ「ヤーレン・ソーラン・・・・・・・どっこいしょ・どっこいしょ」
漁師「あー。。はははははは」
とにぎやかに・・酒盛りです。
マッサンも、顔がほころんでます。



明日の連続テレビ小説 マッサン(82回)をお楽しみに・・
マッサン「いいから・・早クー・・」
母「つらいコツばっかりいうて、あんた・世界一の嫁じゃ・・」
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本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecarkimi

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朝ドラ「マッサン」(82回)感想は、エリーは母・早苗の看病をしています [朝ドラ「マツサン」]

今朝の連続テレビ小説 マッサン(82回)は、
漁師「あーははははは」
とクマの番屋で無礼講のドンちゃん騒ぎがズーーッと続いています。
マツサンはくたびれたのか・・飲みすぎたのか・・ダウンして寝ています。
漁師「いえーい・・・・・わっはははは・・」
漁師「えへへへへ・・・ヤーレンソーラン・・・」
余りのドンちゃん騒ぎにめを覚ましますが、
マッサン「あー・・この歌・・いつまでつつくんじゃー」
花「皆・・特別な手当て貰って、国へ帰るの・・皆・・もりあがっているの」
クマ「おー・・皆・・静かにしろー、紹介するの忘れてた。亀だー」
マッサン「鴨居商店から来た・・亀山雅治です」
漁師「何・・売りに来たんじゃ」
マッサン「ウイスキーです。ほな・・チイト・・待ってつかあさい」
クマ「これから・・ウイスキーの時代が来る。一本買うて行ってくれやー」
マッサン「花さん・湯飲みかりていかー。一口飲んでみてくらあさい」
漁師「ああー・・ありがとう」
マッサン「これが・・西洋の酒ですけんのー・・ほい」
クマ「カズ・・こつちや来い。これが倅のカズじゃ」
カズは・・ウイスキーを飲みます。
カズ「札幌で飲んだウイスキーとはちがうのー。こりゃー匂いがちがうな」
マッサン「あれは・・イミテーションじゃけん・・これは、正真正銘の大麦から作ったウイスキーです」
漁師「ほー・・・うわー・・なんだこりゃー」
マッサン「まま・・・吐き出さんとも・・」
漁師「こげな・・まずい酒・・飲めるか」
クマ「そんな・・まずいか」
漁師「親方・・ありゃー・・詐欺師じゃー。詐欺師の顔ジャー」
マッサン「詐欺師じゃなかー」
花ちゃんも一口飲んで見ます。
・ ・・・とたんに具合が悪くなり駆け出していきました。
マッサン「花ちゃん・・大丈夫か」
漁師「何じゃ・・やるかー」
マッサン「わしゃのう・・押し売りでも・・詐欺師でもないどー。やるかー」
漁師「やろうー。やるかー」
クマ「今夜は・・めでていさけじゃ。楽しくやろう」
マッサン「わしや、柔道初段じゃ・・」
クマ「カメ・・ウイスキーはおらが・・ぜんーぶ・・買い取ってやる」
マッサン「ありがとうございます」
クマ「おらには・・ニシンがついていてくれる」
マッサン「たすかったー。ありがとうございます」
と・・マツサンはクマさんに助けられました。



一方、
鴨居は電話でマッサンの情報を収集しています。
エリー「そうですか、何べんもスミマセン・・」
エマ「お父さん・・いつ来るの・・」
エリー「まだ・・連絡とれんて」
スミレ「心配じゃのう」
エリー「大丈夫・・キット・・大丈夫」



更に酒宴は延々と続いています。
漁師「・・・・ソーラー・・ソーラン・・・・」
クマ「おらの・・爺さん、アイズの侍じゃつたんじゃ。
だけんど、時代が変わって仕方なしに・・津軽海峡越えてきたんじゃ」
漁師「親方・・その話は・・100万遍きいた・・」
クマ「リンゴの木・・一本一本植えテナー・・やがて、実がなったら、台風が来て、みんな落ちてしもうた。
やけに成って親父は・謝金・それまで以上の大酒飲みに?そして、謝金がドン゛トン膨らんで・・?。
それで・・わしわ・・親父と大喧嘩して・・飛び出して、とにかく、この町はこの町は、夢の町じゃ」
マッサン「それで・・大もうけ」
クマ「ばかー、そんなに簡単にいくかー。
先祖がどうとか何も関係ねー、敗者が一杯の・・復活の町だ。
もう一度この町に来て、デケエ夢を持て」
マッサン「わしゃ・・ウイスキー・・一筋じゃ」
クマ「いいから・・飲め・・。全部・・忘れろ。早く飲め・・」
マツサンも一気に飲み干します。
クマ「ようし・・歌うべーー」
マッサン「さあー・・うたうぞーー、ほほー」
漁師「・・・・そーらん・ソーラン・・・・・せーの」
マツサンの胴上げも始まりました。



一方、
エリーは母・早苗の看病をしています。
タオルを絞って熱を冷ましてあげています、手もかじかんでいるのでしょう、手に息を吹きかけています。
顔もやつれた様子です。
母・早苗は眠っています。



クマの家では朝を迎えました。
トイレに起き出したマッサンは、外にあるトイレに行きます。
その窓から外を見ると・・霧が出ています。
マッサン「ん・・霧じゃ・・」
急ぎ・・外に出ました。
マッサン「あった・・」
更に駆け出しました。
川です、夢中で川に飛び込みました。
川で顔を洗います。
マッサン「おはははは・・・・うはははは・・・」
と童心に返って水遊びになりました。
白い息をはきながら
マッサン「あったどー・・うはははは」
クマのうちに帰ったマッサンは
マッサン「花ちゃん・・花ちゃん」
花「おはようございます」
マッサン「高台に上ってみたいんじやが・・、高台の方見たいんじゃ」
花「え」
花とマッサンは高台に上りました。
花「あれが・・与一川じゃ、橋の左側あたり・・の家がうちたい。その奥がリンゴ畑で、その向こうが大麦畑じゃ」
マッサン「あの 川の近くにビート・・でいたん・・があるはずじや」
花「デイタン」
マッサン「泥の炭・・じや・・。もういいわ・・行こう・行こう」
と森の中に入っていきました。
落ち葉を踏みしめると、じワーッと泥水が上がってきます。
ぬかるんでいる地面を掘り返します。
花「何・・してるんです・・」
マッサンは、手に泥を握り締め
マッサン「あった・・やっぱり・・ここじゃ。花さん・・ありがとう」



マッサン「色々お世話になりました。ウイスキーも全部買うてもろうて。ホンマニ助かりました」
クマ「おめえは・・いい漁師になれると思うたけどなー」
花「誰にでも・・ニシン漁師に・・というのよ」
クマ「うるせー・・、俺と俺の仲間達が世話してやっから・・そのときは・・必ずこいよ」
マッサン「ありがとうございます」
クマ「うん」
マッサン「はい」



スミレ「大将・・えー・・」
マッサン「スミレ・・お母ちゃん・・本間に病気なんか・・・」
スミレ「・お兄ちゃん・エリーさん・・」
エリーに電話を代わります。
マッサン「おー・・エリー」
エリー「アンポンタン・・もー」



明日の連続テレビ小説 マッサン(83回)をお楽しみに・・
マッサン「いいから・・早クー・・」
母「つらいコツばっかりいうて、あんた・世界一の嫁じゃ・・」
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本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecarkimi

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